2025-01-23 11:43:28
1436文字
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ノストライア王国物語

セレッソの出身創作世界観(途中)

●城

ノストライア王国の中心に建つ壮麗な白亜の巨城。材質には魔力が込められており、特に魔術的干渉を防ぐ退魔の堅牢。これは城内部にも影響している為、城にいる限り魔法の行使は困難。
夜になると城全体が淡く輝きを放ち、神秘的な様相。



●白髪

王家の血を引く者は美しい白髪で生まれる。
なお、この国で生まれ持った白い髪の者は王族のみで、国の象徴でもある。片親が別の髪色であっても白髪で生まれる割合の方が高いのだが、稀に別の色の場合も。

王家の象徴である白髪以外で生まれた者は後継者に相応しくない、不吉な存在として格式を重んじる者達からは忌み嫌われている。(ただし能力的に優秀である事が多い)なかには髪の色を隠す為に、髪を白く染めたりする者もいる。



王族の血筋は、皆例外なく魔力を有するほか潜在的な魔力が高く、他とは比べ物にならないほど。

●魅了の瞳
王家の血筋にのみ発現する魔眼。先天性であり、透き通った純度の高い青の瞳は魔性の魅力を放つ魔石のようなもの。
この魅了の瞳は単なる暗示ではなく、対象に強制的に好意を抱かせ性的興奮を呼び起こす。
セレッソの場合、魅了の力が強すぎたため、制御出来ず常時発動状態であった。
ただし術者が対象に恋愛感情を抱いてしまうとその相手には魅了が効かなくなる。それは術者自身がその相手に魅了されている(恋をしている)状態だから。
魅了の瞳を発現しなくとも、魅了への高い耐性を持って生まれる場合が存在する。

●ノストライア国王

文武に優れた賢君。

ある日を境に病に伏せ、まるで人が変わったかの様に酷く衰えてしまう。以降、彼の息子が実権を握るように。

噂では「王は一人の女に溺れ、乱心した」と囁かれている。



●セレッソ・ローリナンド・ノストライア
ノストライア国の皇女。
甘いもの、特にマカロンをこよなく愛する事から『砂糖菓子の人形』と称される。精神性は無垢な子供のそれで、夢見がちであどけない。
全てが幸福である事を良しとし、不幸となるものを嫌う。

父親は皇族、母親は宮廷の侍女との間に生まれたセレッソ。王位を巡り、宮廷内は常に権力争いが絶えず泥沼と化していた。そんな中で、身分違いの恋が世間に露見する事を恐れた父親親族が、母親と娘であるセレッソを離れの屋敷内に軟禁する。セレッソは、母親が作るマカロンが何よりも大好きだった。
彼女の両親は間もなく、王位継承権を狙う叔父の策謀で亡くなってしまう。幼い我が子を思い、母親は死の間際に娘に遺した言葉。「今からお父様と遠い遠い国へいくけれど、貴女が立派に、大きくなったらまた会えるわ」幼く世間知らずなセレッソは、死そのものを理解できず、それを言葉通りに信じてしまう。
叔父に養女として引き取られたセレッソは、母親との約束を守るように目を見張る早さで成長し、美しく可憐な女性となる。人々はその美貌や肢体、立ち振る舞い、特にその青い瞳を見るやいなや、たちまち彼女の虜となった。
養父の彼が彼女を生かした理由。それは幼いながらも逆らえぬ魔性の何か『魔眼』。
彼は幼かった彼女にあらゆる教育を施し、性の手解きも行う。彼女は彼の理想の、文字通り完璧な操り人形として政略結婚、姦計などを遂行していく。
そして18歳を迎えた日、彼女もまた両親と同じく毒の入ったマカロンで毒殺される。
死体は狂った養父に最後まで陵辱され、腐り果てながら、屋敷に閉じ篭った彼の放火で共に消えた。