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たくとろ
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贈り物
⚠下ネタ注意
バカなノリのお話。
オチは一瞬よく分からないかもしれないけど、ちゃんと意味あります。
「ロイに贈り物をしたい?」
ドットがペラップの如く言われたことをそのまま聞き返すと、リコはコクコクと頷いた。
顎にしばらく手を当てて、ドットは質問を続けた。
「なんで?」
「この間ロイのお陰でいいレポートが書けたんだ。だからお礼がしたくて」
「ふーん。で、何渡せばいいか分からなくてボクのところに来たわけね」
リコは頭を掻いて苦笑いをしながら頷く。
「ロイに直接聞いてみたんだけど、お礼なんていいとか、欲しいものは特に無いって言われちゃって
…
」
「あんま物欲無さそうだもんな。見つけたものには好奇心いっぱいだけど」
物欲が薄いのはリコも同じだけど。なんていうドットの気も知らず、リコはそうなんだよね~と何か笑顔で言っている。ロイのそういうところも好きなんだろう。ドットはすぐに察した。
「ねえドット、ロイは何あげたら喜ぶかな
…
?」
「リコが渡せばなんでも喜ぶんじゃないか?その辺の石でも笑顔で受け取りそうじゃん」
「確かにイメージできるけど
…
そんなのじゃダメだよ」
だがロイならなんでも喜んでくれそうというのにはリコも納得していた。たまにオリオから飴玉一つもらっただけでもあの眩しい笑顔を見せている。
聞いても欲しいものを教えてくれなかったのも、気持ちだけで満足してしまったのがリコには容易に想像できた。
「じゃあ服とかはどう?」
リコが考え込んでいるところに、ドットは新しい提案をした。
頭の中でロイに似合う服を考える。赤や黄色の服は鉄板だが、ロイが既に十分持っている。いっそ黒で統一したセット
…
は少しやりすぎ。自分のイメカラとも言える青の入った服というのはお礼としてはいけない感じがする。
一人で悩みこけるリコにドットは新たな刺激を与えた。
「それか
…
パンツでもあげたらどうだ?」
「パンツ!?そんなの絶対無理だよ!!」
「なんで?」
「だって
…
パンツなんて渡したらこういうの履いてるんだよって教えるようなもの
…
」
「
…
ロイが履く用の話なんだけど」
カチン。そんな効果音が似合うようにリコは固まった。
なんて勘違いをしてるんだと言いたげなドットのため息が痛い。
しかし、リコはハッとして口を開いた。
「で、でも!男物でも私がパンツ渡すのってどうなの
…
?」
「今時は割と普通にあるらしいぞ」
「そ、そうなんだ
…
」
カルチャーショックで動揺を隠せないリコを置いて、ドットは続ける。
「パンツなら値段的にも悪くないし、ロイだって枚数ある分には助かるだろ」
「そうかも...でも私、ロイが普段どんなの履いてるか知らない」
「それはボクも知らないけど
…
ブリーフ、トランクス、ボクサー
…
ボクサーパンツはヤリチンって聞いたことあるな」
「か、仮にロイがそれでもロイはそんないい加減な子じゃないよ!」
「冗談だよ。ま、分からないなら本人に聞くしかないな」
「パンツで決定なの
…
?」
困惑するリコをドットは雑にあしらった。動画編集をすると言われ、リコは部屋を出た。
「
…
ロイのパンツ
…
一応聞くだけ
…
別に決定じゃないもん
…
」
羞恥の中にほんのり好奇心を抱きながらリコはロイの部屋に向かった。
ノックをすると、ロイはすぐにドアを開けた。
「リコ、何か用?」
「えっと
…
その
…
部屋入ってからでもいいかな
…
?」
「いいよ。お菓子あるけど食べる?」
「もらおうかな
…
ありがとう」
部屋に入ると、ロイは机の上に置いた皿からチョコチップクッキーをいくつか手に取ってリコに差し出した。
これからロイに履いているパンツを聞くという、冷静に考えるとあまりに自分が変態に思える状況で食べるクッキーは甘さよりしょっぱさが目立った。
ベッドに腰を下ろしたロイを見て、リコは一息ついて本題を切り出す。
「ロイは
…
その
…
どういうパンツが好き
…
?」
「パンツ
…
?」
リコは頬をピカチュウみたく赤くして聞いた。見るからに恥ずかしがっている。そんなリコの様子に、ロイが至った考えは
…
「えっと
…
リコ
…
それは言ったらリコが履いてくれるってことかな
…
?」
「ふぇ!?な、なんで!?」
「ち、違うの?」
「違うよ
…
私は
…
ロイが普段どんなの履いてるのか
…
」
ロイの脳内でホーホーが鳴いた。
すぐにリコに謝ると、リコもややこしい言い方をしたことに気づいて頭を下げた。
しばらくして落ち着いた二人は話を元に戻した。
「僕が普段履いてるやつ
…
見た方が早いんじゃないかな」
そう言うと、ロイはズボンに手をかけた。リコは即座にストップをかける。
「ま、待ってロイ!なんで脱ぐの!?」
「いやだから見た方が
…
」
「私一応女の子なんだけど
…
恥ずかしくないの?」
「島じゃパンツ一丁になるとこよく見られてたし別に気にしないかな」
またもやカルチャーショック。いや、そもそもロイ以外に男友達がいないリコにとっては、目の前でロイが平気で脱ぐということが衝撃だっただけである。
「リコがいやなら見せるのやめるけど
…
」
「ううん、見せて。私、ちゃんと見る」
突然の覚悟。真に迫ったリコの表情はロイに初めて人前で脱ぐことに対する羞恥を与えた。
ゆっくり下げられていくズボン。リコの目に映ったものは
…
数日後。
「ロイ、この前のレポートのお礼です
…
!」
「いいって言ったのに
…
でもありがとう」
お互いに感謝を送り、笑みを浮かべた。
部屋に戻ったロイはリコから受け取ったプレゼントの包装を解いた。
中から出てきたのは
…
「わあ!このズボンカッコいい
…
!こういう色、ワインレッドって言うんだっけ
…
」
ロイが手に持っているのはなんの変哲もない前にチャックがついた長いズボンである。
これを見たロイは不思議に思う。
「この間なんで脱がされたんだろう
…
?」
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