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のたり
2024-12-31 09:56:13
660文字
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hrsz
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年越しはるしず
今年もお世話になりました
雫と出会って、初めての年越しは共演者として過ごした。
夜はまだ働けない年齢だから、大晦日の夜10時に解散して、元旦の朝また別の番組の生放送で集まって。その中に私も雫もいた。
その時は、同じグループの仲間として、毎年4人で年越しをすることになるなんて思ってもいなかった。
一緒にミク達のライブをみたり、配信でかるたや福笑いをしたり、神社でお手伝いをしたり、日の出配信で山登りしたり。
元旦におうどんを食べると幸せになれるなんて、雫に聞くまで知らなかった。年明けうどんっていうのよ、なんて、ふわふわした笑顔で言う雫と一緒に食べた時、たしかに幸せになれた。年明けだからっていうのとは少し違う気もしたけど。
「遥ちゃん、おまたせ」
「大丈夫、待ってないよ。行こうか」
「ええ」
今年も一緒に年越しする。仲間として、それから今年は恋人として。
みんなと過ごすのももちろん楽しいけれど、ふたりきりにもなりたくてみんなとの集合時間より30分早く待ち合わせして、それから今夜は雫の家に泊まりに行く約束もした。
「寒いわね」
「そうだね」
手を伸ばして雫と手を繋いだら、雫はふふっと笑って体を寄せてきた。
「もう今年も終わりね」
「そうだね」
「来年もよろしくね」
「うん、こちらこそ」
ーーねぇ、雫。これからどんな年を迎えていくんだろうね。
「雫」
「なぁに?」
何年先も、何十年先も。きっと幸せなだけじゃなくて、辛いときもあると思うんだ。だけど。
「ずっと一緒にいようね」
「ええ!」
嬉しそうに笑ってくれた雫に私も笑い返した。
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