suna
2021-06-04 11:08:07
3318文字
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最響カミズモード!の「レインマジック」と「レインマジック」 (Ver.邪)から想起するイメージの違いメモ

まとまってない&全部個人の趣味に走った妄想の産物です。苦手な方はお気を付けください。

※全部個人の趣味に走った妄想の産物です。苦手な方はお気を付けください。

【共通の前提条件】

・登場人物(筆者の趣味全開です)

  歌詞の話主→少年
  一緒に雨宿りしている相手→少年とは友達以上恋愛未満の関係の少女

・場面

突如降り始めた雨を避けるために大樹の下へ身を寄せる二人。雨がしのげる場所が狭いのか、はたまた濡れて寒いからなのかは分からないが、何となくいつもより近い距離で雨宿りをしている。
(※)少年はしばらく降りしきる雨を眺めていたが、ふと隣の少女に目をやると、彼女は雨を見つめたままいつもと違って見えるような表情をしていた。その横顔から目を離せないまま、雨がもっと降ってほしいと願う少年であった。

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「レインマジック」を聞いて想像するイメージ
共通場面の(※)の部分から

(傘もないし参ったな……)
 大樹の下とはいえ、雨がしのげる場所は意外と狭い。隣に立つ少女と触れるか触れないかくらいの位置で立っていた少年は、ぽつりと当たった雨粒に思わず身をよじってしまう。その拍子に少年の肩と隣に立つ少女の肩がわずかに触れあう。
 ぴくりと少女の肩が震えた気がして、思わずびくっとなってしまった少年は半歩だけ逆方向へ身体を動かした。しかしそのたった半歩の差で枝の合間から落ちる雨粒が容赦なく少女側とは逆の肩に当たるので、少しためらいつつももう一度少女の方に身を寄せた。
(こいつとこんなに近づくことなんてあったっけ……何か調子が狂うな……俺だけか?)
 ちらりと少女の顔を見て少年は思わず息をのんだ。少女はほんのり頬を染めて気恥ずかしさを滲ませながら、どこか嬉しそうにも見える表情(※上手く説明できないけど照れ顔です)で雨を眺めていた。いつも快活に笑う少女からは想像もできないような横顔に一瞬で目を奪われて、視線をそらせない。
(こいつ、こんな顔するんだ)
 少年の鼓動が跳ね上がっていく。自分の顔は少女より赤くなっているだろうと思いながらも顔を背けることが出来ず、少女の横顔を見つめていた。雨に濡れている少女の横顔がいつもより艶めかく見える気さえする。
「雨、止まないね」
 視線を降りしきる雨に向けたまま、ぽつりと少女が言う。短い言葉から彼女の感情は読み取れない。
「お、おう……そうだな……
 少女に相槌をうちながらも少年は彼女の顔から目を離せないでいた。仲の良い友達だと思っていた少女へ向ける感情が少しずつ変わっていくのを自覚しながら、
(もう少しだけ、このままでいたい……)
 と、少年は思うのであった。

雨音の中、不思議と居心地が良い空間でいい雰囲気になる二人。これには大きな樹もにっこり。


(こいつこんな顔するんだ……)のところは(おいおいおいおいその表情反則過ぎんか!? お前が! そんな顔を!? やばいやばい意識しちゃうじゃんどうしよう俺顔真っ赤になってない!?)と限界オタクみたいに自分はなってしまうのですが、全然『少し照れちゃうね(原文)』という感じではない為、このくらいかなと思いました。



「レインマジック」(Ver.邪)を聞いて想像するイメージ
(※自分はこちらを先に聴きました)
共通場面の(※)の部分から(○○→少女の名前)

