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伊坂
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TGM
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そうこなくっちゃ(ハンマヴェ)
#M右ワンドロワンライ様より お題「ようこそ」で書きました。めっちゃ短い。
まあモテまくってきたマヴなので、どうせ本気じゃない癖にって最初はハンのことあしらってほしいんですよ。ハンくんは、俺ってこんな根気よくしつこく頑張れる男だったんだ!?て打ちひしがれながらも楽しくマヴを攻略して欲しい笑
ーーーNow you are talking!
ドンピシャだった。誘われていると思った。
まるで別人だった。
ずっとこういうのを待っていた。
翻弄されて、なのに楽しくて、追わせたい、選ばれたい、追われたい、認められたい
……
ようこそとその目は俺たちに言って、なのに大して歓迎などしていなかった。
見せてくれとその口は言って、なのに大して期待などしていなかった。
コヨーテが俺を見た。いや、俺がコヨーテを見たんだったか。
俺は、彼が別人で嬉しかった。
ハードデッキでほややんと笑っていた彼とは別人で、心底嬉しかった。
ぽんっ、ぽんっ、と心臓が弾むような音をたてる。
彼を、マーヴェリックを見ると「さあ」という気分になる。
さて、どうしてくれよう。どうなってしまうんだ、俺は。
試し合うような。絡み合うような。強く輝く緑の目が好きだ。呼応するように自分の心が高鳴るのが。恋かもと思った。新しい自分を引きずり出されていると思って、それがたまらなく心地よかったから。
「恋なんです」
だからプラント破壊任務が終わって、俺はすぐマーヴェリックに告げた。確信したもん勝ちだと思ったから。あなたが誰を好きでもいい。誰も好きじゃなくても。俺の気持ちを伝えたい。
海軍のエリートパイロットたるもの、常に先を見越して、次にどんな手を取るか計算して行動する。
「君が、僕に、恋?」
マーヴェリックの目には星があった。小さい頃よく眺めていた、宇宙雑誌の星雲のような色合いの瞳。
「ええっと
……
何ていうか」
困惑でしょう? それはそう。
「迷惑ではないよ」
迷惑でしょう? それはそ
……
ってエエ?
彼はミックスナッツを齧りながら微笑んでいた。
エリートパイロットなのは彼もそう。俺がどんな思考回路でいるかなんてお見通しで、マーヴェリックは頬杖をつきながら、すごく下手で、微妙なウインクを俺に寄越して見せた。
迷惑じゃないって?
どんだけ本気にしてくれてないんだ!
「逃しませんよ?」
「お手柔らかに」
彼は肩をすくめながら楽しみにするかのように笑って、この、わくわくするような、じりじりするような、前途多難で前途洋々な感じに俺は大笑いした。
やれやれ。
本当にやれやれだ。
不安と自信で心臓の筋肉がズタズタになる感じ。痛んで、急いで、回復しようとする感じ。
ようこそ恋。
そう、恋はこうでなくちゃ。
波箱はここから
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