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かいえ
2025-01-29 09:07:59
7344文字
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【マイ武】そのアイドルは恋をする ③
トップアイドル「東京卍會」リーダーのマイキーと、研究生の花垣武道のラブコメ
他のメンバーとは頻繁にご飯を食べたりしているのに、マイキーとは何故か行かない武道に、マイキーがぶち切れて主にドラケンが振り回されるお話
タケミチ愛されのアイドルパロ
7,341文字
「いらっしゃい」
機嫌良く玄関扉を開けたのは、最近のライブでは必ず着用している黒の特攻服を着たマイキーだった。しかも、雑誌撮影レベルの微笑み付きで、これ以上ないくらい完璧に白い歯が零れていたから、それを至近距離で見せつけられた武道は、そのまま卒倒しそうな勢いで固まっていた。背後にいたドラケンと三ツ谷が咄嗟に左右から支えたから良かったものの、一人でマイキーの自宅を訪れていたら、武道は玄関先で背後に倒れ後頭部を床に打ち付けて、死んでいたかもしれない。
マイキーが「ステージ衣装ならうちにあるけど、見たい?」と武道を誘って、今日のマイキーの自宅訪問という流れになっていた。マイキーのステージ衣装なら死ぬほど見たいけれど、もしマイキーがきらきらしたステージ衣装を身に着けでもしたら、一人では死にそうなので着いてきて欲しいと武道からお願いをされて、ドラケンと三ツ谷は一緒にマイキーの家を訪ねていたのだ。まさか、本当に武道が死にそうになるとは二人とも思わなかったけれど。
「おまえな
…
」
ドラケンが空いている方の手で額を押さえながら呆れた声を出した。呆れすぎて二の句も繋げない。
「何、ケンチン? あ、三ツ谷も一緒に来たんだ」
マイキーはファンサを食らったファンみたいになっている武道をふふふと満足げに見ながら、二人が一緒に来た事には不満を声色で示した。けれども、三ツ谷に「今すぐ着替えないとこのまま武道を連れて帰るからな」と優しく脅されると、そそくさと着替える為に自室に行ってしまった。
本当にしょうがない奴だとドラケンは頭を抱えたくなったが、いつまでも玄関先にいるのもなんなので、家主を無視して「マイキー君
…
格好良い
…
」と呟く武道を連れて、マイキーの自宅に勝手に上がった。
「タケミっち、大丈夫か?」
衝撃が冷めやらぬようで、よろよろと使い古したスニーカーを脱ぐ武道に、三ツ谷が心配そうに声を掛けた。
「はい
…
大丈夫です。スミマセン
…
突然の推しの全開の萌え姿に、自分が耐えられませんでした
…
」
「いや、全部マイキーが悪いから、おまえは謝るな」
ドラケンがきっぱり答える。
マイキーの自宅はマンションの一室で、と言ってもワンフロアに一邸しか無いプライバシー重視のマンションだった。従って200㎡の広さを誇っていた。その広い面積で部屋の数は敢えて少なくしていて、マイキーの寝室と客室とLDKと衣裳部屋しかないという部屋数で構成されていた。つまり、一つ一つが笑えるくらい広い造りなのだ。そんな豪華な自宅なのに、マイキーはと言えば、寝に帰って来て寝ているだけなので、もう何年も住んでいるのに生活臭がほとんど無かった。掃除も業者に依頼してやって貰っているので、モデルルームのように綺麗な部屋だった。
そんな推しの住まいを、武道は「はわー」とか「ほへー」とか言いながら、興奮状態であちこち見回している。
ドラケンも三ツ谷も、マイキーの自宅には数えきれないくらい来ているため、勝手知ったる他人の家状態だった。そういう訳で、武道をリビングのソファに座らせると、ドラケンは勝手にテレビの電源を入れたし、三ツ谷はキッチンに向かい飲み物を用意し始めた。
三ツ谷は冷蔵庫を開けて、ドアポケットに普段は置いていない複数の銘柄の炭酸飲料水が用意されてるのを見て目を見張った。マイキーは普段、お茶かミネラルウォーターしか飲まないので、この炭酸飲料水は武道の為に用意されたものに違いなかった。先ほどのマイキーの行為は行き過ぎていると三ツ谷は思っていたのだが、こうして、武道への本気の気持ちの部分を見えると、応援したくなるから困りものだった。三ツ谷にとって、マイキーも武道も大事な仲間に分類されていたから、どちらも幸せになって欲しいと思っていた。
