ユズリハ
2025-02-03 01:37:44
1050文字
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経緯

身に付けるものを"全部"山鳥毛概念で固めたり、トゥリング着けて「足環!」つってはしゃいだり(当然山鳥毛さんにも見せた)しました
その上でDiscordでわりと夜遅くまでフォロワーとR18夢でキャッキャしつつ話していました
あとドスケベちょもさに小説も書いています
——以上、前提(懺悔)——

モニターの端に長い指がかかる。視線をやるまでもない。彼だ。
「小鳥」
「ハイ」
猥談しているところに本刃が来るとめちゃくちゃ怖い。なんで刻印の端赤いんですか???
「私も少し、君と話したい。良いだろうか」
「コレ"はい"以外の回答認められるんですか?」
微笑まれた。"否"だろうな、と思った。そのまま頷いて、端末の灯りを消す。
……改まって、どうしたんですか?」
「小鳥はずっと私から逃げているな」
「こんなに近侍にしてるし概念で固めているし好き好き言ってるのに?」
「近くに置いているからこそ、さ。
いや、『成立していない』のだったか。君の中ではな」
顔が引き攣る。逃げ場を塞がれているような気になって、心の中でどこかの誰かに助けを求める。彼が言いたいのはこれか、と合点がいった。
「それは、そうでしょう。一介の部下だってあなたが言ってるんですよ」
「刀剣男士と審神者であれば、皆はじめはそうだろう。今は、君がそう望んでいる」
思わず黙り込んで目を泳がせる。大きな手が私の手首を掴んで持ち上げた。その手に刻まれた刻印は、赤い。
「私をそばに置き、私の色で装って、愛を別の枠に充てがって形を変えているな?
どうしてそのままの目線を寄越してくれない」
「それは、……
「また目を逸らすのか。……許さないぞ」
掴まれた手が心臓の上に置かれる。日頃であれば微かな炎の音がするはずのそこは、今は心臓の音を模っている。人の形をしている、と彼が意識している証だ。
……私にこのような激情を与えておいて、これ以上逃げるつもりか」
どうしようもなく途方に暮れたような声が降ってくる。
掴まれた手から、そろりと視線を持ち上げる。
赤い目に浮かぶ、怒りに似た、けれど異なる、絶望めいた何か。それが、視線が合わさると途端に霧散する。何か輝くものでも見るように目が細められる。
その仕草を見て、何か責められているような気持ちが私の心から消え失せた。強張っていた肩から力が抜ける。
「ああ、やっとこちらを見てくれたな、小鳥よ」
「あの、山鳥毛さん」
「どうしたのかな」
言って良いのかな。この流れで言って、軽く捉えられやしないだろうか。その躊躇いも、首を傾げる仕草に取り払われる。
……好きです」
「ああ」
「愛しています」
「ああ、君のその言葉を待っていた」
手を引き寄せられて、包まれるように抱き込まれる。
「私も、ずっとこうしたくて堪らなかった。
……愛している」