くろ団子
2025-01-17 19:20:23
1507文字
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この前のバデオク(未満)の続き


アレやれコレやれと指示された通りに行うオクジー君に、毎回よくわからない感情に振り回されるバデーニさん。
今日オクジー君に何してもらおうか考えながら、クラボフスキーさんが村の方から頂いた林檎をオクジー君に渡す。
「いただいたものだ」
と渡して来るのでお礼を言って、納屋から食器等を準備し、せっせと切り分け始めるオクジー君。別に今回は指示した訳ではないのに、ひとつの林檎を当然のようにバデーニさん分けようとしたり、自分の1口サイズではなくバデーニさんが食べやすいようにカットしてくれる。
そんなところにもまたキュンとするバデーニさん。眉間に少し皺を寄せ(まったくなんなんだこの感情は)とオクジー君をジトっと見つめる。そんなバデーニさんに気づかないオクジー君は1つしかないフォークに林檎を刺して渡してくれる。
「バデーニさん、どうぞ」
滅多にない果物に嬉しいのか柔らかい表情のオクジー君の手から無言で掴み取り、やや乱暴に口に入れるバデーニさん。
さっさと自分も食べればいいのにこちらが食べ終わるのを律儀に待っている様子とか、柔らかく見てくる視線。そういう自分に対しての優しい気遣いが
(愛しい...)
ふと頭に浮かんだ【愛しい】という言葉に、咀嚼していた林檎を全て飲み込んでしまい、盛大に噎せる。
そんなバデーニさんに吃驚したオクジー君は「お、俺水持ってきます!」と納屋へ走る。
地面に手をついたまま(私はいまなにを考えた?オクジー君のことをいとしい?)って混乱しているなか、オクジー君が水を入れたコップを持ってきてくれる。
「バデーニさんお水を...」
両手で差し出してくるオクジー君に急いで水を飲む。けど先程知ったばかりの感情とこちらを見つめる心配する顔、何よりコップを両手で持つそんな可愛らしい仕草に、いつものキュンよりもギュンッとしてしまったバデーニさん。
今度は水を吹き出す。すごい咳き込んで地面に倒れ込むバデーニさんに困惑して、慌ててバデーニさんの名前を呼ぶオクジー君。おろおろしてても傍は離れない。
呼吸が苦しいながらもバデーニさんは考える。今までオクジー君に感じていたその感情は、オクジー君のことを愛しいと思うから起こっていたのだと。まだまだ息を乱しながらも急にははっと笑いだしたバデさんを前になんかもう泣きそうなオクジー君。
ようやく咳も収まったバデーニさんは仰向けにごろりと転がる。そんなバデーニさんの顔を覗き込むのは眉をいつもより下げたオクジー君。
「あの...」と声をかけると「オクジー君」と食い気味に名前を呼ばれる。急いで返事を返したが、少し雰囲気の違うバデーニさんに声が少し裏返ってしまった。
「この後、君に私の話を聞いてほしいのだが」
と言うので、地動説のことかと思い二つ返事で、「ええ俺で良ければ...」
と応える。それにいつもより優しな視線をオクジー君に寄こし、手をしっかりと掴む。
「君だから、聞いて欲しいんだ」

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以下

いつになく晴れやかな顔で笑うバデーニさんにオクジー君もキュンとしてくれたらいいのにな。この後バデオクが始まるかは想像時お任せします。

ただのバデーニさんからオクジー君への告白になりそう。真顔で君に対してこう思い、本日ついにこの感情は君に対して愛しいと感じたからだと分かったのだが、この後はどうするべきか? いや俺に言われても... な恋愛初心者の2人も可愛い。ヨレンタさん呼ばなきゃ。