それにしても初恋かよ! と、マイキーの武道に対する真っ直ぐな恋心に、三ツ谷の胸は、懐かしさと健気さできゅんと高鳴った。こっちが恥ずかしくなると思いながらも、三ツ谷は武道に何が飲みたいか尋ねた。武道が「じゃあ、コーラで」と言うと、ドラケンが「コーラあるのか?」と、びっくりした顔で三ツ谷を見た。サイドポケットから2Lのペットボトルを取り出してドラケンに見せると、ドラケンは三ツ谷と同じ気持ちになったようで、何とも言えない表情を浮かべた。
三ツ谷はマイキーと自分用にお茶を用意して、持ってきたお菓子を適当な皿に並べてリビングに運んだ。
そんな目と目で通じ合う二人の様子に、何だか大変な秘密を知ったみたいな気分になった武道は、先ほどとは違う胸の高鳴りを覚えていた。自分の知らない初期メンバーの世界を垣間見ているという不思議な感覚だった。ドラケンも三ツ谷もマイキーの部屋にいるのに慣れきっているのだ。マイキーが席を外しても自由に行動している事に感嘆していた。それは、マイキーが二人をどれだけ信頼して特別に思っているか分かるというものだ。そんな初期メンバーの特別な空間に入れて貰えているというプレミア感が、武道の心を甘く溶かしてくるのだった。
「ぐふふ」と不気味な笑い声をあげた瞬間、背後から「何笑ってんの?」と、マイキーに抱き着かれ、武道は心臓が止まるかと思った。
マイキーは三ツ谷に言われたとおりに普段着に着替えていたから、物言いは出なかったが、武道はマイキーの香りと、回された腕の逞しさにくらくらしていた。
マイキーは当たり前のように武道の横に座ると、武道の肩に手を回したまま三ツ谷が入れたお茶を飲んだ。
武道は何を食べているか分からないけれど、マイキーが運んでくれるお菓子を無条件でもぐもぐしていた。ともかく、マイキーの距離がいつもより近過ぎて、頭が働かなくなっていたのだ。
「そうだ、これ見ようぜ」
ドラケンが取り出したのは、パッケージのついていない透明のケースに入ったDVDだった。
「うわっ、懐かしい! 見たい、見たい!」
三ツ谷が歓喜の声を出したが、マイキーは「ゲッ」という顔をした。
「それ、何のDVDなんですか?」
「これはな、オレ達がグループを結成した日に撮ったビデオ」と、ドラケンがにっこり笑って武道に説明したが、マイキーは「で、オレの黒歴史
…
」と嫌そうに言い添えた。
「なんで? 別に黒歴史じゃないよな、ドラケン」と三ツ谷がふふふと笑って言う。
「タケミっちは見たいだろ? どこにも出た事が無い、オレらの秘蔵映像だぞ?」
ドラケンはニッと笑って武道に言った。
「見たいです!」という武道の一言で、DVDがデッキに吸い込まれていった。マイキーは不満そうだが、見たいと瞳をキラキラさせる武道の為に我慢したようだった。普段なら我慢なんて一切しない我儘なマイキーが、必死で我慢しようとする姿は、ドラケンと三ツ谷から見ても微笑ましく、本当にマイキーは武道が好きなのだと実感した。
60インチの液晶画面に映し出されたのは、デビュー前の初期メンバーで、全員が当たり前だけど、今より身体が小さく幼い顔をしている。
ショートカットのマイキーと、ミディアムヘアの場地を中央に配置して、向かって左側にドラケンと三ツ谷、右側に一虎とパーちんが並んでいて、適度に間隔を開けて石畳みの上に立っている。場所はどこかの神社の境内のようで、賽銭箱と社が背後に映っていた。撮影した時間帯は昼間のようで白い光がまだ幼い六人の姿を照らしていた。全員が黒い特攻服を身に着けているのは圧巻で、今に通ずる片鱗があった。
BGMが流れ始めると全員が一斉に踊り出す。曲は初代黒龍が引退前に出した最後の曲だった。それは、初代黒龍の最高傑作で、ダンス系ミュージックとしては異例の200万枚のミリオンセラーを達成した曲だ。その当時は、初代黒龍のようなブレイクダンスを含めた激しいダンスをするグループは日本の芸能界に存在していなかったから、この曲のヒットで後続のダンスグループへの道標を作ったとされる伝説の曲でもあった。
東京卍會のメンバーの踊りは、まだ粗削りだったけれど、今の武道より遥かに上手くて、武道は夢中になってメンバー全員の姿を追った。何しろ、どこにも出た事がない秘蔵映像を、たまたま運良く見せて貰えているだけなのだ。本当はダビングして貰って、永久保存版として保存したいと思ったのだけれど、そんな図々しい事を言い出せる訳が無かった。もう、脳に刻み込むしかないので武道は必死だった。
曲が終わり、激しいダンスの後、肩で息をするマイキーが画面に近付いてくる。録画を止めるのだろうかと思いながら、どんどん画面いっぱいになる推しの上気した顔に、武道は胸をドキドキさせて息を飲んだ。
