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三毛田
2025-03-16 14:07:40
1108文字
Public
1000字3
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33 13. スキンシップ症候群
33日目
どうしても君に触れたくて仕方ない
33 13. スキンシップ症候群
肩を叩いて、反応して振り返った時に指が頬に触れるのも。
真剣に端末を見つめる背中に抱きつくのも。
ふとした時に触れたくなるのも。
「穹」
「ん?」
「何故、いちいち俺に触れる」
「丹恒が好きだから」
「
……
それは、理由にならないだろう」
丹恒からしたら、そうかもしれないね。
でも、俺からしたら好きな人に触れたくて仕方ないのだ。
「好きだから触れたいんだ。駄目?」
「その、聞き方は狡いだろう」
ボソボソと、甘やかす時のような声色で。
「甘やかしてくれるか?」
「昨夜も、散々甘やかしただろう」
「俺は、いつでもお前に甘やかされたいんだ」
抱き着いて、首元に顔を埋める。
問いかける前であれば、きっと雑に払われていただろう。でも、今は。
腹に回した腕に手を乗せ、ぽんぽん軽く叩き。
「丹恒」
表情を見たい。照れているのか、呆れているのか。
わからないけれど、俺に対して甘い反応をしてくれているのだろう。
「丹恒、大好き」
「仕方ないな」
「俺のこと好き?」
「ああ、好きだ」
「丹恒~!」
腹から腕を外し、勢いよく抱き着く。
「ぐえっ」
丹恒の口から、滅多に聴くことが出来ない声が出た。
それさえ愛しい。
「丹恒、今から俺の部屋に行かない?」
「い、行かない」
「残念」
耳元で囁く。
「いでっ」
足の甲を踏まれた。地味に痛い。
「
……
一緒に寝てやるから、大人しく待ってろ」
「は、はい」
ボソボソと告げられたその言葉に、俺は頷くことしか出来なかった。
「来たぞ」
「ありがとうございます」
バスケットを手に入ってきた丹恒に、土下座する勢いで頭を下げる。
「それは?」
「ああ。小腹が空いたからと相談したら、パムからホットサンドを貰った。飲み物は、レモネードだが。食べるだろう?」
「うん! 丹恒、おいで」
そう告げるとサイドテーブルにバスケットを置き、膝に乗ってきてくれて。
「好き」
「ああ。俺も好きだ」
腰に腕を回して支え、キスをする。
「ホットサンドの具材は?」
「ミートソースと、ハムチーズだ」
「美味しそう」
「焼きたて熱々だ」
「じゃあ、火傷しないようにしないと」
ダイニングテーブルに移動して、二人で夜食を食べ。
「穹、ミートソースがついてる」
「ん。丹恒も、チーズついてる」
と、お互いの口についたソースとチーズを拭い。勢いでキスすると、ちょっとしょっぱかった。
「うーん。美味しかった! ご馳走様」
「ああ。ご馳走様」
見つめ合って、抱きしめ合う。
「スキンシップは、満足したか?」
「うん。一応
……
したかも」
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