もちこ
2025-02-20 20:40:42
1106文字
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銃声

マスター+バソ
ギスギスしていますがバソは心配が空回りしているだけ。暗い雰囲気。
キャラ崩壊注意。原作の情報を間違えてたりする可能性がある注意。雰囲気小説です。

嫌にならないの?

「なるよ」

でも何も言わないんだ?

「あれらは私自身を映す鏡だから」

あいつらが?

「世界の見え方も、人の言葉の捉え方も、私の心によって違ってくる」

相手が悪意を持っている場合は考えないのかい?

「...馬鹿みたいに信じてるわけじゃない」

自分に何か非がないかと考えるわけだ。
そんなこと言い出したら私はどうしたらいいんだい。海賊なんだが?

「あなたはいつも眩しい」

マスターが許さなくて私が許されるなんてことはないだろう?

「沢山の人を率いて旅をした、海賊らしく港や船を襲って、多くの人をころした。本で読んだ知識程度だけどそれは知っている。」


そうさ。この大海賊と比べてますたー、君は世界を


「沢山壊した。人をころした。数が全てじゃないことは分かっている。でもあなたと比べたら私は何人のひとをころした?世界を、壊した?」


.......君は押し付けられただけだ。私は私の意思でそうした。


「たしかに私は役割をこなしているだけかもしれない。でも、私は私の意思で今まで選んできた。」


その重さを理解しているのは君の聡明なところだ。だが、間違えるな君はただの一人の人間だ。


「ここまで来てしまったのに?」

ここまで来てもだ。

「うん、ありがとう。そう言ってくれて。」

そうやってまた笑う。泣いてみたらどうだい、怒ってみたらどうだい。理不尽だとこんなことしたくなかったと。

「私は怒らないよ。」

....。


「私はこれからも選び続ける。間違い続ける。嫌になりながらも、走り続けると遠い昔に決めたの。」

ガシャッ

「...バーソロミュー。」

ほら、君のサーヴァントがますたーである君に銃を向けている。これは由々しき事態だね。

「バーソロミュー、大丈夫」

後からどうとでもするがいいさ。まあ、君が生きていたらの話だけれど。

「バーソロミュー、ねえ」

もともと君とはそりが合わないと思ってたんだ。君みたいないい子ちゃんには。

「バーソロミュー、」

見てると腹が立つ。
本当に、腸が煮えくりかえりそうだ。

「ねえ」



「泣かないで、バーソロミュー。」





「....私は泣いてないよ。」
「泣いてるよ」
「怒っているんだ」
「悲しいのよ」
「なんで、」
「うん」

「なんで君は海でしぬことさえ許されない?」

「泣き言ひとつ言わない?」

「どうしてそれでもまだ、この世界を愛しいと思う?」



「簡単だよ、船長。」




「貴方たちが生きた世界だからだ。」






....それが、何だって言うんだ。