「ずっと、オレ達を見てろよ」
鋭い視線でそう呟いたマイキーに胸を撃ち抜かれ「はい
…
見てます
…
」と、武道は思わず返事をしていた。
「うう
…
オレの黒歴史
…
」と呻くマイキーを見て、ドラケンと三ツ谷がニヤニヤしている。
「どこが黒歴史なんですか? マイキー君、すげぇ格好良かったですよ?」
「え、ホント?」
マイキーにとって、あのカメラ目線と言葉は若気の至りそのもので、何度見ても恥ずかしくて死にそうになるのだ。抹殺したいけれど、東京卍會を結成して初めて録画した思い出の品だったので消す事も叶わず、ずっと奥の方にしまって置いたものだった。
「本当です。みんなすげぇ格好良いです
…
オレ一生皆さんについて行きますね! 最高でした!」
本当に感動していた武道がきらきらと目を輝かせながら言うので、そこにいたマイキーとドラケンと三ツ谷はとても良い気分になった。なりすぎて、何かやらなければと思い始める程だった。
「オレさ、帰るわ」と、立ち上がったドラケンが言えば「オレも」と、三ツ谷も言って立ち上がった。二人共どうにも落ち着かない気分だったのだ。
「もう帰っちゃうんですか?」
びっくりして武道が言った。なにせ、座って5分程度のDVDを見ただけなのだ。帰るにはまだ早い気がした。
「ああ、ちょっと踊りたくなっちまった」と、ドラケンが武道の頭をぽんと右手で撫でながら言った。
「ドラケンも? オレもそう」と、三ツ谷も同調する。
「だよな!」
ドラケンも三ツ谷も子供のようにニッと笑い合うと、そのまま事務所のスタジオに向かってしまった。そんな二人をあの頃から全然変わんねぇーなと、微笑ましい気持ちでマイキーは見送った。出会った時から二人は、ライバルであり切磋琢磨する間柄だった。
「マイキー君は行かなくて良かったんですか?」
武道が心配そうにマイキーを見た。
「だって、まだオマエに衣装見せてないだろ?」
「あ
…
すみません。オレのせいで二人と一緒に行けなかったんですね」
「バカ。全然そんな風に思ってないから。よし、じゃあ初心に返って、オレらがデビューした時の衣装でも見る?」
「デビューの時の衣装ですか! かなりの激レアですね! すげぇ見たいです!」
マイキーは初代黒龍みたいに、さっきのDVDで着用していた、三ツ谷が作ってくれた黒い特攻服でデビューしたかったのだが、事務所のCEOである真一郎に「最初から特攻服は良くない」という反対にあって、叶わなかったという事情もあり、無理やり着せられたデビュー時の衣装には、まるで思い入れが無かった。というか、どちらかと言えば嫌っていた。けれども、こうして武道が凄い宝物のように目を輝かせて見たがってくれているのを目の当たりにすると、そんな風に拘っていた自分が、子供っぽく意地を張ったバカみたいに思えてきてしまった。
「えっと
…
どこに置いたっけ」
マイキーは衣裳部屋にある、ものすごい数の衣装を前に呆然と呟いた。
他の部屋は業者に掃除を任せていて綺麗に保たれていたが、衣裳部屋はノータッチだったので、いつも適当に放り込んでいたツケが、今出てしまったという感じだった。どこから探そうかと、途方に暮れるマイキーの横で、折角の宝の山が、全く整理整頓されていない事に武道はショックを受けていた。
「マイキー君、衣装の置き方が雑過ぎですよ
…
」
武道は悲しそうにそう言った。
「あはは。良く言われる」
言いながら、マイキーはハンガーラックにかかった衣装に手を掛けた。沢山あり過ぎて本当にもう何が何だか分からない状態だった。
「オレも探して良いですか?」
「いいよっていうか、探して欲しいくらい」
「了解です。ついでに、衣装の置く場所を変えても良いですか?」
「好きにしていいよ」
どちらにせよ、どこに何があるのか分からないので、武道が衣装を好きなように移動させても、特に体制に影響はないとマイキーは判断した。
「分かりました。じゃあ、マイキー君はその辺で座っていてください。オレがやるので」
「うん」
武道の言葉にマイキーは素直に返事をして、少し離れた場所の床に腰を下ろした。すると、武道はマイキーの前でせっせと服の整理を始めた。とても生き生きとして楽しそうにやっているので、マイキーはそんな武道を眺める事にした。
ファンがなんであんなにも必死になって自分を見つめて来るのか分からなかったけれど、今ならその心境が分かるとマイキーは思った。好きな相手がすることの全てを見ていたいという気持ちからなのだと。
