えなが
2022-08-01 10:14:07
7613文字
Public フィガファウ
 

わからないよ(フィガファウ)

メイン第2部6章・2日後のフィガファウ。
「内緒話」に納得出来ず、魔法舎のバーでヤケ酒してくだをまいているファウストと、それをあやしたり魔力を与えるフィガロの話。魔力供給とキス、擬似的な性描写があります。


 魔法舎のバーのカウンター端、いつもの場所に陣取ったファウストは舐めるように酒を飲んでいた。
 考えに没頭すればするほど酒が進んでしまい、このままではアルコールに飲まれてしまうばかりだとペースを緩める。なるべくそう心がけていたが、如何せん夕方からずっと長い時間そこに佇んでいるので、トータルではそれなりの量を既に摂取してしまっていた。
 初めはファウスト一人だけ。次第にぽつりぽつりと人が増え、テーブル席で中央の魔法使いたちが揃ってカードゲームを始めるごろには、場が暖まって賑やかになっていた。
 カードゲームには最終的に賢者やミチルも加わって、隣のテーブルでは南の魔法使いたちがゲームの戦況を見守りながら、はやし立てて次々酒をあけている。
 シャイロックが取り仕切るバーにしては少し騒がしいぐらいだったが、彼が許すこの場の雰囲気にファウストは自然と身をまかせていた。居心地は悪くなく、立ち去る気はおきなかった。
 のっぴきならない先生会議からわずか二日しか経っていない。
 ファウストはグラスに口つけて、ゲームに盛り上がっているテーブルをちらりと見る。
 何も知らないカインやリケ、ミチルが勝負事に白熱するのはとても微笑ましかった。誰かの発言がツボに入ってしまったのか、はたまたゲームの行く末が面白かったのか、腹を抱えて溢れた涙を指先でぬぐうアーサー、そしてアーサーを見守るオズの微笑む表情を見てファウストは少し安心する。
 ほんの数日前の悲愴なオズの姿はそうそう忘れることが出来ない。予見の不安と恐怖を完全に取り払うことが不可能だとしても、ひとときの穏やかな顔は彼の心を和ませている何よりの証左だった。
 あのとき誰もが苦い顔をしていたが、アーサーを想い気の毒なほど憔悴していたオズと、自らの責務の重さと無力感に押し潰されそうな様子の賢者も、今はひとときの楽しみを味わっているようだった。
 混ざるかと何度か誘われたがファウストはすげなく断り、シャイロックとぽつぽつ世間話を交わしながら、氷がとけて水滴のついたグラスを揺らす。
 魔法舎のありふれた夜の一つ、よくあるあたたかな光景だった。そのありふれた状態が、今のファウストの救いでもあった。
 皆の楽しげな様子を見てほっとする反面、ふとした感情の切れ間に、今日何度目かもわからないため息がつい口をついて出る。
 部屋に引きこもって孤独に飲む気にはどうしてもなれなかった。
 一人遊びになれてしまった身には珍しく、自分以外の人がいる場所にとどまり、佇んでいたかった。
 人のしゃべる声、笑い声、シェイカーを振る音、動作、仕草、そのなんでもないような他人の気配が今の自分には必要だった。
 次に飲む酒をオーダーすると、シャイロックは人好きする笑みを浮かべてわずかにたしなめるように言葉を発した。

「今日はペースがいつもよりはやいですね」
……そうかな」

 じゃあ、チェイサーを、と声を発する前に冷たい水がカウンターテーブルに置かれた。礼を言って受け取り、喉を焼く刺激のないやわらかなそれを口に含んで飲み下す。喉の奥がすっきり潤り、もやがかった頭も少し晴れたようだ。

「もう、その、心臓は大丈夫なのか」
「はい。おかげさまで。フィガロ様に部屋に運んでいただいたあと、軽く様子を診ていただきました。少しの外傷も残っていません」
「そう」
「あなたの方こそ、私の炎で火傷なさったとか」
「あんなの火傷のうちに入らない。平気だよ」

 誇張なしに心臓が燃えさかってしまうシャイロックの大いなる厄災の傷は、毎夜の夢が漏れ出てしまうファウストと違って高頻度で訪れるものではない。
 しかし、ファウストの場合は結界を張るなどして対策を取れる一方で、シャイロックの傷は今は打つ手がなく、発現したらその火が収まるまで耐えしのがなければならない。
 賢者が力を自在にふるえれば鎮めることもできたかもしれないが、その力も万能ではなく、ただ無力感を味わわせるだけになってしまった。かわいそうな想いをさせた。
 シャイロックはいつものように涼しい顔でアイスピックを振るい、氷を丸く削っている。カツカツと硬質なもの同士がぶつかる音が小気味よい。魔法を使えば一瞬でとれる角を手にかけて削りとるのも、彼のこだわりの一つなのだろう。

