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ゆ~
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【ドラロナ】先生
おいしゃさんごっこドラロナから、何故かうまれたドラロナ。ちょっとホラーかも。
いつからか毎夜事にカウンセリングを受けに行くようになった。
「先生」はいつも快く迎えてくれて、日頃の、仕事や日常の中でのちょっとした悩みや話を聞いてくれる。
けど何かがおかしい。何かが違う。自分が話している内容に違和感を持っていて、それでも確信が持てないままカウンセリングに行き続ける。
ある日決心して、「先生」にその違和感を打ち明ける。何だかおかしいんです。夢みたいな、現実じゃないみたいな。これって俺の頭がおかしいんですか。
話し始めると止まらなくなる。あれ?そういえば、外は真っ暗だ。今は何時で、今日はいつここに来たんだ?それより前、どうやって仕事を終えてきたんだっけ。昼間は何をして
…
というか、一体、俺は、何の仕事をしているんだっけ。
先生は口元だけで笑っている。
先生。何だね。なにか、おかしくないですか。何が?俺、どうやってここに。さぁ、どうやってだろう。そもそも、先生、ここって一体、どこですか。さぁ、どこだろうね。先生、先生、ちゃんと聞いてください。聞いているとも。先生、先生は誰ですか、俺、先生のことをよく知ってる気がするのに、なんか、変な気がする。私は私だよ。じゃあ、先生、俺は、俺って、一体。
先生はずっと、ずっと笑っている。俺のよく知った顔をして。笑って、そうして俺に手を伸ばしてくる。俺は動けない。
そうして。
「先生」が俺に触れる寸前、パチン、と輪ゴムの弾けたような音がした。
「ロナルド君」
「っ
……
!」
「ようやく起きた。すごい汗だよ。うたた寝なんかするから、嫌な夢でも見てたんだろう」
「
……
先生?」
「うん?」
「
……
えっ?あ、いや!な、何でもねぇ!」
「寝ぼけてんのか?ほら、もうご飯出来るから顔洗っといで」
そう言ってドラ公にわしゃわしゃと頭を撫でられた。何でかふっと体が軽くなって、変な悪寒が抜けていく。それに、さっきと違って、怖くない。ドラ公の手だ。
「
……
今日の飯何?」
「アジフライ。君がリクエストしたんだろうが」
そうだった。退治人の仕事から帰ってくる途中でスーパーに寄って、無性に食べたくなって一緒に着いてきていたドラ公にリクエストしたアジフライ。楽しみにしていたんだった。
「顔洗ってくる!」
全くむかっ腹が立つ。若造にくっついていた「変なムシ」を、指先で念入りに磨り潰してから手を洗う。こんなものは家庭用の手洗い洗剤で十分だ。
「
……
なぁにが先生だ!私のガワだけパクってお医者さんごっこなんて、悪趣味なことしおって
……
」
人のモンに手を出すんじゃねぇ!
……
でもそういうプレイも、まぁ悪くないかもしれん。忘れた頃にやってみよーっと。
🌊WB
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