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めめた
2025-03-10 07:54:57
663文字
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シルセベ:夜明けを連れてくる
セベクくんのくつろぎとシルバーくんの夜明けの甲冑が同時期にくるの、こういうことかもしれない。
実際の順序は逆だけども
シャワーを浴びて全身の汗と砂ぼこりを落とす。寮服は身に着けず寝間着に着替えて、セベクはベッドに腰掛けた。
見張っていたかのようなタイミングで、ノックが響く。
「
……
入れ」
誰かなど聞かなくても分かる。この時間に訪ねてくるのは一人しか居ない。
「失礼する」
そう言うのなら来なければいいものを。思いながら扉を開けて入ってきた人物を見る。表情も態度も、失礼だとは思っていなさそうで、セベクはそっと視線をそらした。
まっすぐベッドに向かってくるシルバーを他所に、セベクは座していた布団を捲ってベッドに横たわる。
シルバーもその隣に迷いなく乗り上げてきた。
決して広くはないベッドの上に並んで寝そべって、シルバーはセベクの身体を抱き寄せる。
じわり、と体温が混ざるのが心地良くて、ゆっくりと息を吐く。まぶたの重さに抗えず、視界を閉ざした。
いつからだろうか。気がつくとこうして眠ることが習慣になっていて、それは一人で眠るよりもずっと気持ちよく眠りにつける。
とくとく、と優しい音を感じながら、ぷつ、と意識が離れた。
次に目を開けると早朝なのも、いつものことだ。寝ぼけ眼で陽の光のように眩しい頭を見つけて手を伸ばす。寝癖のついた髪を撫でつけ、欠伸を噛み殺した。
「起きろ、シルバー」
布団を捲って上体を起こし、まだ横たわったままの身体を揺する。
寝ぼけて胴体にしがみついてきたのを引き剥がして、ようやく開いたシルバーの瞳もまた、朝露が陽を反射するように眩しい。
「朝だ」
「ああ。おはよう、セベク」
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