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のたり
2024-01-27 08:59:24
1110文字
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hrsz
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無題
もうホントに大好き過ぎて、書いてしまった三次創作というかファンアートというか感想文。そのいち
「ねぇ、さっき雫とも話したんだけど、収録早く終わったし、久しぶりにみんなでご飯食べていかない?」
仕事が終わった後、控え室でそう言ったのは愛莉だった。
「あ、行く行く〜!」
二つ返事で元気よく答えたのはみのりで、私は息を詰まらせた。
「遥ちゃん、よかったら私達も行かない?」
「あ、うん、そうだね
……
」
「じゃあ決まりね」
「私、サーモンがいいなぁ〜」
「はいはい」
盛り上がり始めたふたりを眺めながら雫はふふっといつものように笑った。
「
……
」
みんなにバレないように心の中で、自分を落ち着かせるためにため息をつく。
ちゃんと仕事に集中しなきゃ、って、今日何回思ったかな。
ーーさっきの続き
…
今夜して?
朝にベッドで聞いた雫の囁きが頭から離れなくて、雫の口や舌が触れた頬や耳が時折疼くような気さえして。
視界に入る雫はいつもと変わらなくて、それどころかいつもよりもっとキラキラと輝いて見えた。負けられないな、と姿勢を正してカメラに顔を向けた。
襲っちゃうよ、なんて、冗談のつもりだったから、雫だって冗談のつもりでだったかもしれないけど。
「遥ちゃん、本当に良かった?」
「えっ」
雫に顔を覗き込むように話しかけられて、びくっと肩が跳ねた。慌てていつものように笑って見せる。
「うん、もちろん。4人でロケ弁じゃないご飯なんて久しぶりだしね」
「
……
」
雫が少し何かを考えるように口を噤んで、それから眉を下げたまま口元だけで笑った。
「愛莉ちゃん、急に打ち合わせが入ったんだって」
「打ち合わせ?」
「ええ。前に言ってたバラエティ番組。そのプロデューサーさんが今日の収録と同じ人だったみたい」
「ああ、それで
……
、って、え、ご飯行って大丈夫なの?」
「ええ。打ち合わせがここの会議室で6時からになったから、それまで時間潰しも兼ねて社食でご飯食べていかない? って言われたの」
「え?」
「それだったらお家で食べてお片付けするより早くゆっくりできるかなって思ったんだけど
……
、どうかしら?」
首を傾げてそう言った雫の表情が朝に見た雫と被って、息が詰まった。
「ふたりとも、早く行くわよー」
そう声をかけてきた愛莉もみのりも荷物を持ってドアに手をかけていた。
「あ、はーい」
雫が返事をして荷物を手にする。私も急いでテーブルに置きっぱなしにしていたスマホを入れた。まいったな、と心の中で呟く。顔が熱い。ちゃんと普通にご飯食べられるかな、私。
半歩前を歩く雫はいつもと変わらないように見えて、ずるいな、なんて思った。朝のは冗談だったのかそうじゃなかったのかまだよくわからないけど、もう冗談じゃ終わらせてあげないからね、雫。
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