usagipai
2025-04-05 20:07:20
2164文字
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トラン・ヴァニア(ヘルシング)


指輪
名前: トラン・ヴァニア(偽名ヘルシング)

絵文字:🐯
モチーフ:ヴァンパイア
年齢:40歳
性別:女性
身長:175cm
職業:教師、アドバイザー
戦闘能力:極めて高い
武器:指輪

一人称私
二人称 貴方

白フクロウのヴァンを常に連れているトラン
そしていい加減な大人
ベビースモーカーでありながら、「年齢」と「加齢臭」には敏感な自覚持ちという、どこか愛嬌のある人物

基本的にドライな性格で、情に流されることはないが、根の優しさを持ち合わせている。
子供のように無垢で、真っ直ぐなものにはなぜか弱く、照れ隠しのように「かわいいから好き」と言って憚らない。

弟子であるパレードやジョイさんには、社会で生き抜く術や護身術、処世術など、自分が持っている知識や経験のすべてを叩き込んでおり、ある意味で“教育熱心”な一面もある。

旅行が趣味で、世界中をふらふらと渡り歩くのが生きがい。
好物は赤ワイン──ただし血液の方が好き
腰に付けたポーチには様々なアイテムが詰まっているが、その中で一番大事にしているのは、相棒ヴァンのためのおやつボックスである。


能力

トランが扱う吸血魔法、それが『レ・ファニュ』
この魔法は、相手の体内に流れる血液を直接吸い上げ、致死量に至るまで奪い取ることができる強力な術である。

吸い取った血液はその場で利用が可能で、例えば──
• 敵の顔にぶっかけて、一時的に視界を奪う
• 隙をついて肉弾戦に持ち込み、急所を殴る
• 自身が傷ついたとき、その血を啜って回復する

といった戦闘スタイルを展開する。

彼女が着けているヴァニア家の指輪は、この『レ・ファニュ』で吸い上げた血を保管する機能を持ち、瀕死の際にはそこから自ら血を飲み、生き延びる術としている。

美しくも冷酷、実用的でえげつない。
それがトランの吸血魔法『レ・ファニュ』である。


過去

トランは、もともとナイアが売られそうになっていた人身売買所や、あくどいやり方で子どもたちを搾取していた孤児院など──人の人生を踏みにじるような闇の施設を裏で支配していた名家の生まれだった。
正義感や他者への思いやりなど、もともと彼女の中には存在していなかった。けれど、無垢な子供たちが“知らなかった”というだけで、家の利益のために闇へと沈められてきた事実。その現実を知ったとき、トランは激しい嫌悪と怒りに突き動かされた。
家に対する誇りも、情も、その瞬間すべて捨てた。
彼は一切の罪を洗い出し、それを世に晒して、両親を自ら警察に突き出した。
そしてその後──
彼女は「ヘルシング」と名を変え、姿を消す。
20歳から30歳になるまでの10年間。
彼女はかつて家が裏で運営していた闇の施設を、一つ残らず壊してまわった。
金の流れ、人脈、警察すら黙認していた部分までも、すべて暴き、破壊した。
それは償いでも、正義のためでもなかった。
ただ──“許せなかった”。
無知のまま、自分もその罪に加担していたという事実が。
そして、笑って暮らしていた“あの家”が。
己の過去に向き合い、全てを壊すことでしか前へ進めなかった。
それが、ヘルシングという女の「選んだ生き方」だった。

トランの体

トランの体には、彼女の祖先──かつて吸血を生業とする種族に属していた者の血が、今なお色濃く流れている。
その影響で、彼女は普通の人間とは一線を画す頑丈な肉体を持ち、致命傷にも強く、生存能力に優れている。

吸血種としての性質は今も残っており、血液を摂取しなくても生きていくことはできるが、血の“味”にはどうしても抗えないらしい。
理性がある時は抑えているものの、誰かが怪我をして血が流れると、無意識に「ぺろり」と舐めてしまう癖がある──もちろん弟子たちからはドン引きされている。
その後は毎度、「い、今のはセクハラに当たるのでは!?」と青ざめてしまうのがお決まりの流れだ。

血の利用価値

トランにとって血液は嗜好品であり、時に命を繋ぐ貴重な回復源でもある。
瀕死の状態で他者の血を飲むと、彼女の肉体は目覚ましい速度で回復し、再び立ち上がることが可能となる。
ただし、特に傷もなく健康な時に血を摂取すると、逆に“酔って”しまうことがある。
まるで酒に酔うかのように、顔が赤くなったり、ふわふわとした感覚に陥ることも。
人によっては「好きな味の血」があるらしく、好みはかなり個人差があるようだ。


指輪
トランがいつも右手の人差し指につけている指輪──それは、彼女の生家である「ヴァニア家」が代々守り継いできた由緒ある家宝であり、ヴァニアの血を継ぐ者にしか扱うことができない特別な遺物である。

トランが家を潰した際、あらゆる過去を捨て去ったが、この指輪だけは唯一、手放さなかった。
それは血縁の誇りではなく、“罪を背負う証”として、彼女が唯一守り続けているものなのだ。

この指輪には、特殊な機能が宿っている。
トランが吸血種としての能力『レ・ファニュ』を発動させた際、対象から取り出した血をこの指輪に“収める”ことができる。
彼女が瀕死の状態に陥ったときには、この指輪から血を取り出して自らに与え、命を繋ぐ術として活用している。