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紫輝
2025-02-01 08:50:06
4277文字
Public
リオヌヴィ
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手のひらリヌログ
ブルスカで遊んでいる300字くらい作文が溜まってきたのでまとめました。概ねふわふわいちゃつくリオヌヴィです。時々周りの人たち。行頭の空白を足したり一部の漢字をひらいたり微妙に表現に修正入れたりなどしていますがハッシュタグ分ということでお見逃しください。
#01
疲れた顔をしている、何かできることはないだろうかと言われたので有難く抱きしめさせてもらった。
「充電させてくれ」
「私は雷元素を有していないのだが
…
」
肩に顔を埋めて呟くのに申し訳なさげな声が返るのが愉快で、ふわふわと後頭部で指が遊ぶ感覚が心地良い。
「そこは心配無用だ。俺は水力発電なんでね」
くつりと笑うとほっとしたように空気が緩む。可愛いひとだ。
「そうか。ならば存分に充電して欲しい。
…
時に、氷力発電というのはないのだろうか」
私も『充電』されているのだが。頬を擦り寄せてきながらぽそりと呟かれて思わず誤った力加減に、彼は出力が上がったと嬉しそうに笑った。
ーーーーー
この二人一緒にしておくとお互いへの好きで永遠にHP回復し続けそうで可愛いなって思った話です。
#02
彼から花をもらった。「ふと目についた」のだと言う。今日がなんの日と言われているか、私が知らないと思っているのだろう。指摘してやると、言葉に詰まった彼は観念したように頭に手をやった。
「あー、隣にいさせてくれてありがとう」
「5点」
「厳しいな?!」
眉を寄せる。尊老にも言われているが彼のこの自己肯定感の低さだけは頂けない。
「私は『許している』のではない」
「
…
隣にいてくれてありがとう」
じとりと睨んでやると、視線を彷徨わせた彼は躊躇いがちに言い直した。
「おまけで100点としよう。私も君の隣にいられて嬉しい」
花束に顔を
埋
うず
めて笑う。いずれ躊躇いのないそれを聞きたいものだ。
ーーーーーー
いい奥さんの日のリオヌヴィ。奥さん扱いしてるわけではないけどそういうイベントを見るとちょっぴり気になってしまい、だけど肝心なところで小股になるセスリ殿。ちなみに5点の内訳は感謝の念の部分だそうです。
#03
太陽が海の向こうへ沈み、水平線が僅かに橙の光を灯すまでをじっと見つめていたひとが銀糸を揺らして振り返った。
「君だけの私になった」
細い腕を絡め、ふわりと笑んで彼は言う。待っていてくれて有難う、さし当たって私に望むことはあるだろうかと。
「そうだなぁ
…
俺のことだけ考えてて欲しい」
「
…
それではこれまでと変わらない。君のことはいつだって考えている」
返答に眉を寄せ可愛い事を言ってくれるひとのこめかみに、弓月を宿した唇を寄せた。
「それじゃあ、俺だけのあんたと旅行がしたい」
「君となら何処へでも」
額を合わせて笑み交わす。さあ、『守護龍』でなくなったこのひとと、まずは何処へ行こうか。
ーーーーー
ヌ様が最高審判官も元首も降りてただの水龍になった、××年後のとある日の話。この世界線のセスリ殿は表舞台からは退場してて、悠々自適に過ごしつつヌ様を甘やかしながらヌ様が彼の納得いく形で国を人間に委ねる日をのんびり待っていました。
#04
彼が猫に囲まれている。数匹どころではないが十には届かないくらいの。
彼は私のものだと、猫たちを遠ざけるのは簡単だ。けれどそうしてしまえば猫たちは二度と彼に近付かなくなってしまうだろう。そうなれば動物と触れ合うのを好む彼は寂しがる。かの少年の拠点では猫以外にも様々な動物が暮らしていると聞いた彼の輝いた表情を思えば、そんな事はできない。絶対に。
ああ、けれど。
やさしく毛皮を撫でる大きな手。いい毛並みだな、なんて甘く囁く声。胸元を握りしめる。
――
羨ましい。
そっと彼の外套の裾を引く。
「その
…
私も、毛並みには些か自信があるのだが」
…
茹だってしまうくらいに愛でられた。
ーーーーー
ネコチャンに嫉妬するヌ様、可愛いので何度でも見たい
#05
本日の茶卓はやたらと豪華だ。思わずぱちくりと瞬くと、卓を整えながら何故かそわそわとしていた彼がその空気のまま言った。曰く今日は『真ん中バースデー』なのだという。自分と彼の。
あの子達にそういう日があると聞いた、世の恋人達はそこも祝うのだとも。だから君と祝いたかった、だそうだ。
そっと顔を覆った。目の前のひとがそわそわしていた理由が可愛すぎる。ちょっと言葉が見つからない。
少しだけ不安そうに名を呼ばれて立ち上がる。
「嬉しいよ。時間いっぱい楽しまなくちゃな」
早とちりでしょげてしまったそのひとの頬を撫でて笑うと、ぱあと花笑んだ彼は次の枠は空けてあると内緒話をするように言った。
ーーーーー
真ん中バースデーの存在を知って祝いたがるヌ様めちゃくちゃ可愛くないですか???っていう話です。このヌ様はほんの少しだけワルいことを覚えました。いつも働きすぎなのでセドナちゃんがサムズアップする勢いで予定調整してくれたりしています(余談)
基本セスリ殿はヌ様はカップルイベントには関心ないだろうと思っているので知ってたりやりたくても飲み込んでることが多いんですけど、セスリ殿が思ってるよりヌ様はセスリ殿のことが大好きなので「世の恋人達のイベントなのか。ならば彼とやらなくては!」くらいのうきうきテンションで色々突っ走ってはセスリ殿をコロしています。可愛いね。
#06
「あのひとくっついてるの好きだよな」
手のひらを見下ろし、そこにあった温もりを思い返しているような声で彼は言った。結構甘えてくれる、案外寂しがりだよなと。ひとつ瞬く。だって驚いたのだ。
「それはきっと、アナタにそうしたい、そうしても大丈夫ってあの方が思ったからだわ。物凄い快挙よ?だってあの方、ウチたちの頭は撫でてくれるけど甘えてはくれないもの」
優しくしてあげてね。絶対絶対よ?
