Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
らく@創作企画TRPG
2016-09-21 18:58:22
580文字
Public
Clear cache
【学戦】いふ赤軍・朧綴貴
目が合ったのに逸らされた。
声を掛けようとしたのにあからさまに避けられた。
数えたらきりがない。
最初は気のせいだと思ったが、数日続くとそうでないのだと嫌でもわかる。
「おぼ
……
」
呼ぼうとして、また目を逸らされる。
目が合ったのに。
呼ぼうとしたのに気づいたはずなのに。
じわと込み上げるものを無理やり飲み込んだ。
しまったという顔をした朧が見えたが、もう遅い。知るものか。
「たかこ」
通りすがりの彼女にもふと抱き付いた。
「うん?どうした?」
彼女は隊員には優しい。
少し屈んでくれたので、何もいわずにふにと胸に顔を埋めた。
「つ、綴!悪い、さっき俺に声かけようとしてなかった?俺、気づかなくって」
慌てたように声が後ろから追いかけてくる。
嘘つきめ。
「そうだ、昨日、綴の好きな駄菓子もらったんだ。一緒に食べよう?」
昨日は、朧を誘ってその駄菓子を買いに行こうとしてたのに。
無視して知らない隊員と出かけてしまったのはそっちだ。
ちらりと視線を朧に投げてすぐに貴子の柔らかさに戻す。
「やだ」
貴子の困ったような気配を感じたが、離れる気はない。
「つづ
…
」
「やだ、たかこがいい」
ぎゅうと抱き付く力を強めれば、貴子はそっと抱きしめ返してくれた。
――――――――――――――――――――
小早川貴子さん(@xMHHMx)お借りしました!
※こちらのテキストは妄言でもあり、フィクションでもあり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内