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のたり
2024-12-18 19:19:08
885文字
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hrsz
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ストレッチ
「こう?」
雫の指示に従ってゆっくり脇を伸ばす。
「お尻から背中の
……
、ここが伸びるのを意識するの」
雫がそう説明しながら、私の腰から脇あたりの筋肉をなぞる。なるほど、そこか、と思いながら、雫に補助してもらって伸ばす。
「あ、気持ちいいね、このストレッチ」
「でしょう?」
雫がふふっと嬉しそうに笑う。
「じゃあ交代」
「ええ」
場所を交代して、雫の後ろに回る。雫がしてくれたように腰に手を添えて背筋を伸ばすのを手伝った。
やっぱり雫は身体が柔らかい。そうじゃなきゃ雫のしなやかな動きはできないだろうけど。筋肉のつき方も私とは違う。身体は細くて柔らかい。雫はあまり筋肉がつかない体質だから私が羨ましいといっていたけれど、インナーマッスルはちゃんとついてるし、丸みを帯びたラインも綺麗だし、このままの方がいいんじゃないかな。
「
……
」
ふと、雫の身体に変に力が入っていることに気付いた。
「ごめん、もしかして痛かった?」
少し手の力を緩めた。けれど雫はただ首を横に振った。
「大丈夫よ」
そう言った声はどこか上擦っていて、それは私にあることを思い出させる。それは、昨日の夜にも聞いた声。
「
……
」
確かめるように背筋を撫で上げる。びくっと雫が肩をすくめたことで確信に変わった。つい口角が上がる。
そっと顔を近付けて、すぐ後ろで囁く。よく見ると首まで赤くなっている。
「
……
思い出しちゃった? 雫」
わざと意地悪に囁いて、腰から尾てい骨を触れるか触れないかのフェザータッチで撫でる。
「しよっか、雫」
「え
……
」
雫が振り向く。頬が赤い。
「で、でも、遥ちゃん
……
」
どこか気まずそうに眉を八の字にした雫に、逃したくない、追い詰めたい、そんな気持ちが湧き上がる。
「夜までふたりきりだし、ベッドはすぐそこだし、ダメな理由があるなら聞くよ?」
雫が何を言ってきても返す言葉は決めていた。
ーー雫としたいよ、って、ただそう素直に。
「
……
」
雫は床に手をついて、身体の向きを私の方へと変えた。
「
……
先に、シャワー浴びてきてもいい?」
決めていたはずの言葉はいらなかった。
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