 少年と少女は幼馴染であり、小さな頃はいつも一緒にいた。小学校高学年くらいから自然と男子は男子、女子は女子で遊ぶような空気になって一緒にいる機会は減ったものの、仲の良い幼馴染という関係は変わらなかった。今日は学校の帰り道に他愛のない会話をしながら歩いていたところを雨に降られたのだった。
(雨に降られるなんてついてないな……)
 大樹の元へ駆け込んだ時はそんな風に思った少年だったが、二人で雨に濡れない場所を模索しているうちに自然と肩同士が触れ合うか触れ合わないかの距離に立つことで落ち着くと、むしろ運が良かったのではないかと思い直した。
(昔はこのくらいくっついていたような気がするし、なんならじゃれあっていたもんな……)
 (手を繋いで歩いていたのはいつまでだったっけ)と、過去に思いを馳せながらぼんやりと雨を見つめているうちに、少年は自分の鞄の底に折り畳み傘があることに気づいた。数日前から入れっぱなしにしていたので忘れていたのだ。
 折り畳み傘のことを切り出そうか迷っている少年の横で、少女がぽつりとつぶやく。
「雨、止まないね」
 その呟きは降りしきる雨の音に紛れることなく少年の耳に届いた。「そうだね」と言おうとして、少女に顔を向けた少年は彼女の横顔を見て言葉を失った。
 少女は少しだけ眉を顰めて憂いを含んだ表情をしていた。どこか悲しそうにも見えるその顔から、少年は目が離せなくなった。
(なんだろう、この気持ちは)
 彼女の顔を見ているとそれまで感じたことの無いような"何か"が自分の心の底から湧き上がってくるように思えた。少年が戸惑う間もなく"それ"は心の中で膨れ上がっていく。
 濡れた髪をつたって雨が彼女の額を、頬を、唇を濡らしていく。少女は少年の方に目を向けることなく、雨の降り続く景色を見つめ続けている。
(ああ……)
 少年はうっとりと目を細めた。少女の目線の先、すぐそこにあるはずの街は雨粒のカーテンに阻まれて、ここだけが外界から切り取られた別世界のように思えた。
 少年は折り畳み傘の存在を少女に伝えるのをやめた。この透明で美しい檻の中から抜け出すための鍵を彼女に与えたくないからだ。
 「……そうだね、止まないね」
 声音に喜びが滲みださないよう努めて少年は言葉を紡いだ。自分の気持ちを少女に知られたくなかった。――今は、まだ。
(――この雨が永遠に止まなければいいのに)
 雨音と彼女の気配しかない大樹の下、少年は心の中でそう願った。目の前の少女はどう思っているのだろうか、と少年は思いを巡らせた。少女は少年の少し遅れた返答を気にすることもなく「うん」と軽く頷いただけで、降り続ける雨を見つめ続けている。早く止んでほしいと思っているのか、それとも――
(○○ちゃんがどう思っていてもいいや。ずっと一緒にいられれば……)
 
 少年の願いが神に届いたのだろうか。止むことのない雨は勢いを増して大樹以外の全てを押し流し、大地を穿った。大きな湖となったその場所に、今もまだ雨は降り続いている。
 

最後のくだりは必要か? 邪の方は少年は少女に好意を寄せているけど少女はただの友達だと思っているくらいでもおいしいなと思います。ここから先はツイッターで呟いた内容のコピペです。
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レインマジックの通常と邪で想起するイメージを書き起こそうと思って歌詞を見直したのですが、歌詞の中に一人称も二人称も出ていないのでどんな二人組も雨宿りさせることができることに気がついて震えています。
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カミズモードのレインマジック(Ver.邪)が作中で一二を争うくらい好きで、彼女(相手は男かもしれないし話主も女かもしれないが)と一緒にいる為にこの世全てを永遠の雨に包みそうな雰囲気が最高って思うのだけど、この歌は傘が出てこないんだよな。折り畳み傘とか所持してても隠すか壊しそうじゃない?
ハングニルの愛を仕舞わないでにはハンガーそのものが出てくるんだけど、ブローくんの闇夜突風みたいに歌とキャラが結びついているなら、パラパラッソは歌のシチュの後、長い雨で帰ることができない彼女が悲しそうにしているのを見て考えを改め傘に身を変じた(なりたいと願った)男が後に神になったとか
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この曲、ヤンデレ味があって好き。筐体で邪の方を先に聞いたから余計にそう感じるのだと思うけど(こっちじゃない方は甘酸っぱい恋の歌に聞こえる)八百屋お七みたいになりそうな感じがグッド。
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↑ここまでが過去の呟き

"傘が出てこない"と呟きましたが「大きな樹=傘」説はあるかもしれない。
何かあったら気まぐれに追記するかもしれません。