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ortensia
2025-02-02 11:33:59
868文字
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傭リ
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せんそーこーいしょーよーへーとげいじゅつかりっぱー。現パロ?
遡及なのかもしれない。
リが無痛症のような表現が有るが、人外だからか、人としてそうなのか不明(?)興奮してるだけかも()
暗い目をした退役軍人の顔を覗き込む。目が合っているようなのに、何処を見ているか分からないと思った。
「わたしが信用出来ない?良いでしょう。それもよく言われますから。」
元傭兵の男は黙っていた。勿論目に光が戻ることもない。もともと輝きが有ったかも、こちらの知るところでは無いが。
「なら、どなたなら信頼出来ますか?ご家族?故郷に置いて行った憧れの女の子?それとも現地で慰みものにした醜女?」
「兵士」
暗い声だった。
なのに強い光よりも重くて刺すような感触を覚えた。痛みを感じないのが逆に不自然だった。
だが、それも不思議だった。わたしは普段痛みなど感じない。だから痛みのことも考えない。
そもそもどうして退役軍人がここにいるのか。
ここは展覧会場だ。わたしの個展。人をテーマに、様々な様相の絵を置いた。誰も彼も、明確なモデルはいない。けれど日常を切り取った、誰でもない人物達の絵だ。
「ここには居ないな。」
だが軍人は描かなかった。
男は迷子みたいに目を彷徨かせた。
何処を見たって、探し人はいない。ここは戦場じゃないから。
「最終日、また来なさい。」
不思議そうな男を置いて、会場を出た。
逸る足を自覚したが、認める気はなかった。
ただいつもより早く着いたアトリエで、絵を描くだけだ。
そして、最終日までに描き終えたばかりの絵を持って、それ以上の絵を必要としない筈の個展会場へ向かう。
あの男がいた。
「いや。毎日来ていた。」
「ああ。本当に、信用の無いこと。」
軍人は軍人しか信用も信頼も出来ない。だから退役しても軍人達は軍事同士求め合う。泥沼だ。
「ご要望には添えましたか?」
今持参した絵を見せる。
「兵士だ」
戦場は非日常だ。この目で見たことは無い。描くのなんかより資料を掻き集めることに集中した。何せ見るのは正真正銘の元軍人だ。その暗い目そう見えたのなら良かった。
「この兵はおまえか?」
「そんなわけないでしょう。」
わたしは別に、おまえからの信用も信頼も必要としてませんので。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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