いつもの特異点修正に出向いたマスターと適正サーヴァント達。
海賊、山賊、盗賊達が数カ所に現れ、同時に暴れ出した。さすがに順番に言ってはどこかで被害が大きくなる。そしてまとまっていては一斉に倒すことは不可能だったので、数組に分かれて鎮圧することになった。
海賊を倒すのは、バーソロミューと岡田以蔵のペアだ。
海賊には海賊を。海の上なので船も必要だった。バーソロミューなら船も出せるし、海賊の動きもよく把握できるだろう。そして、足場の悪い船の上でも以蔵ならよく動ける。それに仲良しでもある二人のコンビネーションなら、多少人数の差があっても大丈夫だろうというマスターの采配だ。そもそも他の場所も二人組なので、これ以上人数をさくことができなかったという理由もあった。
「イゾー、じかんをかせげるかい?5分くらいでいい」
「いけるがか?」
「あちらさん、連携がなってない。各々好きなように暴れているからね。こんな雑な敵相手なら、そのくらいあればなんとかなるだろう
……。リーダーはあの一人だけ豪華な出で立ちのやつだと思う。頼めるかい?」
「誰にゆうてるんじゃ。わしは剣の天才ぜよ」
「ふふ、そうだったね。頼んだよ、イゾー。では
……砲撃開始だ!!!」
・・・・・・・・
「イゾー!準備はできた!作戦通り、君はあのリーダーを!」
「わかっちゅう!おまんもしくじんなや!」
たった二人のサーヴァントに翻弄される多数の海賊達。ここまでされても、いまだ数で押そうと、さらに二人の方へと押し寄せてくる。そんなこともバーソロミューには織り込み済みで、すでに彼の手のひらの上で踊らされている状態であったことに敵たちは気付かない。
「こんな雑な指揮と連携で、よく私達に喧嘩を売ってきたね!その無謀さ、むしろ褒めてあげたいくらいだ!」
いつものにぱっとした笑顔ではなく、海賊らしくにやりと目を細め皮肉をおくる。以蔵への道を開けるための援護射撃と囮をこなしながら、バーソロミューは宝具を展開させ、詠唱する。
「しかし、どうやら貴殿らは気付いていないのかな?すでに包囲されていることに−−−−−!全砲門一斉掃射!」
それと同時に、相手のボスであろう人物の元にたどり着いた以蔵も無事に間合いへとはいり、宝具の体勢をとる。
「お初にお目にかかります。じゃあ
……死ね。わしは
……!剣の!」
「高貴なる海賊準男爵の咆吼!!」
「天才じゃあ!!!!はははは!!!」

FA
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「なんじゃあマスター。バーソロミューになんか用事ながか?こいつは今、わしとわるーい話で盛り上がっちゅうきに。わしをたおしてからやないとわたせんにゃあ」
「なんだいそれ。イゾーはいつから私のボディーガードになったんだい?」
「今じゃ今。けんど、わしを雇うにゃあたっかい金がいるぜよ。おまんに払えるがか?」
「君みたいなすご腕を雇えるのなら、いくらでも払ってあげよう。ただし、私の船に乗るのなら掟に従ってもらう。酒は制約あり。ギャンブル禁止。それに火は危ないからね、タバコも禁止だ」
「あーー?やめじゃやめ。マスター、しゃんしゃんもっていくがえいよ。バーソロミューが馬車馬のごとく働くゆいゆう」
「いや以蔵さんも周回メンバーだよ」
「イゾーも馬車馬になるみたいだね」
「人聞き悪いよふたりとも!そんな、人をスパルタみたいに!」
「ほんとうのことだろう?」
「ほんとうのことやき」
「まぁそうなんだけど。ほら、お願いします!」
「あいあいキャプテン。今回はどこを周回するんだい?」
「しゃーないにゃあ。ひと暴れするぜよ」

FA
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