reiru_syogun
2025-02-28 00:26:44
17070文字
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「ΕΛΠΙΣ X EVA PEACE」

初投稿です。

こちらは私の創作である
「ΕΛΠΙE X EVA PEACE」の読切です。

物語の最初ではなく
ΕΛΠΙ∑のメンバーが揃った頃のお話となります。

内容は王道バトルアクションで行きます。
まだまだ途中ですが、のちのち出していきますのでよろしくっス。

※小説すら読めない阿呆が書いた文章なので、所々おかしい所があると思います。お許しを。

「ΕΛΠΙΣ X EVA PEACE」
――――――――――――――――――――――――――

・0章 ????
――――――――――――――――――――――――――

「鈍色ノ行進曲(アポカリプス)」。

世界中に大厄災が起き、人類記最大の災害が降り注いだ。

それと同時に「災厄」という謎の病が生まれた。

世界では決して見た事のない「災厄」の化け物「ディザード」。

「ディザード」は我々人間達を襲い、糧にしてくる。

人間は奴らに為す術なく、殺されることだってある。

………

とある街中が火の海になっている。

必死に子供を連れて、そこから逃げる家族達。

しかし

父「ディザード………!!」

運悪く家族達は、ディザードが鉢合わせてしまった。

ディザード「キシャアアアア!!!」

ディザードに出会ったらもうおしまい。

そこで生命が終わるのは明白だった。

妻「あなた!!」

家族みんなで抱き合い、守れるはずのない身を守った。

ディザードは構うこと無く、家族達に大きな口を開けて食べようとした。

その時

ザシュウゥッ!!

重々しい斬撃の音が聞こえる。

ディザード「オギャアアアア!!!」

ディザードの苦しそうな断末魔が響き渡る。

家族達は自分達の身を確認し、安全であるか確かめた。

父「?なんともない??」

傷1つもなかった。

しかもみんな無事だった。

妻「あ、あなたあれ!!」

妻はディザードの方へ指を指していた。

父はその方向をよく見てみると

父「!?人……!?」

そこには

青と赤のコートをはおい、青髪のポニーテールの男が機械仕掛けの剣を逆手持ちして、そこに立っていた。

見た目から分かる。

あれは「政府の者」ではない

「ただの人」だ

「ただの人」が苦しんでいるディザードと面を合わせていた。

???「ガットイトゥオンタイム(間に合った)!さあて、死神様のご登場だぜ?獣畜生!」

………人間はディザード達に為す術なく、殺されることだってある。

この記載にはまだ続きがある。

しかし!人々も奴らに蹂躙されるために生きている訳では無い。

いつの日か

いつの日か

奴らの侵略に「対抗する者達」が我々人間を救うであろう。

その「対抗する者達」は人を超えた「何か」だ。

そう

彼らの名は

父「あ、あなたは一体!!?」

父はその青髪の男に問う。

???「ん?」

青髪の男はこちらに気づき、振り返って自信気にこう言った。

???「『ΕΛΠΙΣ(エルピス)』、だ!」


ΕΛΠΙΣ X EVA PEACE
(エルピス X エヴァ・ピース)

――――――――――――――――――――――――――
・1章 ΕΛΠΙΣの戦士達
――――――――――――――――――――――――――

父「エルピス??」

???「あ〜覚えなくていーぜ、俺たちチーム?のネームだしな」

父「な、名前は!?」

???「あぁ?俺の?」

父「はい」

???「ハン、『レイ』。
『レイ=グレイセス=アーツ』だ」

父「レイ?」

レイ「ただの何でも屋さ」

父「何でも屋って言ったって

ディザード「ギャアアアアア!!!」

ディザードがレイを叩き潰そうとしてきた。

妻「!危ない!!」

ズドオオン!!

土煙が上がり、レイの姿は見えなかった。

父「あ、ああああ!そ、そんな!!」

絶望に震えていたその時。

???「や〜れやれ、会話中に攻撃してくるなんてなぁ、獣野郎
ナンセンスにも程がねぇか?」

上から青髪の男の声が聞こえてきた。

父「上!?」

レイは空中に逃れていた。

しかも武器をディザードに思いっきり振りかぶる様に回転して跳んでいた。

ディザードが見上げる瞬間にはもう遅かった。

レイ「あ の 世 に 行 き な」

斬ッッッ!!!

