もちこ
2025-02-26 20:11:54
185文字
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そしてドアの向こう側で誰かが立ち去る音がした

以蔵

認められたかった。

たぶん、そうだ。

自分にも価値はあるのだと他の奴らとは違うのだと、だから、...だから自分を見てくれとずっと叫んでいたんだろう。今はそうと思う。

何故認められたいと願ったのか。

今、英霊となり夢の続きを歩み始めてから少し分かったような気がする。


「わしは、生きててえいと言うて欲しかったんじゃな」


ただ、それだけのことだった。