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ortensia
2025-01-18 00:42:28
948文字
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傭リ
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比較的現代設定ぜんねんれいおめがば謎よーり?(いつものカオス)
傭リ(リ傭)+医
傭←Ω?
リ←α?
迫って来るのは、自分よりも随分と小さな小男。それなのに、容易いはずの押し退けることが出来ず、思わず身を固めてしまう始末。
「あ、あの」
「おまえ、アルファだろ?おれ、オメガだから。」
だから、だからなんだって言うのだ。聞きたいような、いやでも聞きたくない。
「だから。こんなにもおまえのそばに居たくなる。おまえの匂いがおれに移るくらい、そばに。」
「いや、その、わたし。わたし思うんですけど。」
「なんだ?」
引き寄せるように掴まれていた腕を上げて、こちらは引き離すように相手の腕を掴み返す。
「専門家にきちんと診られなさい。」
抵抗出来なかったのでは無い。余りにも脆弱な仕組みに、呆れていただけだ。
小男をその儘医師の元へ引っ張って行った。
「第二次性の検査ね。性の確認だけなら、採血で直ぐ済むわ。」
暫く待つように言われた後、再び医師と向き合う。
「サベダーさんはベータ性よ。」
「そうなのか?」
医師は一呼吸置きながら、小男を見ていた。こちらは溜め息をついたが。
「
……
そもそも。貴方がオメガ性だと、貴方に言ったのは誰なの?ご両親?主治医?」
「いや。雇い主側の兵士達だが。」
「それ、ただの言い掛かりですね。」
医師は、なんと言ったら良いか、と言う顔で口をつぐんだ。
小男の肩に手を掛けて、こちらを向かせる。
「専門家でも無い赤の他人が、事実無根の内容を、その言葉だけを使って揶揄としているだけです。」
男は、まるで世界が開けたかのように、目を開いていた。
「ほらこのひと発展途上国のひとなので。」
医師に言って遣ってから、もう用は無いと、男を立ち上がらせる。
少し歩いてから。
「わたしベータですよ。」
「じゃあ、なんでおれはこんなにもおまえのそばに居たくなるんだ?」
「知りませんよ。」
そんなの。
「でも。」
中庭迄行って、手を離す。
他に誰も居ないそこで、重力に従ってその儘落っこちると思った腕は、縋るように途中で直ぐに止まった。
けれどさっきのように、腕を掴まれることも、迫られることも無かった。
「居たいなら、居たいってことでしょ?」
先に自分が腰掛けに座って、男の中途半端な腕も引っ張って、直ぐ隣に座らせた。匂いが移るくらいの距離に。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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