suna
2016-07-04 17:45:15
1101文字
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旬がPを監禁する夢を見る話

タイトルそのままのドル×女P。投げっぱなしEND。キャラ崩壊ご注意ください。
どなたかこういうお題で書いて下さらないかなーと飢えに飢えた結果自給自足しましたが物足りないのでどなたか是非……!

――これは、一体……ここはどこ……?」
 僕のベッドの上に横たわるプロデューサーさんが、小さく呟いた。彼女を縛る足枷とベッドの脚を結んでいる鎖がしゃらりと小さな音を立てて揺れる。
……こうすれば、プロデューサーさんはどこにも行かないでしょう?」
 高揚する気持ちとは裏腹に、自分でも驚くほど冷たい声が静かな部屋に響いた。
……ここは僕の部屋で、今日から、あなたの部屋でもあります。……そんな顔をしないで。安心してください。僕は釣った魚には、ちゃんとエサをあげますから――あなたとは違って」
 そう告げて、にっこりと笑って見せる。――ああ、彼女の目に今、僕はどんな風に映っているのだろう。
 カーテンの閉まった部屋は薄暗いけれど、僕を信じられないものを見るような目つきで見つめているプロデューサーさんの表情は、はっきりと見て取れた。
 ぎし、と音を立ててベッドの上に腰掛けると、彼女は身じろいだ。
……怯えなくてもいいのに」
 危害を加えるつもりなんて、毛頭ない。彼女の肩に両手を伸ばしてそっと掴む。見慣れたスーツ姿ではない、白いネグリジェを纏ったその身体は僕が思っていたよりずっと華奢で、強く掴んだら折れてしまいそうな気さえした。
「プロデューサーさんは、僕だけを見てくれればいいんです」
 顔を近づける、彼女の瞳の中に僕が見える。唇と唇が触れ合うまであと少し――

 ――そこで、目が覚めた。
…………は?」
 僕はぽかんと口を開けて見慣れた天井を見上げた。
 何なんだ、この夢は。
 ――確かに、最近プロデューサーさんは他のアイドルたちと仕事をしていることが多い。顔を合わせた時に「僕なんてどうでもよくなりました?」なんて皮肉めいたことを口走ってしまったりもした。
 だけど、だけど――この夢は何だ。
「これじゃまるで……
 その先は声にならない。頭の中でも言葉にならない。認めたくないと、無意識に思っているのだろうか。
 ――いや、むしろ自分の気持ちに素直にならないが故に、こんな夢を見てしまったのではないか。
「僕はプロデューサーさんのことが――
 言葉にしようとすると、鼓動が早くなる。――やめよう。まだ朝まで長い。睡眠はきちんととらなくては。
 僕は熱い頬を両手で包みこんで、必死に眠りにつこうとした。ややあって、ハッとあることに気づく。
 このまま寝たら、夢の続きを見られるのではないか――? ――いや、見られるって何だ。まるで期待しているみたいじゃないか。変なことは考えないで一刻も早く寝ろ、僕!
 僕は加速していく胸の鼓動を必死に抑えようと、ぎゅっと目を瞑った。