「やはりフィガロ様でしょうか」
「何が」

 改めて登場した名前にファウストは眉を吊り上げた。

「あなたのお顔を曇らせ酒に浸らせてしまう意地悪をなさるのは、果たしてどのような方なのかと気になりまして、ふと頭に浮かびました」
「あいつは……関係ないよ」
「おや、私はてっきり、先の内緒話の結果が不満なのかと」

 そう。それもある。というか頭の中のほとんどがそれを占めていた。
 会議を抜け出し二人で行った「内緒話」で、死を予見されたアーサーと同じように、死期が近いフィガロの件も皆に話そうとファウストは懇願した。だがその提案はすげなく棄却された。
 たまらず、なぜ自分にだけ告げたのかという疑問をぶつけてみても、彼は「なんでだろう」ととぼけたような、本当に回答を持っていないような表情で告げて、それがファウストを余計に悩ませていた。
 フィガロの思惑を少しでも知りたくて問いただしたのに「きみが考えて」と返されてしまった。彼の胸中など他人である自分がただ一人で考え続けても詮ないことだ。フィガロにその気はなかったにしろ、どこか放り出すような語気を感じ、咄嗟に縋りつきたい気持ちになったことは否めない。
 南の優しい医者を偽っているように、彼の言葉がすべて嘘だと切り捨てられたらどれほど楽になれるだろうか。頭ではわかっているはずなのに、自分はいまだにフィガロを疑いきることが出来ない。

…………。本気の喧嘩をしてみたいと思う時がある」
「いいじゃありませんか、思うがままをぶつけてごらんなさい。ああ、このバーで暴れられては困りますが」
「今はしない。……向こうもみっともなく本気でぶつかってくれるなら、いいんだけど。取り合ってくれないんだ。僕が怒っても相手を楽しませるだけだから」
「ふふ、あなたの怒った顔はかわいらしいですから」
「知らないよ。ただの面倒な男だと思うけど」



 夜が深まるにつれ、一人、また一人と人がいなくなり、バーが元の静かな夜の憩いの場になる。
 ふと、グラスに添えられたファウストの手元がかげった。顔をあげると真面目な南の羊飼いが、心配そうに自分を見下ろしていた。
 たびたび視線を感じるのをあえて無視していたが、見かねてこちらへ来たのだろう。

「ファウスト様、かなり飲んでいらっしゃるのでは……お部屋に戻られた方がいいのでは」
「レノ……いや、自分でちゃんと帰れる。大丈夫だ」
「ですが」
「そうそう。ファウストも子供じゃないんだから。お酒の適量なんてわかってるって」
「ファウストさん、あまり飲み過ぎちゃだめですよ。私たち、そろそろおいとましようと思って」

 いつのまにかフィガロとルチルも自分のそばにきていた。ぺこりと会釈するルチルにつられてファウストも軽く頭をさげる。ミチルはリケと一緒に一足先に部屋に帰ったのだろう。
 気づけば南に取り囲まれていた。南の魔法使いたちは皆のほほんとしているが、身長は全員ファウストより高く、囲まれるとそこそこの威圧感がある。勝手に居心地の悪さを感じて、ファウストは身を縮こまらせ「平気だよ」と小さく呟いた。
 それならいいけど、とフィガロは肩をすくませレノックスは口を曲げた。ルチルはいつもの調子でけろっとしていたがいつものように彼が一番飲んでいるのだろう。
 納得いかないようなレノックスの腕を両側から引いて、おやすみの挨拶と共に南の魔法使いたちがバーを去り、またしてもシャイロックとファウストの二人きりになる。
 今になってようやくちょうどいい夜の静けさが訪れたが、自分も部屋に戻ったほうがいい頃合いだ。
 散々飲んだのにまだ足りない。仕方ない。部屋に戻って一人で飲むか。そう思うのに、どうも腰が重くて動かない。
 気が済むまでいらして構いませんよ。そう微笑むシャイロックについつい甘えてしまっていた。
 酒の力を借りても、ファウストの懸念は一向に頭から消えない。
 数々のことが頭から浮かんで消えた。悠久の時を生きたフィガロにとって自分など吹けば飛ぶような存在にすぎない。
 北の双子やオズのほうがよっぽど付き合いが長く、親しみがあるように見うけられる。だからこそ彼らには言えず、付き合いが浅い自分にだけ打ち明けることができたのか。
 彼が北の魔法使いだからなのか、それともフィガロ自体の気質なのか、なぜ、それとも、あるいは――
 また自分のそばに人の気配がして、「ファウスト」と耳馴染んだ声で呼ばれた。

