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haruon1018
2025-03-17 09:49:34
1398文字
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第161回お題「宝物」
第161回お題「宝物」
愛知県の某所を散策する長晋の話。全体的に下ネタが多めです(主に下半身)
宝物→珍宝と変換させていただきました。
#長晋ワンドロライ
「僕たちは今、愛知県の某所にいます」
動画配信者を装いながら高杉達は微特異点を偵察していた。
ここは尾張の外れ、川を越えれば岐阜
―
森の本拠地が目と鼻の先にあるが同時に秀吉と家康が直接対決した場所でもある。
「こちらに展示されている鬼の珍宝とやらを見てみようと
……
なるほど」
桃太郎の物語をシュールな銅像で盛り上げた神社には鬼の珍宝が存在する。
なんでも桃太郎の犬が噛みちぎったブツだというが真偽は定かではない。
そもそも桃太郎の伝説は日本各地に存在する。
有名なのは岡山だがこの地にも桃太郎伝説は存在し、桃太郎の家臣達を想像させる地名がいくつか存在する。
鬼ヶ島は海ではなく川に存在し、その場所というのが信長の母方の祖父が治めていた土地というのだから面白い。
「何がなるほどなんだよ」
「随分とご立派で
……
鬼と言えばデカいのは経験しているから分かるのだが」
噛みちぎられたせいで長さはないが太さはあるそれをまじまじと見た後、高杉は森の躯をじっと見つめた。
「
……
おい、そろそろ、メシにしようぜ」
サーヴァントに食事は不要だが、ご当地グルメというのは興味があると高杉は菜飯と田楽を頬張った。
*
「続きまして、またこのネタ、ここには下ネタしかないのか」
少し移動した高杉達の目の前には巨木を男根に象ったご神木が鎮座していた。
思わずカメラを落として突っこんだ高杉だが、森はそれを拾うと殿様から借りた物だろうと小言を漏らした。
「しかし、なんというかその
……
ここまでデカいと最早、笑うしかないな」
「三月には巫女が小さいのを持って練り歩くらしいぞ」
「そうか
……
少し歩いてみようじゃないか」
そうして神社を散策していると高杉達の前には二つの球体がどんと置かれている。
「はは
……
いや、面白いぞ、面白い」
世界平和や子宝祈願など様々な用途に合わせて左右の珠を撫でると御利益があると云うが、ここでの二つの珠といえばアレしかない。
「特別に祭りに使うご神木借りてきたけどよ」
「森君! 君それ噛みちぎられたのか」
森の手には先ほどのご神木よりは小さいがなかなかの大きさを誇る男根があった。
「さすがにここまではデカくねぇだろ」
ぽっと森は顔を紅くするがいや、これくらいはあるだろうと高杉は頷く。
「うん、このしっくり感は森君の鬼武蔵
……
」
ペタペタと触るがあくまでフォルムだけを象っているのでリアリティーは薄い。
「そうかよ、でここまで廻ってみて分かったことは」
「森君の鬼武蔵、珍宝のデカさはここからではないかと推測した」
凄いだろうと高杉は胸を張るが次の瞬間にはゴンと頭から鈍い音が聞こえた。
「なんだよ、」
「雄があるなら雌もあるのが普通だろ、そこの神社は梅が有名らしいぞ」
ここでの雄が男根なら雌はつまり
……
だ。
「面白い土地だなここ」
ではそこも行ってみようとあらゆる神社を巡った高杉達がマスターに報告すれば、順序は違うがカップルの恋愛成就から子どもの健康を願う神社を巡ってまるで夫婦ではないかとツッコまれた。
「指輪でも交換するか」
「それはまだ遠慮しておくぞ」
「何でだよ」
「神頼みよりも自分の手で満願成就したいだろ、君を部下にしたい気持ちはまだある」
「ほーんそうかよ、」
叶ったら嵌めさせろと森は付ける予定の指を自分の指で絡め取った。
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