さっきの斬撃の音より、更に重い音が響き渡った。

ディザード「…………!!」

ディザードは真っ二つに斬られ、意識は無くなっていた。

ズシャアァ

2つに別れたディザードの肉片が崩れ落ちた。

家族みんなは空いた口が塞がらず、レイを見ていた。

レイ「ふぅ

レイは持っていた機械仕掛けの剣をクルクルと回し、腰のベルトに挿して、両手でパンパンと手に付いた埃を払っていた。

そして

レイ「うっし、あんたら、無事か?」

家族みんなに聞いてきた。

妻「は、はい!!」

父「みんな無事です!!」

それを聞いた青髪の男は少し笑みを浮かべ

レイ「おーけー!無事ならドンウォーリーだぜ!!」

と自信げに答えた。

レイ「だが、ここにいると被害をこうむる事になるからな?」

父「えぇ?」

レイ「そ、こ、で、なんだが

家族「?」

レイは辺りを見渡して、何かを捜していた。

レイ「ん〜アイツまだかな??」

どうやら人を捜していた。

父「アイツ?」

そこで

レイ「お!きたきた!!へーいシオーーン!!こっちだカモーーーン!!」

レイは捜していた人を手を振って知らせた。

ストッ

するとそこに銀髪の大きなトラッシュケースを持った少女が姿を表した。

妻「女の子??」

銀髪の少女「こんにちは皆さん、「ΕΛΠΙΣ(エルピス)」の「シオン・リーベル・ノート」です。
ご無事でしたか?」

少女は家族に安否を確認してきた。

父「(「エルピス」?この子も同じなのか?)は、はい大丈夫です

銀髪の少女「怪我、とかはありませんか?」

妻「はい特に何も

少女はそれを聞くと

銀髪の少女「良かったですでは私が先導しますので、こちらに着いてきてください

少女は家族みんなに案内するかのように歩き出した。

妻「あぁ!?ちょ、ちょっと!!」

家族は置いていかれないように、その少女に着いて行った。

レイ「シオーーン、頼んだぜー!」

シオン「うん」

少女は少し嬉しそうにレイの方に振り向いて、向こうに行った。

レイ「さて、と

レイはポケットからスマホを取り出し、仲間に連絡しようとした。

レイ「ユージン、ユージンっと

シュ-ン

ピッ

繋がった。

レイ「お、こちらレイー、西区域、対処完了だー!そっちは、オーライ?」

そう返すと青年の声が聞こえた。

???「こちらユージン!中央区域、ディザードの殲滅完了!」

レイ「オーケイ!ナイスROCKだぜ!!」

ユージン「(な、ナイスロック??)お、おう!分かった!!でもまだツカサちゃん達は交戦中だと思う逃げ遅れた人の確認次第、そちらに行くよ!」

レイ「オゥケイ!俺は先に援護してくるぜ!」

ピッ

レイ「うっし!あっちは「クロム」が終わらしてる、からうし、後は「芋姫」と「ツカっち」か!なら問題なし!」

レイは機械仕掛けの剣のバイクの取手の部分をアクセルするように捻った。

ヴゥオォン!!

機械仕掛けの剣「ACT.1(アクト ワン) !!」

もう一度捻る!

ヴゥオォン!!

機械仕掛けの剣「ACT.2(アクト ツー)!!」

レイはその場で大きくジャンプする体勢をとった。

レイ「いくぜ!『デウスエクスマキナ』!」

そのかけ事と同時にバイクのブレーキ部分を引く。

すると

ドウゥ!!

剣がブースターの様にバーニアを吹き、レイの身体をまるでロケットを発射するように翔んで行った。



南地区。

ディザード「ギシャアアアアア!!」

ディザードが背丈に合わない剣を持つ赤髪の少女に食らいつこうとした。

赤髪の少女「おねがい、アルトリウス!!」

赤髪の少女は剣を地面に突き刺し、叫んだ。

赤髪の少女「『遵守の騎志(ガレス)』!!」

その掛け声と共に赤髪の少女の周りにドーム状の光の壁がディザードの攻撃を弾き飛ばす。

赤髪の少女「今だ!」

赤髪の少女は剣を抜き、引きずってよろけたディザードの懐に入った。

赤髪の少女「いくよ、アルトリウス!」

引きずった剣を天高く斬り上げ、叫ぶ。

赤髪の少女「『到達の騎志(ガラハッド)』ー!!」

すると斬り上げたと同時に地面から大きな光の柱がディザードを包み込んだ。

ディザード「ギギギ……

ディザードの身体は灰になって、散り散りに消えていった。

赤髪の少女「……よし!」

赤髪の少女はその場で座り込んで、息を整えた。

赤髪の少女「まだまだだなぁ!」

その時。

赤髪の少女の後ろから新たなディザードが急襲してきた

赤髪の少女「え、うしろ?」

何かに気づいたかの様に振り向くと

急襲してきたディザードが氷像のように氷漬けになっていた。

赤髪の少女「う、うわあぁ!?」

赤髪の少女はびっくりして尻もちをついてしまった。

???「ツカサさん!よく耐えてくれました!」

ツカサ「あ!」

そこには氷のレイピアを持つ白い服の金髪の女の子が駆け足気味でこちらに来た。

ツカサ「ステラさん!みんなは!?」

ステラ「はい!ツカサさんの頼み事通り、皆さん避難完了ですよ!」

ツカサはホッとため息を着いた。

ツカサ「よ、良かった!もう少しでやられちゃうところだったよ!」

ステラ「はい!私も直ぐ加勢出来るよう、ダダっとダッシュで走ってきましたから!他にディザードは?」

ツカサ「それが

崩れた家から2体のディザードが顔を出した。

ツカサ「2体は倒したんだけど、後は護るのが精一杯だった

ステラ「

ステラは黙り込んだ。

ツカサ「ご、ごめん

ステラ「凄いです!ツカサさん!」

ツカサ「え?」

ステラ「あんな大勢のディザードを相手にここまで護りきるなんて!凄いです!合格です!花丸さんです!!」

ステラは両手でツカサの両手を掴みブンブンと縦に振った。

ツカサ「え?え?う、うん

ツカサも褒められまくって、照れていた。

ディザード「ギシャアアアア!!」

3体のディザードが背後から迫ってきた。

ツカサ「わ、わわわ!!」

ツカサは気づいて、ステラの手を振り払おうとする。

だが、ステラの手が強く、振り払えなかった。

ツカサは必死になってステラに気づかせようとした。

ツカサ「わ、わわわ、す、ステラさん!ディザードが!!こっちに!!ステラさん!!?」

ステラ「あ、いけない!そういえばそうでした!」

ツカサ「忘れないでよ〜!!」

ザシュウゥ!!

