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三毛田
2025-03-18 22:11:28
1106文字
Public
1000字3
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35 15. キスのタイミング
35日目
その時々で違うけど
35 15. キスのタイミング
今日も丹恒はさっさと寝てしまったので、その寝顔をしばらく眺める。
規則正しく上下する胸。
多分手で触れたら、起きてしまうだろう。
俺は外に出ていって、丹恒は街の中で。
オクヘイマに滞在を許されてから、そういう過ごし方をする日々が多い。
俺が少し夜更かしして、丹恒は早起き。そんな感じの日々なので、丹恒の寝顔を見ることが多い。
一日中明るいから、なかなか寝付けなかったけれど、上手くカーテンを取り付けたり、パーテンションで遮ったりと工夫することで休むべき時間帯に眠れるようになった。
「キス位はいいだろ」
胸に触れたら、揉んだら、きっと起きるけどキスなら平気だろう。うん、大丈夫!
「
……
」
「
……
」
「なんでさ」
顔を近づけると、丹恒はパチッと目を開けて俺を見つめて。
叫ばなかったのは、偉い。
「気配を感じたからな。何をするつもりだ」
「おやすみのちゅーしなかったから、しようとしただけ」
「そうか。キスしたら、お前も早く寝ろ」
「はーい」
では、遠慮なく。
額と頬に軽くキスをしてから、本命の唇へ。
「おやすみ」
「おやすみ」
深呼吸したのか、胸は一度大きく上がり。それからゆっくりと下がって。
ちょっかいをかけるのを諦めて、自分のチェアに寝転がる。
邪魔なのでキメラは別のチェアへ移動させた。
文句を言われたけど、この部屋が嫌なら花園に戻ればいいと告げれば大人しくなり。
なんだかんだで、同居獣として仲良くやっている。
「
……
」
「おはよう」
「おはよぉ」
昨夜とは逆に、丹恒が額と頬にキスをくれて。その感触で目が覚めた。
「口はぁ?」
「顔を洗ってからだ」
「はぁい」
欠伸をして目を擦り、水をためて顔を洗う。
その後うがいとスキンケアを済ませ、丹恒の元へ。
「丹恒、おはよう」
「ああ、おはよう」
頬に手を添えると、目をつぶって。
そっと唇を重ねる。
今日は、何だかんだで許されているようで嬉しく思う。
「ふふ」
「丹恒?」
嬉しそうに笑って。どうしたのだろうと思っていると、丹恒からキスしてくれた。
「ご機嫌だな」
「お前とこうして過ごすのも、悪くないと思ったんだ」
「でも、みんなが来ることが出来るようにしないと」
「わかっている。でも」
「でも?」
「お前が好きだから」
「んんっ」
ボソボソと告げ、そっぽを向く。
ギュッと心臓が締め付けられる感覚。
「俺も丹恒が好き」
「両想いだな」
「ああ、両想いだ」
嬉しそうに笑うから、キスしたくなって。
「キスしていい」
「ありがとう。するね」
そっとキス。
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