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三毛田
2025-01-20 22:20:10
1095文字
Public
1000字2
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78 078. 背負った重さ
78日目
潰されないよう支えてくれる人がいる
78 078. 背負った重さ
ミーシャの、ミハイルの帽子を手に、彼の意志を継いで進むと決めた瞬間。
ナナシビトとなる決意を決めた時よりも、重いものだと悟り。
「生半可な気持ちじゃ、先人たちの思いを背負うことなんか出来ない。お前は、よく決断した」
サンデーの企みを壊すため、エナの夢から覚めた後合流し。
そして、ピノコニーを救ってしばしの休憩中。
丹恒に、ピノコニーでの出来事をポツポツ伝えていたら、そんな言葉と共に頭を撫でられた。
「背負った重さに潰されそうになったら、丹恒は助けてくれるか?」
「隣で支える。俺だけじゃない。三月、姫子さんやヴェルトさんも同じことを言うだろう。ただ」
「ただ?」
「きっと、お前が一番最初に俺にそのことを、問いかけてくれたであろう事実が少し嬉しい」
「丹恒〜!」
勢いよく抱きつくと、ふらつくことなく抱きとめてくれて。
体幹強すぎない? って思うと同時に、抱きついてふわりと漂った丹恒の匂いにくらっとする。
離れていた時間が長かったから、ダイレクトにくる。口には出せない部分に。
恋人になって、あれやこれやする前にピノコニーに行ってしまったから、キスくらいしか出来てないのだ。
「丹恒、キス
……
いいかな?」
そしてそのキスだって、軽く触れ合ったたけのもの。
「
……
」
ちょっとだけ言葉に詰まった様子を見せ。でも、強く拒まない。
これって、期待してもいいってことかな?
「なあ、丹恒」
胸に手を当てると、ドクドクとちょとだけ速い心音が手のひらに伝わり。
それが、俺にも伝播して段々こちらの心音が速くなっていって。
「どうしよう
……
俺から言い出したのに、心臓がうるさすぎてキスできそうにない
……
」
「ん」
「んんっ!?」
丹恒からキスしてくれた。
ど、どうしよう。
ちょっと体温の低い唇が、そっと重ねられて。すぐに離れ。
でも、また触れ合う。
それだけなのに気持ちよすぎて、頭が馬鹿になりそうだ。
「たん、こ
……
」
「気持ちよさそうな表情だな」
指の腹が唇を撫で、指先は優しく頬に触れ。
「穹」
また唇が重ねられる。
「ふ。顔が真っ赤だな」
ちゅっと頬にキス。
余裕があるのが、ちょっとだけ悔しい。
「丹恒、押し倒していいか」
「出来るのか?」
「やる」
肩を掴んでベッドに押し倒すと、思っていたよりもあっさり倒れる。
「っ」
彼は、俺より強い。
それなのに、あっさりと倒れたのは、俺を信頼しているから。
俺になら、押し倒されてもいいと思ってくれているからだと悟る。
「穹、好きにしろ」
「はい!」
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