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ssblast_is
2016-04-12 22:55:15
1164文字
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なまえもしらない
天環。書きたいところだけ書いたので色々と深く考えずにどうぞ
※天→楽、壮←環前提の肉体関係な天環。
設定としてアイドルになる前から環が非処女。
書きたいところだけ書きました。
なんでも許せる方向け
「なんで」
なんでそっちなの
天の形のいい唇からするりと零れた疑問を環は一瞬では理解できなかった
「そっちってどっち」
自分の中でそっちという言葉を反芻する前に先に答えを問うていた
腕組みをしながらこちらを見た天は脊髄反射で返した言葉がお気に召さないようだ
あからさまに顰められた眉に、そういうところはあの人と違うなどと思いながら環なりに考えて答えを提出してみる
「なんで俺が突っ込まれるほうなのかってこと?」
「そう」
「それいまさら聞く?」
「聞いちゃダメ?」
天がこてん、と首を横に倒す
偶然なのかはたまたわざとなのか
環には判別がつかなかったが頭の中でその仕草が重なって、環は口の中だけでずるいと言った
「
……
突っ込まれる方がしんどいじゃん」
「それは、肉体的にってこと?」
どう答えるべきか、また眉を顰められないように考えて出した言葉はそれこそ反射するかのようなスピードで打ち返された
「どっちも」
「それで?」
なおも質問を打ち返され環は少し苛立った
「だから、俺が突っ込む側だったらそーちゃん細いし軽いし折りそうってか潰しそうって言ってんの!それにケツ出していじくりたおされんのって最初すげーしんどいし、あの人そういう変なところで余計なこと考えそうだから嫌われたくないんだって!」
気持ちのまま一息に吐き出せば、目の前の男はふうんと一言返しただけで腕を組んだっきりだ
「きょーみねえなら聞くなよ!」
座っていたソファをひと殴りして憤りをひとまず逃した環はそのままごろりとソファに寝そべる
「興味ないなんて言ってないでしょ」
「ふうんって言って終わったじゃんか」
そういう天はどうなのだと環が問うと唇は少しだけ楽そうに弧を描いて言葉を紡いだ
「あんな男に僕が組み敷かれるなんて冗談じゃない」
「それだけ
…
?」
「屈服させて啼かせてやりたいとか、僕の下で善がる姿が見たいとか色々あるけど突き詰めればそうかな」
「てんてんって、がっくんのこと好きなんだよな
…
?」
そうでなければこの関係の前提が崩れる
環は壮五に、天は楽に
ひょんなことからお互いの秘めたる想いを知ってしまったからこそ始まった関係だった
伝えられない想いを、やり場のない熱を吐き出す場所を求めてこうして周囲の目を盗んで会っているのだ
なのに天の言葉からは甘い雰囲気はかけらも伝わらない
環が声に出して聞いてしまうのも無理ないだろう
「好きに決まってるでしょう」
だから君を選んだんだ
そう言われれば環に反論の余地はなかった
互いの想い人に背格好が似ている
それがこの関係に至ったもう一つの要因だった
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