一体のディザードの脳天に何かが突き刺さった。

そこにはレイが剣をディザードに突き刺していた。

ツカサ「レイ!」

刺した剣を抜き取り、宙返りでツカサ達の所にまで飛んだ。

レイ「よっ!ツカっち!芋姫!!」

ステラ「レイさーん!聞いてください!ツカサさんがここまで1人で守っていたんですよ!?これはもう合格ですよね!!」

レイ「あぁうんうん、分かった分かった分かった分かった」

ツカサ「い、今伝えなくてもいいよ〜!終わってからで!お願いだよ〜!」

レイ「という事だ、ステラ姫さんよ。まずはコイツらを倒してからだ」

ステラ「はい!頑張りましょうね!皆さん!!」

レイ「オーライ、いくぜ!」

ステラ「はい!」

ツカサ「うん!!」

………

………

この後、ディザードは殲滅され、レイ達は南地区の広場で会話をしていた。

レイ「うし!制圧完了コンプリートっと!ん?」

レイが振り向いたら、あまり良い顔をしてないツカサが街を見渡していた。

レイ「どした?」

ツカサ「………いいのかな

レイ「んだ?急に」

ツカサ「ほ、ほら生死の関わる闘いを、私の試験にするのはなんかその

レイ「あ〜深く考えなくていーぜ、元はと言えばここは『3人くらい』で事足りたしな?」

ツカサ「え?」

レイ「さっきの闘いとか『誰かさん』達が見守っていてくれてたしな!」

ツカサ「えぇ!?」

レイは大声で呼んだ。

レイ「シオーン、クローム!出てきてもいーぜー!」

すると、答えたかのように二人がレイ達の前に姿を現した。

シオン「良かったですよ、ツカサさん」

クロム「うむ、悪くない判断だったぞ」

ツカサ「ええぇぇ〜〜〜〜!!?」

ステラ「わっ!シオンさん、クロムさん!居たんですか!?」

シオン「はい、住民を避難させたらコチラに

クロム「ツカサを護るよう、後ろから見張っていた」

レイ「というワケですよ、ステラ嬢さんよ」

ステラはそれを聞いて俯いてしまった。

レイ「おい、どした?ステラ?」

ステラ「………ですか

レイ、シオン、クロム「???」

ステラ「なんで!私にまで黙っていたんですかー!?」

レイ「え?あ〜スゥ-その〜

シオン「(ステラ様に「嘘をつくのが下手そうだから」って言ってしまうと、いじけてしまいそうだから、言えませんよ)」

クロム「無理を言うなステラ。ツカサの大事な試験故、そうせざるを得なかったのだ」

レイ「!(おぉクロム!ナイスフォロー!!)」

それを聞き、ステラは不服そうに頬を膨らませながら言った。

ステラ「むぅ〜べつに、怒ってませんよ?ただ、ちょっと、皆だけ、知ってて、ズルいって、思って、ませんよ」

レイ「(怒ってるじゃねぇか)」

クロム「

ステラ「焼き芋

クロム「?イモ?」

ステラ「焼き芋1つ、お願いします!」

シオン「(それで良いんだ)」

クロム「承知」

それを聞いたステラは、先程むくれ顔だったのが嘘かのように嬉々に

ステラ「やったぁ!ありがとうございます!」

クロムに感謝の言葉を送った。

レイ「切り替え早ァ!?」

シオン「ステラ様らしいですね

4人の会話に挟むかのように、ツカサが入ってきた。

ツカサ「ま待って待って!?でもみんな必死に闘ってて!」

レイ「あぁ、アレ?」

ツカサ「うんうん!状況が悪いって!」

レイは舌を出しながら、ケラケラ笑いながら言った。

レイ「『リップサービス』だぁよ 、ケケケ 」

ツカサはそれを聞いて、その場でズッコケてしまった。

シオン「すみませんツカサさん『ウソ』をついてました。申し訳ございません

クロム「俺達は裏でずっと見張ってただけだ」

レイ「右に同じ」

シオン「すみません」

ツカサ「ひ、ひどいよ〜

レイ「まあ無事で良かったぜ、心配する必要も無かったしな!」

ツカサ「そ、そうかなぁ?」

ステラ「はい!きっとそうですよ!!私もツカサさんはもう1人前だと思います!」

ツカサ「!うん、ありがとう!元気でた!」

