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あむ🧶
2024-11-19 22:11:00
3013文字
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小説・小ネタ
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ファンパレイベント「華麗なる幽覧船」専用スキンからの五歌妄想
ファンパレイベント「華麗なる幽覧船」
サイちゃんが描いた歌姫専用スキンのイラストからむくむくと膨らんだ五歌妄想です。
最後は力尽きて尻切れとんぼです。ご了承ください。
歌姫はシースルーの袖がお気に入りのドレスに身を包み、美味しいスパークリングワインを嗜む。これで3杯目だ。またまだいける。
今夜はマッチングアプリ主催の船上クルーズに参加している。歌姫が以前酔っ払った勢いで登録したのだ。登録した途端に通知が沢山来ていたけれども無視していた。
ある日、アプリからの通知を何気なく見ると、船上パーティのお知らせが。しかもスパークリングワインが飲み放題。料理も某有名3つ星イタリアンのシェフが作る豪華ビュッフェ。ちょうどこの日は非番の日。これは行くしかないでしょ。歌姫は、迷わず参加ボタンを押した。
待ちに待ったパーティーの日。この日の為に新調したドレスを身を包み、夜風にあたりながらワインを飲む。ああ、なんて幸せな時間。歌姫は殺伐とした日常から離れた素敵な時間に酔いしれる。
歌姫がデッキで1人、ワインを飲みながら夜景を眺めていると、隣いいですか、とパーティー参加者の男性が隣に並ぶ。少し距離が近い。腕と腕が触れ合う。どうやら彼も参加者のようだ。
男性とのたわいの無い会話の中で、彼がジムで働くインストラクターだと言うこと、スポーツ観戦が趣味だということ、1人でお酒を飲むのが好きだということがわかった。歌姫ととても嗜好が似ている。すぐに意気投合した。
彼との会話はとても楽しい。暫く話をしていると、いや、実は
……
と男性が切り出す。
「実は、貴方をアプリで見つけて、素敵な人がいると思って。ずっと連絡していたんですが、反応無くて、ああ、これは脈なしなんだなと
……
」
「あ!ごめんなさい!、私登録はしたんですけど、どうやったらいいのかわからなくて
……
」
酔っ払った勢いで登録しただけなんて、ちょっと言えない。
「だから、今日、貴方を見かけて、これは運命だなって」
「え
……
?」
「もっと、貴方の事が知りたいんです。今夜、もう少しだけお話ししてもらえませ
――
」
「あれー? 歌姫先生じゃね?」
ぶんぶんと手を振り、こちらにやってくるその大きい声の主は、東京校の虎杖だ。その後には伏黒と釘崎も。皆スーツにドレスとフォーマルな装いだ。一体どういうことだ。
「な
……
何でアンタ達が
……
⁉︎
……
げっ‼︎」
「あっらー? 歌姫じゃん。ここで何してんの?」
休日に一番会いたくない男、五条だ。コイツもいつもの黒づくめじゃなくてサングラスにスーツ姿だ。
「なんでアンタがここにいんのよ!」
「えー? なんでって、こっちはねー。歌姫と違って忙しいの。任務だよ」
「歌姫と違っては余計だ! 私だって今日やっと8連勤からの休日なんだから」
「なあに歌姫、もう更年期? そんなに怒ってると、またシワが増えちゃうよ?」
「お前が! 怒らせてるんだろうが!」
五条と歌姫の全自動が始まる。高専では見慣れた後継だが、背の高いイケメン男とそれに負けない強気な女性の応酬に、男性は呆気に取られ、ポカンとその様子を見ていた。五条はそんな男性をちらりと見る。
「ごめんねー? 歌姫はさぁ、すっごい酒豪でさ、酔っ払うとカーネルサンダースに話しかけるし、すぐ脱いじゃうし、片っ端から人の服脱がすような女だよ? 言葉遣いだってこの通りだし、めちゃくちゃタチ悪いよ? だから
……
」