「シャイロックもバーをしめられなくて困ってる。帰ろう」

 フィガロだった。ファウストは顔をあげて、フィガロの顔をいぶかしげにまじまじと見た。

……部屋に戻ったのかと思った」
「一度はね。でもきみのことが気になって。さすがに今日は飲みすぎだよ」

 送ってあげる、と差し出された手とフィガロの顔を交互に見る。いつもなら無視する彼の偽善的な振る舞いを今日は拒絶する気にはなれなかった。しぶしぶ手をとり立ち上がる。すると一気に酔いが回った。



 ファウストは自室に到着するなりフィガロを部屋に引きずり込んだ。強く腕を引っ張り、肩を掴んでそのままベッドに押し倒す。
 フィガロは一切の抵抗をしなかった。自分の腹の上に乗りあげてくるファウストを眺めて、ファウストの薄ら肉のついたかたい腿を服ごしに撫でて、楽しそうに口角を上げる。

「それで、なにかわかった?」
「何が?」
「あれ、俺のことを考えてくれてるんだと思ってたんだけど、違った?」
「自惚れるのもいい加減にしろ」
「ごめんごめん、じゃあファウストは、特に意味なくヤケ酒してたってことか」
「ヤケじゃない」
「じゃあそういうことにしてあげる」

 ファウストは自分で自分の行動に困惑していた。何か意味があって押し倒したはずなのに、彼に何かを伝えたくて部屋に引き込んだはずなのに、相手の目をじっと眺めていると、言いたいことが次々と浮かんでは消え、最終的に霧散してしまう。
 視線をはずして、所在なげに自分の手を見た。視界のはしで蝋燭の火が揺れている。

「わからないよ。もう散々考えた。一人で生きている間、ずっと考えていたんだ、自分の何がダメだったんだろうって。いくら考えても答えはでなかった。僕は、あなたじゃないから……
…………
「なのに、また新たな宿題が増やされて、僕は途方にくれている。わからないよ、僕よりも長く長く生きてるあなたのことなんか。だから言葉を尽くしているのに、何度もはぐらかされて。だからもう期待したり尋ねるのをやめようと心に決めるのにやめられない」
「期待してくれてるの?」

 愚痴めいた告白にどこか嬉しそうな調子のフィガロを無視してファウストは続けた。

「たぶん、あなたがいなくなってしまっても僕は生きていけるんだと思う。でも、それをはっきり認めてしまうのは、胸のあたりが落ち着かない」

 ファウストはそれきり、深く俯いて何も言わなくなった。前髪がかかって表情がよく見えない。フィガロの胸についた手が震えていた。

「え。もしかして泣いてる?」

 心配して気遣っての声かけというよりも、ややめんどくさげな語気を含んだフィガロの声に、ファウストは顔をあげてきつく睨みつけた。

「泣くわけないだろう。涙を流してもあなたを喜ばせるだけだ」
「そんな、オーエンじゃないんだから」

 苦笑しながらファウストの腕をそっと撫でる。口を引き結び、渋面を作っていたファウストの表情が徐々に柔らかくなっていく。
 ほっと小さく息をついた。アルコールの刺激も手伝って速くなっていた脈が、次第に落ち着きを取り戻す。

「フィガロ……あなたの魔力がほしい」

 ファウストの静かな申し出にフィガロは少しばかり眉を下げる。

「いいけど、少しだけだよ。酔いを覚ましてあげよう」
「それはしなくていい」
「いくらなんでも飲み過ぎてる。明日に響くよ」
「構わない。まだまだ覚めたくない、次はおまえで酔いたい気分なんだ」

 酒気を帯びた掠れ声に、フィガロは「そう」と一言返事して目を細める。
 なんの合図もなく、する、とそれは入り込んだ。指先から伝わってくる冷たい魔力がファウストの体をめぐり一つの場所を目指して流れてくる。
 人の内側のどこかに確実に存在する「心」。魔法使いのそこには魔力の吹きだまりが存在していた。フィガロの魔力がファウストの心にやんわりと接触する。
 ただ魔力を与えるだけを目的とするのなら、そういった干渉は本来なら必要ない。だが、フィガロがファウストに魔力を与えるとき、いつもあえて深いところまで潜水する。二人特有のスキンシップだった。
 きみはどこまで許してくれるの? そんな安い挑発が聞こえてくるようだった。その余裕をどこまでも飲み込みたくて、ファウストは目を閉じて小さく息をつく。

「ん……

 フィガロを感じて、自然と腰が揺らめいた。
 魔力に物理的な温度は存在しない。なのにフィガロのそれを「冷たい」と感じる。冷たくて苦くて、踏みしめた針葉樹の葉と雪と土が混じった匂いが香る。研ぎ澄まされた自身の五感がフィガロを味わい、そう訴えていた。
 ファウストの魔力の根源とも呼ばれる場所にフィガロが容赦なく入り込んでくる。普通なら誰にも触らせない、触らせてはいけない場所への介入に、肉体がやや強ばった。
 魔法使いにとって大事な箇所、容易に明け渡してはいけないところに恐ろしい北の魔法使いを潜り込ませている。
 精神干渉が得意な彼にここを弄られては、心を砕かれる可能性すらはらんでいるのに。
 だがファウストは惜しみなく心を「開いて」、自分の器で受け止められるだけのフィガロを入り込ませた。じわりと新たに精製される自分の魔力で相手を歓待し、その信頼がフィガロの気をよくした。
 自分の魔力で彼の魔力を撫でてくるむと、まるで氷のようにとけてまざりあい、すぐにどちらのものかわからなくなっていく。その融け合う感覚は、多少の恐怖と昂揚を伴った。