レイ達が話し合って、楽しんでいる中

???「おーーい!」

遠くから男が叫んで、こちらに向かって走ってきた。

クロム「ム?」

ツカサ「あ!」

レイ「お!ジンー!!」

それは、レイ達の仲間だった。

ユージン「みんなー!街のみんなは?」

ステラ「はい!ツカサさんもみんなもばっちりですよ!」

レイ「ま、こんくらいトゥイージー(楽勝)ってな!!」

クロム「そっちはどうだ?ユージン?」

ユージン「あ、はい!現状報告をします!街のみんなは避難完了及び、ディザードの殲滅、完了です!!」

クロム「上出来だ」

ユージン「そのツカサさんは?」

シオン「特に怪我もなく、無事でしたよ」

ツカサ「うん!でも結局みんなに守られていたけどねあはは

ユージン「え?ど、どうゆう事?みんな、ディザードの殲滅に??」

レイ「あぁ〜ジン、それはその、かくかくしかじか

説明開始。

説明終了。

ユージン「ええええ!?結局殲滅してたのツカサさん以外の『僕』と『レイ』と『ステラ』様だけ!??」

レイ「イエス、正確にいうとステラはツカサとの同行だったが」

ユージン「そ、それでクロムさんとシオンさんは

シオン「私は避難させた後、ツカサさんのバックアップを

クロム「俺はツカサを見張っていた」

レイ「そんで俺は、用を済ませたら見に行ったってワケ」

ユージン「そ、そうだったんだ

ステラ「はい!皆さん、とても優しい人です!」

レイ「そういうこった」

ステラ「仲良しアピールはこう!でしたよね?」

ステラはそう言いながら、笑顔と共に指でピースをした。

レイ「そうそう!イエーイ!!」

レイも同じく、ステラと共に嬉々にピースをした。

クロム「ステラ様

シオン「ほ、本人も楽しそうにしてるので

クロム「………そうだな

ユージン「でもよかった〜!いくら試験でも1人にさせるなんて正気じゃないと思ったよ!」

クロム「俺たちはチームだ、見捨てたりはせん」

レイ「そーだぜ?そこまで俺たちはアイスハートじゃねぇっての」

ユージン「で、でもクロムさんだからやりかねないと思って

クロム「………

レイ「あ〜それは〜

ユージン「あ!す、すいません!失言でした!!」

クロムはレイの所に近づき言う。

クロム「レイ俺はそんなにスパルタ教師に見えるか?」

レイ「え?あ〜〜〜…………………いや?」

クロム「そうか

クロムは少し落ち込んでいた。

レイ「お、おい!?だから違うって言っただろ!?おい!!」

シオン「あとはパンドラさんの所に戻って結果報告及び、ツカサさんの合格発表、ですね」

レイ「ん?そ〜だな!さっさと戻ってランチもしよーぜ!!」

ツカサ「う〜ん心配だなぁ」

ユージン「大丈夫だよ、ツカサちゃんなら」

ステラ「はい!私は絶対合格だと思いますよ!」

クロム「楽しみだな」

シオン「ツカサさんならきっと大丈夫です」

ツカサ「みんなうん!!」

レイ「おーし!戻るぜ〜!!」

………

日本。
通称「イザナギ」。

昔は日本(にほん)と呼ばれていたが、今は名を変え、「イザナギ」となっている。

「イザナギ」
イカルガ地区
謎の骨董品屋「スィサ」。

街の中にある謎の骨董品屋。
いつも不定期で開店しているが、夜になるとBARとして成り代わる、謎の店。

もちろん骨董品を扱っており、掘り出し物があれば売ってくれたりする。

たまにちょっとしたものでも高額で取引してくれたりするので、よく分からない謎の店として噂が立っている。

そして1番の謎が、このイカルガ地区で目撃する問題児共がよく出入りするところを目撃する事だ。

今もまだ、変な噂が出回っている謎の店だ。

そんな店に着いたレイ達御一行。
その噂が立ち続けている店に何事もなく入っていった。

カランカラン。

カウンターには頬杖をして、退屈そうに本を読んでいる茶髪の女の子が店番をしていた。

???「イラッシャあ」

レイ「う〜っス、チンチクリン。済n

バシイイィ!!

