haru_haru0704
2025-03-25 19:57:50
759文字
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哥カカ落書き


「カカロ」
哥舒臨の呼びかけに、カカロは「ん」と短く返事をした。
カカロの視線は手元のデバイスに向けられたままであるが、哥舒臨は特段気にした様子もない。
「明後日、出陣から帰ったら。いいか」
「・・・ああ」
その約束は一瞬の内に取り交わされた。
あっさりとしたやり取りではあったが、心の内に情も熱も確かに存在するのだということを、彼らは互いに承知している。
哥舒臨はカカロが腰かけるソファに斜め後ろから近づいて、カカロの顎を掬い上げた。ちゅ、と触れるだけのキスを交わし、そのまま何事もなかったかのように離れようとした瞬間──
「えっ!?」
と、忌炎の素っ頓狂な声が室内に響いた。
「あ?何の用だ、忌炎」
「いや、ここ俺の執務室なんですが・・・それよりも!今のは何ですか哥舒臨さん」
「何って。キスだが」
ぎろりと睨みつける忌炎に、哥舒臨は呆れつつ答えた。
こいつまさか、勤務中にキスなんて!と怒るつもりじゃあるまいな?もしそうだとしたら、堅物童貞野郎と呼んでやろう。
しかし、忌炎は哥舒臨の予想を超えた言葉を口にした。
「セクハラですよ!」
「せ・・・せくはら・・・?」
セクハラ。セクシャルハラスメント。
・・・は?誰が誰に?
俺が・・・カカロに・・・?
疑問符を浮かべながら停止してしまった哥舒臨の代わりに、カカロが否定する。
「忌炎、セクハラじゃない。いや、お前に見せてしまったのはその、セクハラにあたるのかもしれないが」
「じゃあパワハラか?」
「パワハラでもない。忌炎お前、何で無理矢理だと思い込んでるんだ」
「無理矢理ではない・・・??」
カカロの言葉に、忌炎も疑問符を浮かべたまま停止してしまった。
固まった将軍たちを前に、カカロも困惑の表情を見せる。
何なんだ、こいつら。俺はどうしたらいいんだ。