【歌舞伎鑑賞】#48 猿若祭二月大歌舞伎 昼の部


松竹創業百三十周年
猿若祭二月大歌舞伎【昼の部】

歌舞伎座
2025年2月24日(月・振替休日)11:00開演

演目あらすじ・出演者情報はコチラ⬇️
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/926


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●鞘當

花街を舞台に、不破伴左衛門(巳之助)と名古屋山三(隼人)の斬り合いの一幕を歌舞伎ならではの様式美で表現。男前な巳之助さんと、二枚目な隼人さんの見栄えの良さもあって、視覚的に楽しめました😊


●醍醐の花見

豊臣秀吉の盛大な花見の一幕を舞踊劇で表現。先程の演目が若手だったのに対して、こちらはベテラン勢で固めてたのが印象的。と言いつつも、その中でも若い左近さんの容姿と所作の美しさに心奪われました。最近、見る度に良くなっていくなァと感じます😊


●きらら浮世伝

大河は観ていないので、まず、蔦屋重三郎が何を成し遂げた人なのか知れたのは良かった(ヲイ😅)。

そして、これが勘九郎さんにとって、とても当たり役だな、と思った。それくらい、笑いあり、涙ありだけでなく、登場人物の心の葛藤、影、そして情熱を描いていました。こういうの、表現するの、勘九郎さんは上手いと思うし。

本人はコレが最初で最後みたいに語ってたけど、勿体ない!勘九郎さんだからこそ成立した舞台だと思ったし、題材的にも歌舞伎でこそ演るべき内容だと感じた。なので、またやって欲しいなァと思います。


今回は、いろんな勘九郎さんが観れて楽しかったです。最初の方の蔦重なんかは、ワンコみたいで可愛かったし、年月が経っていくと、ただ情熱的なだけじゃなくて、元々頭も良かったんだろうなと感じさせるようなキレ者な一面も見せてくれる。ここでも生脚出してるし(笑)まさかの二役目も良かった😂

今回は令和の時代に合わせて、内容や演出もブラッシュアップしたみたいだけど、勘三郎さんが演った時はもっと凄かったのかな?その演出も含めてそちらも観てみたかったな、と思うと同時に、知らなくて良かったのかな、とも思いました。だって、重ねて観てしまうから。。。

勘三郎さんのことを知れば知るほど観てみたかったな、と思うけど、あくまでも、私が好きになったのは、当代の中村勘九郎であることを忘れないようにしたい😌


他にも、好きな役者さん勢揃いで良かった(芝のぶさんも出ていた!😆)。可愛いだけじゃない米吉さんも観れたし、成駒屋親子も勢揃いで、中でも芝翫さんと歌之助さんのアドリブ?なやり取りは面白かった🤣

てか、芝翫さんが今回はホントに良いポジションで好演でした。こういう役を演ってる芝翫さんは好きなんですよ😊

あと歌六さんの全くブレない、どっしりとした存在感も、流石人間国宝!って感じでした👏


そして、七之助さん演じる遊女お篠、美しくて、可愛らしさもあって、でも切なげでもあって……蔦重との関係性が特に切なくて、ちょっと心がキュッとなりました🥲泣いた


演出の部分では、BGMを使ってるので歌舞伎と現代劇の融合って感じがあったけど、これまでもいろんな新作歌舞伎を観てきたので特に気にならなかったです。遊郭の檻を模したような舞台美術もシンプルで私好みだったかな、と。あと黒衣たちを後見ではなく、彫り師・擦り師に見立てて起用してるのが良かったです。最後は顔出しもするし。

とにかく熱い舞台でした。そして笑いの場面がなければ、ちょっとしんどいカモと感じる程、遊郭の影の部分や、その時代が抱える重みもしっかり描いてて、それが現代にも通ずる部分があるから、娯楽とは?自由とは?そこに国が介入してくるとどうなるのか?などなど、凄く考えさせられました。

良い舞台でした。観に行って良かった😌



猿若祭二月大歌舞伎 夜の部の感想⬇️
https://privatter.me/page/67b572188d4ad

過去の観劇日記はコチラから⬇️
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