ベルナがどこからか出したか分からない、木刀で思いっきりレイの頭に向けて、殴った。

レイ「ゴブゥ!?」

ベルナ「『チンチクリン』は余計よ!!」

レイ「べ、ベルナテメェ

ドシャア

ユージン「うわー!?レイー!!」

クロム「バカが」

ベルナ「ほんと何なのよもう

ベルナが何か呟いたあと、一息ついた。

ベルナ「フゥおかえり、チームAのみんな」

ユージン「え?あ、はい!ただいまです!」

ステラ「ただいまですー!」

ツカサ「ベルナさん!依頼された任務、完了しました!」

ベルナ「そ、分かった。それじゃあ後はどうなるか、よね」

ツカサ「うん!ちょっと不安だけど

ベルナ「『大丈夫』。よくツカサが言っている言葉じゃない?なにも不安になる事ないでしょ?」

ツカサ「!うん!」

ベルナ「いい?胸を張って。きっと合格してるから!」

ツカサ「ありがとう、合格してみせるよ!」

ベルナ「うん、それじゃ私は店を閉める準備をするから。先にアンタ達はさっさとパンドラ様に会いに行って。お待ちしているわ!」

ユージン「(ホント自由だなぁこの店)」

ツカサ「うん!いこう、みんな!」

一同「おー!」

木刀で殴られてノビてるレイは、クロムが手を貸し、運んで行った。

クロム「世話の焼ける

レイ「いちちわ、わりぃクロム
 
クロム「一体いつになったら喧嘩せずに済むのだお前らは?」

レイ「それはアイツが

クロム「

レイ「すんません」

クロム「俺に謝るのではなく、ベルナにしろ」

レイ「えぇ〜

「スィサ」の店内奥に進むレイ達。
人目からはつかない奥の扉を開くとそこには

ギイィ

草木が揺れる音が鳴り響く、
朝日が差し込む森の中だった。

骨董品屋「スィサ」の周りには家々が建っているため、扉の先が森の中になっているのは
絶対に有り得ない。

また、イカルガ地区には森は存在しないのだ。

しかし「何故か」森の中に繋がっているのだ。

こんな超次元な事が起きてるのに、まるで慣れてるかのように森の奥へ進む。

その先には、森の木々に身を隠している大きな屋敷が見えて来た。

そう、その屋敷こそが「ΕΛΠΙΣ(エルピス)」の本拠地となる洋館だ。

城壁の巨大な門を潜り、屋敷の扉を開く。

ツカサ「ただいま〜!!」

正面のドアを大きく開くと、薄暗い紫髪のロングヘアーの女の人が出迎えていた。

???「お疲れ様です、皆さん!」

ツカサ「パンドラ様!」

クロムが咳払いをする。

クロム「ツカサ、結果報告を」

ツカサ「あそうだった!Aチーム、依頼された地域のディザードの殲滅完了しました!」

パンドラ「はい、よく出来ましたよ」

ツカサ「げ、減点されるかな?」

パンドラ「そんな!しませんよ、始めての『リーダー』ですから」

ツカサ「よ、良かった

レイ「なあパンドラよぉ?」

パンドラ「は、はい、なんでしょうかレイさん?」

レイ「他の奴らはどうしたんだ?」

パンドラ「はい、バネッサさん達も調査を完了したので、直に帰ってくると思いますよ」

シオン「その『例のモノ』は?」

パンドラは首を横に振った。

パンドラ「いいえ、見つかりませんでした『禁忌(アルテマ)』の可能性は高いと思ったのですが

ステラ「『災厄(アーク)』の力を持った人の仕業だったのですね!許せません!」

パンドラ「は、はい、今回のは『あらゆるものが軟体になる』災厄(アーク)をもった方でした

ユージン「軟体?なんか特殊な能力ですね?」

パンドラ「はい、現にメフィストさんがぐにゃぐにゃになってしまって戦闘に参加出来なかったと報告ついでに怒っていましたね

レイ「キモイな

クロム「想像はしたくないな」

ステラ「まるでタコさんですね!」

レイ「タコが可哀想だからやめなさい姫」

ユージン「辛辣だなぁ!?」

ツカサ「メフィストちゃんは大丈夫なの?」

???「『能力者が戦闘不能になると、『厄災(アーク)』の呪いは解除される』。覚えておく事だな」

その声は階段から聞こえてきた。
声の主は降りてきてそう伝えた。

見た目は黒に近い緑色のツインテールで眼帯を付けた黒い服装をした人だった。

レイ「お、ディーリス」

ディーリス「能力が死に関係する呪(ノロイ)では無くて安寧はしたがな、もしあれがそうであるならば医者の僕でさえ、手の施しようがない」

ユージン「ま、まあだよね

パンドラ「それではエントランスで立ちながら発表するのはお疲れになるので奥の方で発表しましょう。ツカサさん、大丈夫ですか?」

ツカサ「う、うん!大丈夫だよ!」

レイ達が後ろで耳打ちし合う。

レイ「(こりゃ緊張してるぜおい)」

クロム「(これから先の事だ、重要な起点となるから緊張するのも無理はない)」

レイ「(そうだな)」

レイは何かを決めたかのように言う。

レイ「うっし!じゃあよ、みんなが戻ってから発表を聞くってのはどうだ?」

ツカサ「え?」

パンドラ「え?」

レイ「テメェ1人だけで聞くなんて、ストイック過ぎるだろ?なら、みんながいた方がプレッシャーなんてモンもカッ飛ぶだろうよ」

ツカサ「そうかな?」

レイ「たとえ落ちても、テメェはまた立ち上がって成ればいい!だろ?それとも俺の知ってるツカサはここで挫けるような奴じゃねぇだろ?」

ツカサ「レイ!」

レイ「いいか?俺達『ΕΛΠΙΣ(エルピス)』は仲間であり、家族みてぇなもんだ。お前の不安なんか、俺たちも背負ってやるよ!」

クロム「ウム」

シオン「はい!」

ユージン「うん!」

ステラ「はい!」

レイ「そんでツカサ、どうしたい?」

ツカサ「!じゃあ、みんなが戻ってからでいいかな?私もみんなの役にたちたいから!!」

レイ「そうか!だとよ、パンドラさんよ」

パンドラ「う〜んしょうがないですね。分かりました。ツカサさんがそうしたいのであればそうしましょう」

ツカサ「うん、ありがとう!パンドラさん!」

ユージン「(半場強引なやり方だけどまあいいか)」

そんな会話をしている中

バァン!!

