Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
倉木
2025-02-24 00:22:15
3131文字
Public
他🐢
Clear cache
ULレオドン
UL表記伝わる?大丈夫?
性癖どノーマルレオナルド×元々機械姦もやぶさかではないドナテロ の構図噛み合わなくてずっと攻防してて欲しい
呼吸の隙間から零れた吐息が唇を擽る。
少し体重をかけただけで掌越しに軋むベッド。
元々ゴミ捨て場から拾ってきた老朽化が進んでいたもので、二人分を受け止めて壊れていないのが不思議なくらいだ。
電灯を消すと部屋の中は真っ暗。
暗がりに慣れているレオナルドだがあえて目を凝らす真似はしない、触れ合う熱から相手を認識する行為が好きだった。
しかし。
「ドナテロ
…
眩しい」
暗いからこそ余計に刺す青の光源にレオナルドは目を細める。
寝室には場違いの光はぱちぱちと点滅し、やがて消えた。
「ごめん、まだ慣れなくて」
ドナテロは金属で覆われた目元をぺちぺちと触っていた、他におかしいところがないか確かめている。
生身の頬が僅かに赤く染まっているのは、指摘された恥ずかしさだけではないだろう。
どこかあどけなさすが残る表情が纏う身体は一時期よりも随分と成長した、否変異したという方が正しい。
今ではレオナルドより一回り大きいくらいだ。
覆い被さる視界に映る金属質の肩からはケーブルのようなものがいくつか伸びていて、それがまた僅かに脈動しているように見える。
そのような機械じみた腕がレオナルドの頬に触れる。
いつもの機械を触るせいで胼胝の出来たものではない。
つるりとしたつややかな感触に、レオナルドはついにその肩を思い切り掴んだ。
「
…
ドニーっ、ちょっとストップ!」
思いの外大きな声が部屋中に響き渡った。
ラファエロは今この家には住んでおらず、ミケランジェロも執筆する為篭り中だ。
つまりここにはレオナルドとドナテロしかおらず大声を出したとて、気にするものはいない。
ドナテロは驚いたような顔をしていたが、その後見るからにしょんぼりとした表情に変わる。
「やっぱり
………
今の僕じゃ勃たない?」
顔の一部を覆った銀色もそれに合わせて弛んでいる。
よくできているなと現実逃避しながら、レオナルドは僅かに視線をずらし天を仰いだ。
「そういうことじゃ、ない
……
ドナテロ、違うんだ」
捨てられた子犬のような仕草は本来であればミケランジェロの専売特許。
しかし同じ兄弟(というより同じ亀のミュータントという生物)である以上同じような態度をされるとそのいたいけさも一緒に乗り移ってるかのようだ。
しかしあまり見慣れないせいで、ちょっとした罪悪感が産まれるのはドナテロ特有のもの。
ドナテロは普段からひとり行動を好む。
しかし恋人になってから、案外ドナテロが構われたがりであったことを知った。
何かと新しいものを作っては披露しに来ていたのは、その性格故に起こした行動だったのだと今になって思う。
普段は自室にこもりがちな癖、触れている間はとことんすり寄ってくる。
そんな甘えた様子は兄としても恋人としても可愛いと思うし、レオナルドとしては新しい発見で嬉しいものだった。
「その、なんだ、普通怪我をしたら心配するだろ」
だがしかし、不幸な事件から恋人の姿は一変した。
レオナルドより一回り大きくなった身体は、まあ少し面白くないけどまだ良い。
何より死んだと思っていた期間を考えればドナテロがこうしてまた触れるところに居てくれることが何よりも嬉しい。
今もきょとんとした表情で首を傾げる様は可愛らしいと思っている。
「僕はとても元気だよ」
身体の大半を金属と言うには何でもできそうな物質で覆われたドナテロは、その部分に触れると冷たさはないこそすれ、とっかかりのない滑らかな感触は卵の殻よりもずっと無機質だった。
たまにぎゅるぎゅると動く肩口の配線はどうしたって目に入る。
「いや
…
」