武道は衣裳整理に夢中で、マイキーがその一挙手一投足をじっと見ているだなんて、全く気が付いていないようだった。その誰の目も気にしていない日常の武道の姿を盗み見るのが堪らないとマイキーは思い、確かに、ずっと見続けていても全く飽きが来ないものなのだと実感していた。
「マイキー君、これがデビューした時に着ていた衣装じゃないですか?」
衣装探しを開始して一時間くらい経った頃、武道はようやく目的の衣装を見つけ出してきた。
「うん、合ってる。タケミっち、すげーじゃん。それに、整理整頓迄してくれて助かった」
「いえ。オレもマイキー君の衣装がいっぱい見られて、すげぇ楽しかったっス。あの、説明するとですね、こちらから時系列順に並べましたから」
「え?」
武道の言葉にマイキーが首を傾げる。
「え?」
マイキーが驚いた顔をしたので、不味い事をしたかと武道は蒼くなった。
「タケミっち
…
オレの着た衣装の着た順まで分かるんだ?」
「当たり前じゃないですか。ファン舐めて貰ったら困りますよ?」
いや、当たり前じゃないしと、マイキーは心の中で思う。それと同時に、武道が本当に口先だけではなく、自分の事を見てくれているのだと知って、嬉しくて心の中が春のようにポカポカしてくるのを感じていた。
「家にある整理グッズを持ってきたら、もっと完璧に整理できるんですけどね。チェキとかジップロックとかあったらなぁ
…
」
武道はまだやりたいないと言わんばかりの声を出したから、またしても、これはチャンスなのでは? と、マイキーは閃いた。
「じゃあ、やってよ」
「え? 良いんですか?」
ものすごく嬉しそうに武道はマイキーを見た。マイキーは、やっぱりと心の中でほくそ笑む。
「うん。タケミっちに頼みたい」
「本当に? すごく嬉しいです。マイキー君の衣装を見放題触り放題って夢みたいです」
「そんなにオレの衣装が好きなんだ? ずっと見ていたいくらい好き?」
「はい、好きです。ずっと見ていたいですよ。この空間で暮らしたいくらい大好きです」
「いいよ」
「へ?」
「この空間で、ずっと見ていて」
「え?」
「この空間で暮らしたいくらいオレの衣装が好きなんだろ? だから、この部屋に住んで良いよって言った」
「マジですか? ここに暮らして良いんすか?」
武道がびっくりして言った。武道が本気で暮らしたいと思っているのだと分かって、マイキーは嬉しくて思わず微笑んでしまう。
「だって、タケミっちほど、オレの衣装をちゃんと扱ってくれるやつなんていねぇし。タケミっちだったら、欲しい衣装をすぐに準備してくれるんだろ?」
「そんなことなら簡単です」
「な? だから、この部屋に住んで、オレの衣装を管理してくれる? 対価は家賃と水道光熱費と食費でどう?」
「喜んで!」
即答だった。武道的に何の問題も無かったのだ。大好きなマイキーの衣装に囲まれてする暮らしなど、したくてもできるものでは無かった。しかも、運が良ければ、さっきのようなお宝DVDも見せて貰えるかもしれないという下心もあった。マイキーにはもっと盛大な下心があったが、おバカな武道にはそんな事に気づける筈が無かった。
「じゃあ、今日からタケミっちはオレの専属衣装管理係な?」
「はい!」
「そうと決まれば、ベッドを買いに行こう」
「ベッドですか?」
「この部屋で暮らすならベッドがいるだろ?」
衣裳部屋は広いので、マイキーの衣装が沢山あっても、武道の住む部屋より広い面積が空いていた。
「要らないっスよ。別に床の上でも眠れるんで大丈夫ですけど?」
「そんなのダメだって。福利厚生の一環だから気にしなくて良いよ。床の上に直に寝たら腰を痛めちゃうって。腰は特に大事にしないと悲惨だから。それに、オレも新しいベッドを買いたかったし。ついでだから」
「そうなんですね。じゃあ、お言葉に甘えて。マイキー君もベッドを買うんです? 壊れたとか?」
「別に壊れてねぇけど。ただ、今のベッドはシングルサイズだから、これからはちょっと狭いかなって思って」
マイキーはえへへと照れたように笑った。
何が狭いかと特に考えず、武道は「そうなんですね」と無邪気に返事をして、二人は都内にあるインテリアの店に向かった。
翌日、事の顛末を聞いたドラケンは、胃にこれまでに無い痛みを感じた。
二人が同棲? いや、同居だよな? と、自分を自分で落ち着かせるしかない。CEOの真一郎になんていえば良いのだろうかと、ドラケンは深く悩む事になった。
そんなドラケンの悩む気持ちも知らず、マイキーだけが、るんるん気分で自宅に早く帰る様になったのだった。
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