初めて聞く話よ、アナタにだけだわと告げると、言われなくてもそうするさ、と答えた彼はふいと視線を他所へやる。
「
…
砂糖を入れたのは失敗だったな」
呟く頬がちょっぴり赤くて、可愛い子と笑った。
ーーーーー
看護師長とリ殿。割とスキンシップ好きなんだな、って話を振ってみたら初耳よ?(スキンシップ好きも寂しがりも)って言われた話。お付き合い始めてちょっと経った頃かな?
シグちゃんはどっちとも仲良しというかどっちも身内判定していそうなので、二人とも心のガードゆるそうで愛おしいなって思っています。
#07
「恋人はいないのか?」
君と『恋バナ』がしたい。いじらしく持ちかけてくる水龍の、うっかり見慣れてきてしまって驚くことしきりの
稚
いとけな
さに危うく「作ってくるよ!」なんて言いかけて踏みとどまる。ちらとこちらを見る上目がどんなに可愛かろうと、指を擦り合わせる仕草が淑女顔負けの嫋やかさであろうと、流されてはいけない。だって僕には分かっているのだ。この水龍は、愛しの公爵の話がしたいだけなんだって。
「君の期待にはまだ添えないけど、聞くだけならいくらでも付き合うよ。秘密も守るとも!」
カップを置いて、にっこり笑う。ぱあと輝く顔に、聞く姿勢をとりながらシュガーポットをそっと遠ざけた。
ーーーーー
フリちゃまとヌ様。惚気話を聞いて欲しいの言い方がわからなくてトンチキ方向に舵切るヌ様可愛いなって思って。フリちゃま付き合い長いので(最近ヌヴィレットが可愛い
…
公爵すごい
…
)ってなりつつなんだかんだトンチキをうまく受け取れるんじゃないかなっていう夢です。将来フリちゃまにもパートナーが出来たときにお相手の自慢大会とかして欲しいな
#08
なんのことはない段差の前、手を差し出し、どうぞを告げる前に預けられたそのひとのそれを思わず握り返した。不思議そうに傾ぐ首にどうやら無意識と察して、筆舌に尽くし難い想いが胸に溢れる。遅れてはっとしたように丸まった瞳と淡く染まった頬。意識がついてきたらしい。
「
…
君がいつも『そう』してくるから」
遂に甘やかされてしまった。
恥ずかしそうに、恨めしそうに口にするそのひとに相好を崩して、あんたの日常にしてもらえて嬉しいよと捉えた手の甲に唇を落とした。
ーーーーー
「格好つけさせて欲しいんだ、頼むよ」って丸め込んでさせて頂いてたエスコートをヌ様に当然のように受け取ってもらえてびっっっくりした日の話、或いは淑女ではないのだからって渋々の体取ってたけど向けられる気遣いは嬉しいを抱きしめてたヌ様の気がついに緩んだ日の話。もうちょっと経ったら「私に一人で段差を下らせる気か?」「これは失礼を」とかってスタイリッシュ夫婦漫才始める。始めて。
#09
ん、の一文字と共に両腕を広げられて、え、だかは、だかの間抜けな声を上げてしまいつつ反射的にその身体を胸の内に招く。ぴとりと温もりが寄り添い、澄んだ水の香りが鼻をくすぐって、ふふ、と満足げな声が鼓膜を撫でた。どうやら正解だったようだ。
「どうしたんだい?」
首筋に懐かれるこそばゆさに肩を揺らしながら問えば、うん、とテノールがさざめいて。
「『そんな気分』だったのだ」
君はいつも、違わず私の欲しいものをくれるのだな。
「
…
そうかぁ
…
」
ぽやりと落ちた一言に愛おしさで心臓が締め上げられて、可及的速やかに婚姻届を用意すべきかもしれない、なんて頓珍漢な事を考えながら回した腕に力を込めた。
ーーーーー
リ殿「こんな可愛いひと一人にしておいたら駄目だろ(真顔)」
弊ワットのヌ様にはリ殿が両腕を広げるとその中に収まりにくる特性があるんですけど、リ殿にも同じような条件反射あってもいいな
…
?って思って。ヌ様が両腕広げたら抱き寄せにくるリ殿。スパダリ
…
(顔覆い)
#10
あのひとの笑顔が好きだ。眷属達への愛情溢れる穏やかなそれも、街を、人を見つめる慈しみに満ちたそれも、美味なる水に出会ったときの満足げな、少しだけ幼いそれも、俺だけに見せてくれるふんわりと甘やかなそれも。
いつだって笑っていて欲しいと思うし、そのためならなんだってしたいと思う。
「あんたの微笑みのためなら一生掛けても惜しくないな
…
」
今まさに見せてくれているそれに目を細めて思わず呟くと、笑顔が消えて眉が下がる。
「君の尊い時間をそのようなことに使わないで欲しい」
不得手なのは自覚している、私が鍛錬するからと真剣に言う可愛すぎるひとを抱き寄せて、それくらいの気持ちだってことさと笑った。
ーーーーー
セスリ殿リアリストだけどロマンチストでもあると思ってるのでうっかり歌劇的表現が口から出ると思っています(言い方)
それを真正面から受け取っちゃうヌ様可愛いですよね
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