なんというか、集中できない。
前にミケランジェロが恋愛小説を書くのにムードが大事だと騒ぎ立てていた時は話半分で流していたものの、今になってその意味を痛感していた。
別にレオナルドはロマンチストではないし、これでも一応今のドナテロを受け入れようと努力はした。
大事な恋人を前に下半身はそれなりに反応するくせ、その金属質な部分が目に入ると下半身は途端にしょんぼりとしてしまう。
「そんなに気遣ってくれなくていいよ。レオがしたいように、ね?」
伸びた指先がレオナルドの顎に触れすす、と首元を滑った。
血の通った緑の肌が触れた箇所から熱腺が引かれる感飼う。
途中膨らんだ軽く押すと一瞬気道が詰まり、うっそりと微笑む姿に萎えた筈の欲が再び擡げたのがわかった。
「色々できて便利だよこの身体。穴とか増やせるよ、いる?」
しかし出てきた言葉の突拍子のなさにレオナルドは額に手を当てた。
血が下がったり上がったりで眩暈がしそうだ。
「
……
増やしてどうするんだ」
レオナルドの上でドナテロはううん、と首を捻る。
合流した時から今まで、ドナテロの方が順応しているというよりも興味が絶えないようだった。
たまに部屋の奥でよくわからない音が聞こえるし、何ともいえない笑い声がしていた夜もある。
心なしか以前にもましておおらかになったようにも見えるドナテロが背後に立っていると些か不安に思うことがあるのもまた事実。
「僕は何本でも増やせるけどレオは出来ないもんね、生身って不便だなぁ」
ただ、天才らしい彼の発想力は出来ることが増えた結果よくわからない方向にいっている気がする。
それはこういった性的接触の方にも向いている気がして、レオナルドが集中できない要因だった。
ナニされるかわからない、そんなスリルを楽しめる程レオナルドは多感ではない。
「なあドナテロ、特別なことをして欲しいんじゃない。でもまだ色々と落ち着かないし、もっとゆっくり時間をかけてでもいいと思うんだ」
言いながらまるで小さい時に先生がミケランジェロに言い聞かせてる時のようだと思った。
自分が案外性癖に関して淡泊であったこと、そしてパートナーが想定以上にチャレンジ精神旺盛だったことはもっと違うタイミングで知りたかった。
大きな子ども、なんて印象をまさかドナテロ相手に持つ日がくるなんて。
「レオ、溜まってないの?」
首を捻るドナテロに、レオナルドは頷くことはできなかった。
怒涛の日々を終えて少しの合間になると気になるのはそういった性欲の類。
「でも、お互い様だろ」
もっぱらひとりで慰める時は前のドナテロを思い浮かべているなんて流石に言えなかった。
ドナテロは同意せず、バツが悪そうに視線をさ迷わせている。
「あーえっとね、まだ身体が完全になっていないせいからかな。あんまりそういう気持ちにならないんだよね。生殖機能がまだちゃんと働いていないんだと思う」
「は?じゃあなんでそんなに」
しつこいんだ、って言いそうになった言葉は、銀色の掌に覆われて続けられなかった。
唇を尖らすドナテロは、やはりどこかあどけない。
「
……
レオがしたそうだな、と思ったから」
自分はする気分でもない癖に誘ってきたらしい、健気な気持ちにレオナルドの心は大いに揺れた。
それと同時に湧き上がるのは確かに熱であり、拗ねた唇に噛みつきたい衝動は抑えられない。
しかしそれと当時突然、目の前に何かが押し付けられた。
柔らかな感触はレオナルドの顔面全体を包み込み、レオナルドの口の鼻も覆って呼吸が詰まる。
ほのかに熱は艶やかな感触でもってレオナルドを受け止めた。
「前にラファエロが持ってきてたエロ本を参考にしてみたんだけどどう?勃ちそう?」
戸惑いがちな声が頭上で聞こえる。
レオナルドは金属質な胸に埋もれながら現実逃避の為目を閉じる。
静かに冷えていく身体の熱は、レオナルドの心情よりも随分と正直だった。
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color