haruka037
2025-01-15 16:33:31
2832文字
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秘密の関係

 現パロで数学教師のリヴァイ×高校生エレンでリヴァエレ。
 R18。
※書きかけなので全年齢です。


 準備室で、リヴァイ先生と一緒に書類を纏める。
「先生。これで良いですか?」
 声をかけると先生が振り返った。
 クリップで纏めた書類を見せると、先生は頷いた。
「ああ、それで良い。机の上にある分纏めたら帰って良いぞ」
「分かりました。でも、先生と一緒に居たいので、すぐに終わらせるの勿体ないから、ゆっくり纏めますね」
「さっさと済ませて褒美が欲しくねぇのか?」
 リヴァイ先生が意味深に微笑む。
 それを見てトクリと心臓が脈打った。
「欲しいです……。ご褒美……
 どうしても期待してしまう。
 先生は柔らかく目を細める。
 長い指がオレの頬を撫でた。
「褒美が欲しいなら頑張れ」
「はいっ!」
 オレは急いで書類を纏める。
 先生はそれを目を細めて見ていた。
「終わりました!」
 纏めた書類をリヴァイ先生に渡すと、先生はそれを一通り確認して頷いた。
「良いだろう。褒美をやる。来い」
 先生は腕を広げて微笑んだ。
 その胸に飛び込んで頬擦りする。
 優しい腕が抱き締めてくれた。
「先生……。大好きです……
「ああ、俺もお前が好きだ」
 そっと頭を撫でられる。
「キスしたいです」
 そう言えば先生は笑った。
「目を閉じろ」
 言われたままに目を閉じれば、先生の唇が重なる。
 角度を変えて何度も口付けられて先生の背中に腕を回した。
「先生……。もっと……
 オネダリすれば苦笑して鼻先にキスを落とされた。
「今日はこれで終わりだ」
「オレはまだ足りないです……
 リヴァイ先生の手を掴むと、指を絡めて手の甲に優しくキスを落とされた。
「我慢しろ。俺も我慢してるんだ」
「どうして先生はオレを抱いてくれないんですか?」
……お前は俺をクビにしたいのか?」
 先生は呆れたように笑ってオレの頭を撫でた。
「前にも言ったろう。俺は生徒には手を出さないと決めている。まさか学生のお前と付き合う事になったのは想定外だったが、卒業するまではキスとハグまでだ」
「でも、それだと先生も辛くないですか?オレは我慢出来ません。手を出しても良いんですよ。ここには誰も居ません。わかりっこないですよ」
 先生の胸を指先で撫でて微笑んで見せると、ゴクリとその喉が鳴るのが見えた。
「ねぇ、先生。オレとイケナイ事しましょう?」
 顔を近付けてキスしようとすると、先生がハッとした顔になって俺の肩を押した。
「やめろ。誘惑してんじゃねぇよ」
「残念。流されてくれませんでしたか」
 へへっと笑うと、先生は溜め息を吐いて少しだけ乱暴にオレの頭を撫でた。
「卒業まであと半年だ。意外とすぐじゃねぇか」
「オレにとっては長いですよ。あーあ、ご褒美って言うから期待したのになぁ……
「悪かったな。これが今は精一杯だ」
 ポンポンと頭を叩かれて苦笑して先生に抱きついた。
「許してあげます。先生が恋人になってくれただけでも嬉しいんです」
「一年の頃から飽きもせず告白され続けて、うっかり絆されちまったからな」
「でも、先生って意外と我慢強いんですね。付き合って三ヶ月って言ったら、もうそういう事しててもおかしくないでしょう?先生もしかして不能ですか?」
「馬鹿言え。俺は現役だ。お前が社会人だったらとっくに喰ってる」
 その言葉に溜め息を吐かずにはいられない。
「オレが子供じゃなかったら良かったのに……
 それに先生は苦笑した。
「焦るな。ゆっくり大人になれば良い。お前が大人になるのを待っててやるよ」
 優しく頭を撫でられて笑って目を閉じた。
 先生。オレの大好きな先生……
 この学校に来て初めてリヴァイ先生を見た時に、一目で恋に落ちた。
 落ち着いた低い声、鋭い眼差し、整った顔に艶やかな黒い髪。
 その全てがオレを魅了して離さなかった。
 初めての告白は、入学して一ヶ月後。
 偶然、その時は教室にオレと先生しかいなかった。
「先生って、恋人とか居るんですか……?」
 おずおずと訊ねれば「いねぇな」と返される。
「じゃあ、好きな人とかは居るんですか……?」
「それもいねぇ」
 そう返されて胸が踊った。
 先生はフリーなんだ。
 それならオレにも少しくらい希望はあるかも知れない。
「オレ、先生が好きなんです」
 その言葉に先生の手が止まる。
「貴方が好きです」
 真っ直ぐ先生を見つめて想いを告げれば、ふいと視線を逸らされた。
「エレン。お前の言う好きは恋愛感情じゃねぇよ。憧れを勘違いしてるだけだ」
 そう言われて胸がズキリと痛んだ。
「そんな事ありません。オレは本当に先生が好きなんです」
「だとしてもだ。オレは生徒に手は出さねぇと決めている。諦めろ」
 そう言って先生は教室を出て行った。
 告白を受け入れて貰えない事は分かっていた。
 でも、それでも先生を諦めきれなかった。
 オレはめげずに何度も先生に告白し続けた。
 そのどれもに先生は頷かなかった。
 でも、今から三ヶ月前の告白の時、予想外の事が起こった。
「先生が好きです。オレと付き合ってください」
 そう言って差し出した手を、先生が握ったのだ。
 驚いて顔を上げると、先生は困ったように笑った。
「お前が毎回熱烈な告白してくれるせいで、情が湧いちまったじゃねぇか。どうしてくれる」
 先生の指がオレの手の甲を撫でた。
「俺は生徒に手は出さねぇ。だから付き合ったとしても卒業するまでは何もしてやれねぇぞ。我慢出来るのか?」
「我慢します!付き合ってくれるんですか?」
 それに先生は笑った。
「ああ、お前の恋人になってやるよ、エレン」
 嬉しくて堪らなくて先生の胸に飛び込めば、先生は優しく抱き締めてくれる。
「先生。好き。大好き」
「ああ、俺も好きだ」
 そっと頭を撫でられて、先生と恋人になった喜びを噛み締めた。
「先生……。キスしたいです……
 そう言えば先生は笑ってオレの顎を捉えた。
 顔が近付く。
 目を閉じると、そっと唇が重なった。
 大好きな先生とキスしている。
 その事実が嬉しくて堪らない。
 軽く触れるだけのキスだったけれど、幸せを感じるには充分だった。
「へへっ。キスしちゃいましたね。なんかイケナイ事してる気分……
「教師の俺が生徒のお前にキスしてる時点で充分ヤバいんだがな」
 そう言って先生は苦笑する。
「嬉しいです。先生と恋人になれて……。幸せすぎて死んじまいそう……
 そう言えば先生は苦笑する。
「付き合ったばっかでもう死ぬのか?それは俺も困るな」
 優しい手がオレの頬を撫でた。
 先生を見れば引き寄せられるように唇が重なった。
 あれからもう三ヶ月。
 確かにあっという間だった。
 でも、最近は先生に触れて欲しいと言う欲が強くなって来ている。
 あと半年も我慢出来るだろうか。
 大好きな先生に抱きついて、そっと目を閉じた。
 
  
続く