後ろから扉が開く音が聞こえてきた。

???「Bチーム、今到着よ〜!」

クロム「ム?」

ユージン「あ!バネッサさん!」

ステラ「わあ!レイさんの言う、グッドタイミングって奴ですね!」

バネッサ「そう?それは良かったわ!」

???「ツカサちゃんはどうだったかの?」

???「あのおっちょこちょい、ま〜たヘマしてねェよなァ!?おい!!」

シオン「シュウジロウさん……メフィスト

メフィスト「おい、なんでこのメフィスト様の時だけ覇気がねェんだァ!?おい!!」

ユージン「それは日頃の行いだろ

メフィスト「んだとォー!!?」

メフィストはユージンに飛びつき、小さい身体でユージンの首を絞めた。

ユージン「こはギブギブ!!」

メフィスト「聞こえねェ〜ぞ!コラァ〜!!」

シュウジロウ「どうじゃった?ツカサちゃんは?」

シオン「はい、心配は要らないと思います」

シュウジロウ「ほ〜〜!そうかそうか!
いや〜ツカサちゃんも大きくなったのゥ
おじさん涙が出てくるよ〜!」

クロム「そっちはどうだった?シュウジロウ」

シュウジロウ「ん?こっちか?そうだなぁ
特に災厄(アーク)を所持してる奴くらい
かの?」

クロム「そうか」

シュウジロウ「なぁに!クロム、お主が探してる男もじきに見つかるじゃろうて!!気を落とすのではないゾ、クロム!」

クロム「だな、感謝する」

???「ステラ、君はしっかりと役目は果たせたのかい?」

ステラ「はい!私だって、『ΕΛΠΙΣ(エルピス)』の一員ですから!ノープロブレム?ですよ!クレイ!」

クレイ「………ステラ、今『ZERO(ゼロ)』はどこにいるんだい?」

ステラ「あ、レイさんならアソコに!」

クレイ「そうか」

するとその男は剣を抜き、レイに斬りかかってきた。

レイ「!」

咄嗟に気づいたレイも剣を抜き、振りかぶってきた剣を防御した。

ギイィィン!!

ツカサ「わぁっ!?」

剣と剣がぶつかり、金属音が鳴り響く。

レイ「テメェ!」

クレイ「『ZERO(ゼロ)』!貴様、ステラにまた変な事を教えたなッ!!」

レイ「あぁ!?ステラ嬢さんが知りたそうにしてたから教えただけだってんだよ!!アイツの意思に従ったまで!!」

クレイ「うるさい!!やはり貴様は看過しては置けない!!」

レイ「やんのかァ!!?」

そんな怒声を浴びせあってる間に、ステラが颯爽と入ってきた!

