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三毛田
2025-03-24 10:09:02
1058文字
Public
1000字3
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41 01. 負けず嫌い
41日目
俺もそうだし、君もそう
「丹恒ってば、負けず嫌いなんだから〜」
「そっくりそのまま返そう。お前だってそうだろう」
カードゲーム、ボードゲームと続けて対戦して。勝って負けてを繰り返しているのが嫌になってきたので煽るけれど、乗ってこない。
これがなのだったら、簡単に引っかかってくれるのだけど。
手元の枚数を減らしていくトランプゲームは、なのとサンデーが弱い。なのはもちろんだけど、サンデーも意外と顔に出る。
ピノコニーで対峙していた時とはガラリと印象が変わっている気が。多分、今の姿が彼の素なのだろう。
ぽやぽやしていて危なっかしいので、ヨウおじちゃんが時々ハラハラしているのを見かける。
「まーたやってる」
「さっきの勝負、負けたのはワタシなんですが
……
」
手元にあるジョーカーを見つめ、しょんぼりと弱く羽根を動かして。
「だって、俺が先に一抜け出来ると思ってたのにさ」
「俺の隣に座っていたのが悪かったな」
「今日のお二人はなんだか随分と、その
……
あっ」
カードをまとめてシャッフルしようとして、テーブルにばらまく。あわあわしながらカードを集める姿は、フォフォをどこか思い出させ。
「はいはい。ウチがカードを混ぜるから」
「三月がやっても、サンデーさんと大差ないだろう」
「そうそう。なのもカードをシャッフルするのが下手で、床にばらまいてたじゃん」
丹恒がなのの手からカードを取り上げて、俺の前に半分置く。それをシャッフルしてから戻し、ひとまとめにした後また二つに分けてシャッフルし。
「もう一回だ」
「今度こそ俺が勝つ!」
「もう! 二人の喧嘩にウチらを巻き込むな〜!」
叫ぶなの。しかし、サンデーは楽しそうにニコニコしていて。
「うう
……
」
「俺の勝ちだ!」
「運が良かっただけだろう」
「ワタシも、今回は三月さんに勝てました」
俺が一抜け、次に丹恒。サンデーとなのの一騎打ちは、最終的にサンデーが勝った。
「シャラップ、飲み物!!」
「ワタシにもお願いします」
丹恒と二人、カードをまとめているとヤケクソだ〜! と叫びながらカウンターへ向かうなの。それに追従するサンデー。
「丹恒。この後上にどう?」
「
……
仕方ない」
肩を竦め、それでも初手で断ることはなく受け入れてくれる。
「二人は何か飲む?」
「俺の部屋でくつろぐから、いらない」
カードをきちんと箱にしまい、丹恒の手を取って、階段を上る。
「さっきまで険悪ムードだったんじゃ」
「ただの痴話喧嘩だから放っておいていいよ」
なんて聞こえた。
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