紫輝
2016-10-26 22:36:47
381文字
Public しょくんば(刀剣乱舞)
 

しょくんば500字作文その2

テレビ見てたら降って湧きました。ふわっと現パロ。

 夕食時の、よくあるバラエティ番組。特に意味もなくついていたそれは、どうやら一流ホテルのもてなし術とやらを取り上げているようだった。スタッフたちは宿泊客の好みや目的を事前に把握し、部屋に施す装飾や食事のメニューを決めているらしい。部屋に用意された華やかな菓子に、寝室を飾る紙細工の花々。なるほど宿泊費が高いだけはあるなと、少々みみっちい事を考えてしまう。
「別に高い金をかけて豪華な演出をしてくれなくても・・・これだけ長い間愛想を尽かさず傍に居てくれたという事実だけで充分だがな」
「・・・君は本当に欲のない子だね」
 そんな自分の隣で、十回目の結婚記念日を迎える夫婦へのもてなしの例がテロップとともに流れる画面を見つめながらぽそりと呟かれた言葉に、明日の朝食は彼の好物にしようと決めた。


みったださんなら死が二人を分かつまで大事にしてくれますよね絶対