ステラ「やめてください!怒りますよ!!」

それを遠目で見てるクロム達。

クロム「アイツらはいつになったら打ち解けるのだ?」

バネッサ「さぁね、でも思いは同じだからいいんじゃない?」

クロム「そうだな、だが事が大きくなるならば俺自らが出よう」

バネッサ「さっすがクロム♪」

パンドラ「み、みなさ〜ん!」

パンドラが発した声に皆が注目する。

パンドラ「そ、そろそろ本題に入ってもよろしてでしょうか〜?」

皆はその話を聞くと縦に首を振った。

パンドラ「わ、分かりましたそれでは!メアリー!」

その呼びかけと共に、金髪の赤いロングコートを着たメイドが姿を現した。

メアリー「

パンドラ「そ、それではよろしいですか?ツカサさん?」

ツカサ「うん!」

パンドラ「結果は

ゴクリ

ツカサ「………!」

パンドラ「………すみません、不合格です

ツカサ「っ」

皆がそれを聞き、唖然としていた。

パンドラ「で、でも

レイ「お、オイオイオイオイそ、そりゃあねェっておいパンドラさんよ?」

するとレイが慌てて、嘘じゃないのかという顔でパンドラに問い詰めてきた。

パンドラ「あ

レイ「ほ、ほら??今回のそのツカっちはよ?かな〜り頑張ったし?その〜なんというかもう少し大目に

するとクロムがレイの肩に手を乗せ、引き剥がした。

レイ「お、おいクロム!お前はそれで!」

クロム「男ならば口を挟むなッ!そんな事も有り得る可能性もあって聞いたのは貴様だろう!」

レイ「ぐぅちくしょう

パンドラ「あ、あの〜その〜

クロム「ん?」

パンドラ「な、何も全てが不合格って訳じゃなくて

ツカサ「え?」

レイ「は?じゃあ何なんだよ?」

パンドラ「は、はいその『リーダー』としてはまだ適任では無い、だけであってその

メフィスト「んだぁ!?よく聞こえね〜なァおい!!」

パンドラ「そ、そのぅだから任務での単独行動は良しと言うことでその

ツカサ「!」

レイ「じゃ、じゃあ?チームリーダーとしてはまだだけど、今度からは2人での行動ではなく、単独での行動が出来るって事か?」

パンドラ「は、はい

ツカサ「!やっ

みんな「やったああああ!!」

その情報を聞き、みんなは大喜びであった。

レイ「やったじゃねぇかツカサ!まだリーダーってワケにゃいかねェけどよ!1歩は踏み出せたじゃねェか!!」

ツカサ「う、うん!ありがとう!みんな!」

レイ「そうと決まればパーティだな!!おーし!パーッと祝おうぜ!!パンドラ、良いだろ?」

パンドラ「は、はい!もちろんです!」

レイ「ひゃっほー!」

クロム「やったな、ツカサ」

ツカサ「クロムさん!ありがとう!!」

パンドラ「そ、それでは食事にしましょう?皆さん、お腹を空かせたと思いますので

メフィスト「おお!!気が利くじゃあねェかナメクジ女!さっそく!」

メフィストが喋った瞬間、メアリーが片腕で首を掴み、持ち上げて絞めていた。

メアリー「死ぬか?」

メフィスト「ぐげげ!!」

パンドラ「め、メアリー!やめて!」

………

そして

パーティを開き、大きな机にはメアリーが手掛けた豪華な料理が豪勢に待っていた。

ツカサ「わぁ〜!」

レイ「ヒュ-!!なんだよメアリー!合格(仮)を知ってる前提で待っていたのかよ!お前も中々クールじゃねぇかよおい!」

レイはそう言いながらメアリーを横から肘でウリウリとつついた。

メアリー「黙れ」

クロム「フッお前も板についてきたのではないか?メアリー?」

メアリー「知らん」

パンドラ「それでは皆さん、冷めないうちに食べましょう?」

レイ「そ〜だな!さっさと食おーぜ!」

皆が席につき、皆が手を合わせ「いただきます」と部屋に響いた。

レイ達は会話をしながら食事をしていた。
するとユージンが周りを観ながらある事を話した。

ユージン「いや〜こう見ると、賑やかになったなぁ!」

レイ「んだ?急に?」

ユージン「ほ、ほら!俺たちってさ、まだそのレイがクロムさんに出会う時の人数を知ってるからさ!」

クロム「ム?そうなのか?」

ユージン「はい!だってあの時のレイとメアリーはその

シオン「仲が悪かったですね

レイ「『今でも』、だろ」

メアリー「

ユージン「いやいや前とか

メアリー「ユージン」

ユージン「ひっ!」

メアリー「

ユージン「ご、ごめんなさいすいません!」

レイ「確かクロムと出会ったのはせいいや、地下で出会ったもんな!」

クロム「そうだな」

レイ「いや〜しかし、あん時はクロムが居て助かったもんな〜!多分俺だけだったら知らずに消し炭になってたかもしれないしな!」

シオン「えぇっ!?」

クロム「何をいってる、お前が居たからこそ
脱出できたのだぞ」

ツカサ「脱出!?」

クレイ「?」

クロム「後で話してやる、ツカサ」

ユージン「(さすがクロムさん!クレイさんの地雷を踏まない言葉選びだ!)」

レイ「そんでクロムの後って、ステラ嬢なんだよ」

ステラ「あれ?そうでした?」

ユージン「忘れてるよこの人

シオン「あの時のニュースで、捜している人物がレイの容姿と合っててビックリしましたね(絵は下手でしたが)」

ステラ「あ!あの絵ですね!私の自信作なんですよ!えっへん!」

レイ「(ガキが描いた絵みたいだったぞ?)」

クロム「あぁあの時は俺でも肝を冷やしたぞ」

ステラ「あれはレイさんに感謝したくて捜していたんです!そんな処刑なんてしませんよ!」

シュウジロウ「その言い方は物騒じゃぞ

レイ「あん時の助けた人が一国のお姫様だなんて知らねぇよ

ステラ「そうなんですか!?さすが私です!」

レイ「褒めてねぇっての」

クロム「その後が

その前に仲間になってた者が皆、メフィストを見た。

メフィスト「んあ?」

レイ「………コイツか

メフィスト「んだテメェ!やるか?オォ!?」

ベルナ「迷惑をかけてる人を止めて欲しい、って依頼の対象がこいつだったのよ」

ツカサ「………メフィストちゃん

メフィスト「んだァ!?その目は!!」

ユージン「止めても止めても迷惑をかけるから結局僕達の仲間にして、迷惑行為を止めてたんだよね

