基線◯号
2025-02-06 16:54:30
1000文字
Public エッセイ
 

万年筆、細字がいいか、中字がいいか


 黒インクが固着した万年筆を引っ張り出して清掃し、再び使いだしている。昨年11月にバレットジャーナルを導入、今年1月からフリーライティングをバレットジャーナル内でやりだしたことで書くことがとても増えた。それにより、なんだかボールペンで書いていくのが味気なくなり、万年筆を引っ張り出したのである。

 現在万年筆はパイロットのカクノを使用している。そもそも持っていたのは中字であったが、細字を買い足した。書き味や字の太さ、インクの乗り具合などを総合して比較してみたかったからである。そういうわけで比較していきたいと思う。

 まず、中字の万年筆について良い点を挙げてみると、書き味がいい。スルスルではなくヌルヌル書ける。ボールペンでは味わえない書き味である。書くことに対する疲れを感じることが無くなる。ただ、線は太いため、小さい字だったり細かい漢字はどうやってもつぶれる。書き散らしなどに使ってみるといいかもしれない。

 一方で、細字は当然線が細い。ボールペンだと0.5mm相当でボールペンのように普段遣いができるという点がある。小さい字でも細かい漢字でも視認性がバッチリである。ただ、中字に比べると紙への引っかかりを感じる場面が出てくる。

 万年筆を使い続けてみると、遊び心のある文房具ということがわかってきた。インクである。インクの色は種々。自分の好きな色を試していける。ボールペンではなかなか見かけないような色を試すことができる。例えば、ブルーブラックという色がある。この色は、書いているときはブルーなのだが、乾くとブルーが少し抜けるのである。このようなインクの遊び心はインクがたくさん出る中字の万年筆だと当然だがよりはっきり見える。

 そして、インクを見ていくと、今度は少し高めのインクが気になってくる。パイロットは色彩雫というシリーズの高級インクがある。そこそこいい値段がするのだが色見本を見てみると欲しい色が何色もある。青系の色が充実している感じがある。個人的には濃い青系と緑系の色が欲しいと思っている。

 将来的にはパイロット以外の万年筆を増やしていくだろうと思えてくる。例えば、セーラーはインクの展開が多いイメージがあり、試してみたい色がいくつかある、そのかわりというのか、万年筆本体が高くて手が出せていない。とりあえずはパイロットの万年筆を使い倒していこうと考えている。