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みみみ
2025-01-20 00:44:01
610文字
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🐈PDと下僕OX
猫ちゃんが風呂上りににおいが変わった飼い主に
自分の体をすりつけてにおいを上書きする話がとてもよかった。
ゆらりと、しっぽを立てて家の中を闊歩する姿は正にこの家の主と言っても過言ではない。
今日も今日とて従順な下僕である俺は、ボーラさんのご機嫌を伺いながら持ち帰りの仕事を片付けるべくパソコンに向かっていた。
「
……
今日はここまでにするか」
ふと時計を見れば、あっと言う間に23時を過ぎていて俺は慌ててシャワーを浴びると洗濯機に着ていた服を突っ込んだ。
「はあ~
……
そろそろ寝るかな」
そう呟いて寝室に向かおうとした俺の膝に、ドンッと重たい衝撃が走る。
「うおッ?!」
デスクワークに蝕まれ衰えた足腰にその一撃はなかなかのダメージだった。
「ぼ、ボーラさんどうしたの?」
急に後ろから思いっきり突進され、俺は思わず廊下に片膝をついた。
そんな俺の腿にのしりと体重をかけてボーラさんが乗り上げる。
それからチラリと俺の方をみたかたと思うと、ふいと顔を背けて俺のスウェットに体を擦り付けだした。
(ああ、これってもしかして
……
)
猫は下僕が風呂に入ってにおいが変わると、自分のにおいで上書きをしたがるらしい。
いわゆるマーキングの一種だと、猫の飼い方を調べていた時に本で見た記憶が蘇る。
「嬉しいんだけどさ~、動けないんだよね~」
そのまま抱っこして部屋に移動しようとすれば、強烈な猫パンチはまぬがれないだろう。
俺はただ、固くて冷たいフローリングに座り込んでボーラさんが満足するのを待つことしかできなかった。
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