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三毛田
2025-02-03 22:32:49
1097文字
Public
1000字2
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92 092. 窓辺の木漏れ日
92日目
眠くなる
学パロ
92 092. 窓辺の木漏れ日
窓から差し込む日差しは、思っているよりも優しく柔らかい。
昼食直後の授業は、適度に腹が膨れていて眠くなる。
つまり何が起きるかというと、いつも以上に強烈な眠気に襲われるのだ。
「
……
」
寝ないように頑張った。でも、負けてしまい。
「
……
う」
「はへ?」
目を擦る。目の前には、丹恒の顔。
「穹、もう休み時間だ」
「ふぇ
……
もぅ?」
「ああ。お前を含め、多数が寝ていたみたいだな」
起き上がると、丹恒がちょっとだけ呆れた表情で俺を見ていて。
後、口の周りが変にカサカサしているので鏡で見たら、よだれの跡がついていた。恥ずかしい。
「だが、この木漏れ日を浴びていると、眠くなるな」
「だろ?」
「だからって寝ていいわけじゃない」
「あいてっ」
デコピンされた。
「寝ないように努力はしたよ。でも、丹恒が作ってくれたご飯が美味しくて、お腹いっぱいだったから」
「
……
一応、ノートに書こうとした努力は認める」
「ふへ?」
と、自分のノートを見ると、最初は綺麗に書いていたのに段々と乱れていく文字。
「今日は、テストに出るようなところはなかったから、これを書き写せばいい」
渡されたのは、きれいな字が書きこまれたルーズリーフ。
もしかして。
「た、丹恒。俺のために?」
「余裕があったから、やっただけだ」
ぷいっとそっぽを向く。
今日はツンデレ? ツンデレなの?
「やっば。丹恒可愛すぎるって」
口を手で覆いながら、思わず告げると丹恒も顔を赤らめて。
「好き」
「そうか」
素っ気ない声色。でも、照れているのは、俺だからわかる。
「次の授業は、寝ないで頑張る」
「大丈夫か?」
「うん。丹恒に負担をかけさせないために、寝ないようにする」
「そうか。頑張れ」
ぽんぽんと優しく頭を撫でられた。
これ、思っているよりは破壊力があるんだよな。気をつけないと、学校だってわかっているのに抱きしめたくなってしまう。
「よし」
一度伸びをして、それからノートを広げて丹恒が書いてくれた物を書き写す。
「間に合うか?」
「休み時間に終わらなかったら、明日の朝とかにもやるから」
「そうか。だが、無理はするな」
優しく頭を撫でられて。
「丹恒」
「どうした?」
「今日は、一緒に帰ろう」
「部活はいいのか」
「全部断る」
「そんなことしたら」
「俺には、断る権利があるって言ったのは、あっち。俺は、丹恒と一緒がいい。わわっ」
乱暴に髪を撫でられ、一瞬前が見えなくなる。
「丹恒?」
「今は、俺を見るな」
頭を軽く押さえつけられて、見れない。
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