「は……、ぁ……

 声が漏れ、ファウストはそっと薄く目を開いた。見下ろした先のフィガロはずっとファウストを見つめていた。
 フィガロは視線を察知して、舌を出してそっと自分の唇を舐める。その所作に魅了され、引き寄せられるかのように身を屈めて唇を重ねた。胸と胸を重ねて、ぴたりと体をくっつける。
 口を付ける角度を変えて、くぐもった声があがった。そっと舌を差し出した、相手側に引きずりこまれて甘く噛まれて吸われる。
 触れた箇所から唾液とともに、そっとファウストも魔力を流し込んでいく。

「んんん……

 顔が少し離れたあと、再び口づける。そのときフィガロから口移しでシュガーを押し込まれた。
 二人の魔力が込められ、いびつに成形されたそれを互いの舌で溶かしあう。
 外側は頬がとけおちそうなほど甘かったが、たちどころに苦い内部が現れる。厳しい修行のあと、暖炉の火の焚かれたあたたかい部屋で、ねぎらうように与えられたシュガーと同じ味がする。
 その苦みはファウストの得意なものではない。だが、フィガロのものなら欲しくなる。

「もっと……

 体をさらに密着させて、ねだられるままにフィガロはファウストに魔力を流し込んだ。彼の心を壊さないぎりぎりの分量で彼の中身を浸食する。
 供給の領域を超えている、通常ならば拒否反応がいつ出てもおかしくないような行為だったが、ファウストはフィガロのそれをただただ真っ当に受け入れた。不快に感じるどころか心地よくて、内側からなぜられて甘やかされて蕩けさせられているようだった。思考がどんどんおぼつかなくなる。

「ひそこ……

 背中から腰にかけて手のひらで撫でおろされて、ファウストはびくりと体を震わせた。それと同時に心の一番柔らかい場所をくすぐられる。全身の力が抜け、フィガロに操作されるまま、与えられるものをただ享受するのが気持ちいい。
 内に外に、さすられ施されて、脳すら揺らされている心地がした。

「前より入るようになったね」
「ぅあ……覚えてるのか?」
「うん、きみのことはなんだって覚えてる」

 ファウストは自分の体温があがり、胸が高鳴るのを感じた。密着した箇所から伝わるフィガロの心音もまた、自分と同じように強く鳴っている気がした。
 フィガロの口から吐かれる都合のいい嘘にいつも顔をしかめていたが、今は彼の発言が自分の機嫌をとるために発せられたものだとしても構わないと感じていた。

「初めてきみに出会ったとき、あの年齢のわりにそこそこ魔力が溢れだしてて、中央の国の魔法使いにしては珍しいなと思っていた」

 フィガロはファウストの耳に口をつけ、囁くように語り始めた。かかる息と低音が心地よく、目を閉じる。

「独学で魔法を使っているだけに扱いは雑だったけど、多い魔力を持て余しているようにも見えた。その理由にもすぐ気づいた」
……
「きみは無念に散った仲間のマナ石を得て強くなっていた。なんとしても戦いに勝つために。自分の欲は二の次で、苦しむ民草のために、革命を成功するために魔力を増強した。そのストイックさを気に入ったよ。壊される危険があっても、こうして俺の膨大な魔力をも喰らおうとする貪欲さもね」
「ん、ぐっ、………

 ファウストは全身をぶる、と大きくと震わせ、荒い息を吐きだした。体のどこにも力を入れられなくなってしまい、体重をすべてフィガロに預ける。その重みをそっとフィガロは抱きしめて、腕や背中や頭を優しくゆっくり撫でまわす。
 フィガロは呪文をとなえ、ファウストが夢を見ても漏れだしてしまわないように完璧な結界を編んだ。体の上からそっとベッドへ横たえて、また頭を撫でて頬にキスをする。

「今日はもう寝ようか。また明日ね、ファウスト」
「ああ……

 夢うつつなファウストの返答はどこか四百年前の気色を含み、見つめるフィガロの瞳もやわらかく慈しみをはらんでいた。
 ぼうっとしてどこか焦点があっていない目でフィガロを見つめて、眉をさげる。不安は消えないのだろう。それでも縋ることしか出来ないまま、薄く息を吐いて目を閉じた。