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のたり
2024-01-29 15:21:34
1473文字
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hrsz
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無題
もうホントに大好き過ぎて、書いてしまった三次創作というかファンアートというか感想文。そのに
鞄を部屋に片付けて洗面所に向かう。ちょうど洗顔を終えた遥ちゃんが顔をあげた。
「あ、雫。今どくから待ってて」
「ええ」
遥ちゃんがタオルを顔に当てて、ふぅと息をつく。
メイクを落としたばかりのほっぺにキスしたくなったけれど、口紅が移っちゃうから我慢。ちゃんと私も顔を洗ってからじゃないと。
「どうかした?」
私の視線に気付いて、遥ちゃんがきょとんとした。
「いいえ、なんでもないわ」
「そう?」
遥ちゃんが場所を譲るように一歩下がる。それに合わせて私は一歩前へ出た。
「雫」
遥ちゃんが私の肩に手を置いて、まるで内緒話するときのように顔を近付けてきた。少しくすぐったいような気持ちで遥ちゃんの言葉を待っていたけれど、遥ちゃんは何も言わなくて、代わりにぺろっと私の耳を舐めた。
「
……
っ」
思わず肩がすくんだ。遥ちゃんが気付かないわけがないと思ったけれど、そのまま耳朶を甘噛みしてきた。
首筋がぞくっとする。
「は、遥ちゃ
……
」
鏡に映る遥ちゃんは目を伏せていて、唇から覗き見える舌が私の耳の縁をなぞっていくのを見て息を呑んだ。耳のすぐそばで響くリップ音。かすかにかかる遥ちゃんの息。ぞくぞくしてその感覚が首筋から背筋へと伝う。
「
……
ぁっ
……
」
遥ちゃんが首筋にキスした時、堪えきれなくて声が漏れた。かあっと熱くなって、鏡の中の私の顔が赤く染まる。
「
……
だ、め、遥ちゃん
……
っ
……
」
思い切って振り返ったら、遥ちゃんが身体をそらせた。
「
……
」
私を見上げる遥ちゃんの目にどくんと心臓が鳴った。まっすぐに真剣味を帯びたその目に一瞬見惚れてしまって、責任転嫁のように、遥ちゃんってずるいわ、と心の中で呟いた。
くす、と遥ちゃんは微笑む。
「だめ、って顔してないよ、雫」
「
……
まだ顔も洗ってないのに?」
「それ、後じゃだめ?」
「
……
こんなところで?」
「でもふたりきりだよ」
「
……
それは
……
」
たしかにそうだけれど。
「それに、もう『今夜』でしょ?」
ーーそうね、もう、『今夜』。
するっと服の中へ入ってきた遥ちゃんの手に反射的に身体が震えた。お腹に添えられた手の感触に身体がざわざわしてお腹の奥がうずうずして熱くなっていく。
「
……
遥ちゃん
……
」
声と一緒に漏れた息はもう熱くなっていた。
もうお夕飯も済ませてあるし、顔を洗ってベッドに行ったほうがゆっくりできることくらいわかってるし、いつもの遥ちゃんならそうすると思う。なのに待ち切れないと態度にしてくれたことは嬉しくて。
「
……
少しだけね?」
「うん」
遥ちゃんは嬉しそうに笑った。
遥ちゃんがキスをしようとしたから、口の前に手を入れて止める。
「口紅、移っちゃうわ」
「あ、そうだね。じゃあそれは後で」
遥ちゃんは私の手のひらにキスをした。まるで遊ぶみたいに手のひらや手首にキスをしながら、遥ちゃんは私のベルトを外した。ワイドパンツが床に落ちる。抱き寄せられて、背中に回った遥ちゃんの手にまた身体が奥からざわつき出す。遥ちゃんの手が服を捲り上げながらブラのホックに辿り着くまで、遥ちゃんの手の動きに合わせて背中が自然に反った。
「雫の背中、やっぱり綺麗だね」
「え
……
」
プチンとホックが外れてブラが緩んだ。けれどそれよりも後ろが鏡だということを思い出して顔が熱くなる。きっと見えているのは背中だけじゃなくて。
でもどうしていいのかわからなくて、遥ちゃんの肩に顔を埋めた。今更、ベッドに行きましょう、なんて言えない。私だって待っていたんだもの。期待なんて言葉じゃ足りないくらい。
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