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紫輝
2016-09-25 00:39:20
774文字
Public
しょくんば(刀剣乱舞)
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【しょくんばお絵描き文字書き一本勝負第48回目 お題:一緒に歩く】
遅刻で参加です。ほんとに一緒に歩いてるだけです…
久方ぶりに万屋への使いを頼まれた、帰り道である。
並んで歩く光忠が、不意に相好を崩して口にした。
「・・・なんだか新鮮だなぁ」
「・・・何がだ?」
ちらと見上げた国広に声に出てたかな、と照れ臭そうに呟いてから、光忠は黄金を細める。
「こうして君の隣を歩くのが、さ。お使いはあまり頼まれないし、僕たち戦場ではだいたい先鋒と殿だろう?」
ああ、と、漏れたのは納得。いまだ同胞の少ないこの本丸では、偵察に長ける国広が先頭を、防御に長ける光忠が殿を歩くことが多い。本丸の中核を担う二人がまとめて使いに出されることもあまりないので、光忠の言は最もなのだった。
言われてみれば希少な状況だ。普段あまり見る機会のない隣からの視点で光忠を見、国広は心持ち眉を寄せる。
「・・・やっぱり、あんた背、高いな」
「『人格』はともかく、上背までは細かく意識はしてないんだけどね」
隣り合ったその上背は国広を軽く追い越し、頭一つ分ほどの差を見せつけてくる。恨みがましい声音に光忠は気を悪くした風もなくそう返し、それに。と、国広を見つめて笑った。
「どうせ差があるのなら、これくらいあったほうが良いよ。僕に見えないものを君が見て、君には見づらいものを僕が教えてあげられるもの」
僕が屈めば同じ目線にだってなれる。これって凄いことだと思わない?
宝物でも見つけたかのごとくに肩を揺らすその態度は懐の差までも知らしめてくるようで面白くない。
「そうだな。・・・ところで、足。そのまま下ろすと小石を踏むぞ」
けれどそう考えること自体がまだ己が未熟な証なのだろうなと心中で肩を落とし、本人もそう言っていることだしと些かの意趣返しも込めて「光忠に見えないもの」を教えてやる国広だった。
このあと光忠さんはうわっとっと!!
…
ってなります
そして国広君に笑われる
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