しまもこくろ
2025-04-04 23:46:38
972文字
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グンソーのお誕生日


月島とグンソーのお誕生日祝いで今日はピクニックに来ていました。桜が満開でとても暖かくて気持ちよくお祝い出来ました。
お弁当を食べたあとに少し2人で遊びに行くことにしました。(もちろん月島と鯉登の目が届くところです。)

白詰草のお花畑を見つけたショーイは
「ちょっと待ってろ!」
と言って何かを作り始めました。白詰草のお花は見る見る輪っかになっていきます。
「出来た!あのちょっと高い石の横で座ってくれ」
グンソーの手を引くとずんずん歩き出しました。
座ったグンソーの隣で石の上に立ったショーイは、
「お誕生日おめでとう、グンソー!ずっと一緒にいてくれてありがとう!!今日の主役だからな!」
と言って花冠を被せました。
「ありがとうございます」
グンソーは照れ臭いような嬉しいような複雑なお顔をしています。
(自分の誕生日にもしていた顔だ)
ショーイは嬉しくて微笑みました。
「今度はショーイがここに座ってください」
グンソーに言われるままにそこに座ると、
「これはお礼です、よく似合いますよ」
とたんぽぽのお花を髪に挿してくれました。
「似合うと思ってお花をくれたのか⁉︎嬉しい」
ショーイは満面の笑みを浮かべました。
「ありがとう!!今度は一緒に花冠も作ってみような」
と提案すると、
「せっかくなので今作り方を教えてもらっても良いですか?」
と言ってくれました。

近くのお花を摘んで渡しながらグンソーに作り方を教えていると、真剣な顔で花冠を作るグンソーに笑みが溢れてきます。次のお花を摘もうと足元を見ると四葉のクローバーを見つけました。
「絵本でみたことある!幸せになる葉っぱだ!グンソーのお祝いだな」
「!ありがとうございます。いいんですか?せっかく見つけたのに」
「だってわたしたちはずっと一緒にいるからな」
そう言うとグンソーは少し難しい顔をしました。これは照れている時のお顔です。
……そうですね、ではあとでこの花冠に編み込んでもらってもいいですか?」
「いいな!ではわたしにくれたお花も一緒に編み込んでくれ」
そうして出来上がった花冠を着けて、2人でよく似合ってると褒め合います。なんだか気恥ずかしいですが2人にとってとても嬉しい時間でした。
そのまま手を繋いで、待っている月島と鯉登の元に戻っていきました。