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のたり
2022-11-23 20:18:57
1231文字
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hrsz
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わんだほーい。
わんだしょで唐突に始まったはるしずデート。
今日はもう少し一緒にいたいなと思う時がある。
明日は祝日で会えないせいかもしれない。
「フェニーくん?」
「うん、そう。買いに行きたいんだけど、雫、よかったら付き合ってくれないかな」
「ええ、いいわよ」
二つ返事でOKしてくれたことが嬉しかった。
今度発売されたフェニーくんは、私達4人のカラーで揃っていたから欲しかったのは本当だけれど、正直それは口実で、もう少し雫と一緒にいたかったんだ。
***
ショーが終わった時にはもう日が落ちていた。一足早いクリスマスのイルミネーションが輝く。
せったくだしショーを見て行こうと言ったのは私だし、練習に混ぜて貰ったのも楽しかったけど、雫とアトラクションに乗ったり軽く食べ歩きもしたかったな。
「遥ちゃん」
「なに?」
「もう帰る?」
「あ、うん、そうだね」
時間的にはまだそんなに遅いわけじゃないけど、もう暗いし。
頭ではそう考えているけれど、胸にかすかに冷たい隙間風が吹く。もう暗いけど、もう少し。
「
……
雫、せっかくだし、アトラクションとか乗らない?」
思い切って言ってみたら、雫はきょとんとした後、ふわりと嬉しそうに笑った。
「ええ」
もしかして雫も、もう少し一緒にいたいって思ってくれていたのかな。だと嬉しいな。
「でも、遥ちゃん。時間とか大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。雫は?」
「私は大丈夫」
雫がふと何かを考え込むように胸の前で手を組んで首を傾げた。
「
……
どうかした?」
「あの、遥ちゃん」
「うん」
「もしよかったらなんだけど、今日、一緒にお夕飯食べていかない?」
「え」
「ほら、ここ、レストランもあるし
……
」
少し遠慮がちに言葉を続ける雫にきょとんとしてしまった。
「私は大丈夫だと思うけど
……
、雫は?」
雫は、朝は練習があるから一人のことが多いけれど、夕ご飯は家族揃って食べると言っていたのに。
「多分、大丈夫だと思うわ」
「あ、じゃあお母さんに連絡する」
「ええ、私も」
私はメールで雫は電話で。メールを打ちながら、じわじわと時間差で照れ臭くなった。一緒にいられることもだけど、なにより雫も同じように思っていてくれたことが嬉しい。
お母さんから承諾のメールが返ってきた時、雫がちょうど電話を切っていた。
「「どうだった?」」
2人、ほぼ同時にそう言ってしまって、顔を見合わせて笑った。
「いいよ、って返信きたよ」
「私も、いいよ、って」
また2人で笑って、どちらからともなく手を繋いだ。
「閉園時間まで遊んじゃおうよ」
「ええ」
祝日で会えないことが寂しかったのに、今は祝日で良かったと思っている。だって明日学校だったら、閉園時間までなんて遊べないし。
ねぇ、何に乗ろうか。コースター系やお化け屋敷も平気? 高いところ苦手だったりしないよね? 一緒に写真も撮ろうよ。暗いから自撮りは上手く撮れないかもしれないし、隠れフェニーくんも探し辛いと思うけど、それはそれで楽しいと思うから。
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