11155.
2021-03-27 21:15:50
1328文字
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謙蛍 #よその子におやすみのキス

以前投稿したものをこちらにも。呟き元【https://twitter.com/11155moon/status/1368190513313161216?s=21】
 謙おじさんに腰掴まれるが蛍逃げない=振り解けるのにしないのは蛍が選んでるからなんだよね(尊い)

謙蛍 #よその子におやすみのキス

「お邪魔します~」
 いつものように蛍が謙おじさんの家に遊びにきた。もう夜で夕飯も済ませた後ぐらいの時間。
 パタパタとテレビの音がする部屋へ向かう蛍。
「お、いらっしゃい。今日もお疲れ様」
「うん!今日もお疲れ様」
 謙おじさんが蛍に体を向け、言葉を交わす。いつもこの時間は二人で何となく過ごしてる時間。ご近所さんなのもあって以前から夕飯もよく一緒に食べたり遊んだりする仲だが、今はちょっと違う。特別な関係だ。
 今日も誰々さんの機器を修理したとか、弟がどうだったとか他愛ない話を蛍がする。それを相槌しながら、そうなのか~と俺の方はな~と謙おじさんが相手をしていく。テレビも終盤に差し掛かりそろそろ寝る時間かぁと一人少し寂しく思いながら、蛍はふと思いつく。
「ちょっとからかってみよう……!」
 そう思った蛍はそろそろ帰るねと言いながら、謙おじさんの方を向く。そんな時間かぁと謙おじさんが話してると、
「おやすみなさい!」
 手を顔に添えて、チュッと謙おじさんの左瞼にキスをする。おやすみのキスだ。まだキスも照れくさいが以前より蛍からも出来るようになった。
 ハグしたり可愛い~と言ったりは付き合う前からしてたが、意識し出してからは違う。以前よりむしろしなくなった。無意識とかは怖いものだと蛍も流石に反省していた。可愛い反応する謙之介さんが悪んだから……とも思っていたりいなかったり。
 キスも二人っきりならおずおず出来るようになり、今日は久しぶりにからかってみよう精神が蘇ってきた。
……?反応がない??」
 と思い、謙おじさんの顔を覗くと驚いたような顔で固まっている。「やった……!成功!」と思っていると、「ひゃっ」と思わず声を出してしまった。腰に何か感じたからだ。
「え、何???」と戸惑ってると
……本当に。明日休みだよな」
 謙之介さんの顔が近い、てかさっきまでと違う!?!と思うほど余裕がありそうなでも目は狙ってるような顔で蛍を見ていた。
「や、休みだよ!でも、え???」
 耳まで真っ赤になっていることを蛍は自覚する。腰の違和感の正体も謙おじさんの手だと気づく。徐々に服の下に手が回る。
「良かった。俺も明日休みになるんだ。久しぶりにからかってくれたみたいだからお返しもしてやらなきゃなぁ」
「えっと、そ、そんなつもりじゃなくて……!ただスキンシップしたくて!?!」
「ならちょうどいい。俺もスキンシップしたかったんだ」
 どう転んでもダメだ墓穴を掘ったなと思いながら謙おじさんの目線から逃れられない蛍。腰も掴まれ、固定しているが逃げられなくもないのに何故か体が動かない。視線から、謙おじさんから目が離せないのだ。
「か、家族に帰るって言ってあるから、ね??」
「大丈夫。さっき碧から帰りどうなるか聞かれたから答えといた。遅くなるって」
 ニヤと不敵な笑みを謙おじさんがする。手際がよろしいようで……蛍は更に服の下の手を意識し顔に体に血が巡ってるのを感じる。
「け、謙之介さん?」
「問題ないな、その声もっと聞かせてくれよ。蛍ちゃん」
「何、ひゃあ!?」
 口付けされ、言葉が消える。