ツカサ「…………………メフィスト

メフィスト「お、おい!普段しないような顔でこのメフィスト様を見んじゃねェ!!?」

シオン「そしてその後がツカサさんでしたね」

バネッサ「ふぅ〜ん、そうなんだ?」

メフィスト「(キラ-ン)コイツも中々の厄介者でよォ?危険だから顔出すなって行っても来るわ居るわでよ、こっちからも迷惑だったぜェ!」

ユージン「(コイツ!これ見逃しに罵るとは!)」

ツカサ「あれは!学園の皆を放っておけなかったから!」

レイ「そ〜だぜ、どこかにいつも迷惑をかけてる奴よりか何倍はマシだがな」

ユージン「お前も大概

レイ「なんだって?」

ユージン「な、なんでもありません

シオン「友達が危ないと分かって、勇気を振り出してディザードに立ち向かったのは素晴らしかったです」

ツカサ「シオンさん!」

シオン「でもこれから単独行動が出来るからと行って、無茶だけはしないでくださいね?」

ツカサ「う、うん!分かった!」

ステラ「そして、シュウジロウさんでしたよね!」

クレイ「そうなのか?ステラ」

ステラ「はい!シュウジロウさんは

シュウジロウ「(ソワソワ)」

ステラ「え〜と………そういえば何故仲間になったのですか?」

シュウジロウ「ズコー!!」

クロム「………あとの短い命を有効に扱いたかったそうだ」

ステラ「え?」

シュウジロウ「そうなんじゃよ〜!ワシもこれで63じゃ!あとの短い命はどう扱えばいいか余生をどう活かして行くか、ワシは!!」

レイ「泣きついて仲間になった、と?」

シュウジロウ「言い方!!ワシはあとの短い命は人の役に立てる事にしようって決めたの!!別に良い女が沢山いるから入ったわけじゃないからね!」

ステラ「わぁ!素晴らしいです!」

ユージン「下心丸出しじゃないですか!?」

シュウジロウ「男の教訓その1!欲望に忠実に生きるべし!!これ鉄則だね!」

クロム「下らん教訓だ」

シュウジロウ「最近のクロムくん冷たいね!!?」

クロム「

メフィスト「そんでこのふだらし女か

バネッサ「バ、ネ、ッ、サ!私にもちゃんとした名前で呼んで欲しいな!」

シオン「そういえばなぜ仲間になったのですか?確かレイが前バネッサさんと一騎打ちをした、と

バネッサ「うん、そうそう!私はレイ君と闘ったわ。でもレイ君、とても強くて強くてかなわなかったかな!」

ユージン「って言ってるけど?」

レイ「アレ以降、こいつとはぜってぇ闘いたくねェって思ったよ

ユージン「(何されたんだ???)」

バネッサ「あの時の私ね、もう死んでたも当然だったのよ。でもね、『ΕΛΠΙΣ(エルピス)』のみんなを見ていると、不思議と元気が出てきてね。私も仲間になれば元気が出るかな?って

クロム「………(あの時の話か)」

レイ「どこがだよ!?最初出会った時のお前、普通に元気そうだったろうが!!」

バネッサ「ち〜が〜う〜の〜!!アレはカラ元気なの!今の私はレイ君達と居れて、とても元気なの〜!!」

レイ「なんだよそりゃあ!?」

ステラ「そして最後にクレイ、ですね!クレイは

クレイ「ステラ!」

ステラ「?」

クレイ「思い出したくは無いんだ、やめてくれ

ステラ「そうですか?」

ツカサ「(何かあったの?)」

クロム「(それもまた後で話してやる)」

ツカサ「(え、う、うん)」

ユージン「ま、まあ!?ほらこの通り、みんなと出会えてここも賑やかになったなぁって!」

パンドラ「は、はいそれはもう!」

レイ「へっ、そうだな。1人よりみんなでいた方が楽しい、って昔ユリも言ってたしな。今思うと、ユリが言ってた事は正しかったんだな」

シオン「レイ

シュウジロウ「そういえばなんじゃがよォ〜?」

レイ「んだ?」

するとシュウジロウがレイに指を差し、言った。

シュウジロウ「お主達はずっとパンドラに付いていたのかのぅ?」

レイ「なにィ?俺とシオンか?」

シュウジロウ「そうじゃ」

ステラ「そういえば!レイさんって昔からいる大ベテランですよね?私、気になります!!」

レイ「あのなぁ俺が元からパンドラに付いていたら執事になってるっての」

シュウジロウ「それはない」

メアリー「思い上がるなよ?」

メフィスト「バーカ」

レイ「テメェら!!」

シオン「落ち着いて、レイ!」

レイ「ったく俺らは無名の『何でも屋』として旅をしながら働いてたんだよ、そしたらパンドラと出会ってな

ツカサ「へぇ〜!」

ユージン「あ!そうそう、初めて聞くかもしれないけど、僕は旅をしていたレイ達に助けられたんだよ!まだその時は『何でも屋』でも無かったけど!」

クロム「ほう」

バネッサ「そうだったの?」

シオン「あの時ユージンさんに出会えて良かったと、今でも思います」

ユージン「そんな照れるなぁ

レイ「んでよ、また旅をする際にユージンから『何でも屋』として働けば?と言われてな、俺達もそうしようって決めたって訳よ」

シオン「名前は決まりませんでしたが『何でも屋』として働けたのはとても良かったです」

ツカサ「じゃあ、パンドラさんは?」

レイ「パンドラはある事情で追っかけてたらここに迷い込んでな、そこでパンドラと出会い、『奴』と関係しているモノを知っててな

ユージン「そこで話が合い、パンドラ様の仲間になったって事か?」

レイ「ん〜まあ、そう言うことだな」

ツカサ「そうだったんだ!」

ユージン「ん?待てよ?じゃあ『ΕΛΠΙ∑(エルピス)』って名前は

パンドラ「はい、私もレイさん達の『何でも屋』という活動に感銘を受けまして!新たな『何でも屋』として私が考案したのですよ!」

ツカサ「それが、何でも屋兼厄災封印同盟『ΕΛΠΙ∑(エルピス)』、なんだね!!」

パンドラ「はい!そうです!」

レイ「俺らの名前も決まってなかったし、それでいこうってなったってワケさ」

バネッサ「良いじゃない!そんな裏があるなんて私知らなかったわ!」

パンドラ「私もこんなになるなんて思ってもいませんでした!改めて、ありがとうございます、レイさん!」

レイ「え?あ、あぁ良いってもんよ!」

ワイワイ

みんな昔の事を振り返りながら、楽しんで食事をしていた。