そう言って五条は、歌姫の腰を抱き、自分の方に引き寄せる。
「ごめんね?」
そう言った蒼い瞳はギラリと男を射抜いた。
ああ、そういうことか。怯んだ男は、歌姫にじゃあ、と一言だけ残し、何も言わずに立ち去った。折角会話が弾んでいたのに、五条のせいで台無しだ。歌姫は五条を睨む。
「ちょっと! 折角楽しく話してたのに邪魔しないでよ!」
「
……
ふーん。歌姫、ああいうのが好みなんだ」
「別に、好みかどうかはわかんないけど、アンタに邪魔される義理は無いわ」
そう言って五条の胸ぐらを掴もうとしたその時。ドン、と船上の先端で大きな爆発音が起こった。同時に花火も上がっていたため、一般人は気づいていない。
「やべえ! あっちにいたのかよ! 五条先生、俺ら先に行くね!」
「おい虎杖、見つけてもすぐに殴るなよ」
「あーあ、このドレス気に入ってるのになー汚れちゃうのやだな」
虎杖が真っ先に飛び出し、伏黒と釘崎が後を追う。はーい、いってらっしゃーいと五条は手をひらひら振り呑気なものだ。任務とはいえ、五条はあの3人を引率しているだけなのだろうと歌姫は判断した。
「
……
アンタも早く行きなさいよね。問題あるようなら、私も任務に参加するけど
……
」
「んー? 僕の生徒達だから、大丈夫でしょ。それよりもさー
……
」
そう言って五条は歌姫のドレス姿を舐め回すように遠慮のない視線を送る。
「今夜のドレス、歌姫、よく似合ってるけどさー、ちょっと露出し過ぎじゃ無い?」
「そんな事アンタに関係ないでしょ、気に入ってるんだからほっといてよ」
「
……
だから歌姫は隙だらけなんだよ。ちょっとは警戒したほうがいいんじゃない? ほらすぐこうやって触られちゃうよ?」
「なっ
……
!」
と五条の大きな手のひらが、ドレスの上から腰のラインを通ってするりと太ももに触れた。歌姫はその手つきにぞわりと鳥肌が立つ。
「ちょっと身体のライン、見えすぎじゃない?」
「ちょ、ちょっと! 何すんのよ!」
「いや? 鈍い歌姫には少しお仕置きが必要かなって」
「セクハラ! 上層部に訴えてやる!」
くくっ、と噛み締めるような笑い声を上げる五条。
「さーて、そろそろ僕も行きますか。あ、歌姫」
「
……
何よ」
「続きはあとでね⭐︎」
「後なんかねーわ‼︎」
鼻歌を歌いながら去っていく五条の後ろ姿を睨む。一体なんなのよアイツ。あんなこと色んな人にやってたら、それこそ本当にセクハラ案件で訴えられるかもしれない。今度会ったら注意してやらないと。いや、それともあれは五条のお得意のナンパ方法なのかもしれない。だからって、私を練習台にする事ないじゃない。歌姫は見当違いな仮説を立てる。触れられたところがまだ熱を持っている。
ああ、もうこんな事考えても仕方がないわ。今日は私は非番だし、幸いさっきの爆発も花火と一緒に上がったから、こちらのパーティーは特に問題なさそうね。ほっときましょ。
……
と思うんだけどパーティーでは誰も声をかけてくれず(五条が触った時にべっとりと残穢を残していて、一般人には寄り付き難い雰囲気を醸し出していた)、何故かしっかり事件に巻き込まれる歌姫。呪詛師と対峙し、もう少しで確保、というところで呪詛師の手持ちだった呪霊に囚われる歌姫(できれば触手系呪霊だと私が嬉しい)。もちろんドレスはボロボロになり、寸前のところでやってきた五条と協力して(五条が勝手にぶん殴るかもしれない)して呪詛師確保。無事解決。
「あーあ、こんなにドレスボロボロになっちゃって」
ドレスの下につけていたガーターベルトが丸見えだ。裸を晒している訳ではないけど、どこも破れていて際どい格好だ。
いきなり歌姫をお姫様抱っこをする五条。
「ちょ、何すんのよ!」
「え? このままだと何もかも丸見えだよ? とりあえず僕の部屋に行こ。部屋とってるから」
とかなんとかになりませんか?
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