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山口
2025-01-07 01:17:23
2075文字
Public
脇フェチ 女体化 ※完結
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スレンダーオロルン♀と脇フェチの隊長のカピオロ♀
タイトルがすべてです。一般通過イファがちょっとかわいそう
「じいちゃん、相談があるんだが」
ある晴れた日の事だった。闘技場で依頼の達成を報告していた空は、普段よりもフードを目深にかぶって肩を落としているように見えるオロルンに声をかけられた。
言いづらそうに視線をさまよわせるかわいい孫に少し歩くことを提案して外に出る。
「パイモン、ちょっとオロルンと話してくるからご飯食べて待っててくれる?」
誰の耳があるか分からないところよりもいいだろうという気づかいだったが明らかにほっとしている様子に判断が間違っていなかったのだと内心胸をなでおろした。パイモンも空気を察したのか、さっと食堂に降りて行ってくれてよくできた相棒だ。
「その、隊長の事なんだ。えっと
……
」
ナタの空気は乾燥していて、からりと熱い。日陰だった建物内から外に出れば太陽は中天に差し掛かるころで扉を開けた瞬間熱風にあぶられた。
少しでも涼しい方が良いだろうと、闘技場下の水場に降りて辛抱強く待てばオロルンの口から出てきたのは少し前まで彼女が同行していたファデュイ執行官第一位の男でやっぱりか、と表情に出さずに首肯する。
「彼らもナタをともに救ってくれた同胞だし、今年は大根の出来がすごく良くてたくさんあるから届けに行くんだ。あとでじいちゃんにもおすそ分けするよ」
野菜の話になるとようやく笑顔を見せたオロルンに空は優しくうなづいて先を促した。オロルンの話が脱線するのはいつものことだし、いまおそらく自分の中で言葉を整理しているのだろう。
「それで、その、夜の話をしていて。誤解しないでほしい!彼らはふだん故郷の家族の話や友の話をしていることの方が多いんだ!ただ、その日はそういう内容だったみたいで、輪の中に隊長が居たんだ」
まぁ、空も男である。気持ちはわかるし、なんなら猥談に混ざることだってある。隊長部隊の隊員は他の執行官の部隊よりも平均年齢が高そうだし、オロルンが居るときは紳士的に振る舞っていたのだろう。
「そしたら、僕の姿が見えた途端隊長が解散を言い渡して、それからずっとケネパベリーを食べ過ぎたときのように胸がもやもやしているんだ」
結果野菜も押し付けるようにして渡して帰ってしまったと肩を落とすオロルンに空は首をかしげる。若い女の子に聞かせるような話ではないから解散させたのだろう。何がもやもやにつながっているのか今の話だけでは分からないが、空は辛抱強く先を促した。
「僕だって、男女がどうやって絆を深めるかくらい知っているし、胸が好きな人や足が好きな人がいるのは知ってる。楽しんでいるところをばあちゃんが来た時の集落の子供たちみたいに解散しなくてもいいじゃないか」
ぷん、と頬を膨らませる姿に空は首をかしげる。男所帯の軍人部隊にしてはずいぶん紳士的な対応だ。
「僕だって、隊長の好みが知りたかった」
天啓が下りた。あっ、そういうこと?オロルンがファデュイの駐屯地に足しげく通って栄養のあるものを食べさせようとしていたり、薬を届けていたことを空は知っている。
つまり、つまり、孫の初恋
……
ってコト!?
「わかった。全部じいちゃんに任せなさい」
「本当か!?正直僕もよく分からなくて、でもそろそろ野菜も届けに行きたかったから」
ぱっと頬を紅潮させて八重歯を見せて笑う顔は幼げでまぶしさに瞳を細めた。かわいい孫のためならば、人脈の一つや二つ使うことに対して罪悪感はない。むしろ空の友人たちは嬉々としてまだ幼い恋を応援してくれるだろう。
「手っ取り早く印象を変えるなら服装からかな。フォンテーヌにデザイナーの知り合いがいるから聞いてみるよ。オロルンはどこか自身のある場所はある?」
妹であれば胸と顔と即答しただろう。舞い上がっていることに自覚がなかった自分の感覚も少しずれていたがオロルンがそれ以上にずれていたため、ハラスメントで訴えられることはなかったと旅人は後に語った。
「うーん
……
胸はあまり自信がないな。隊長の方が、僕よりも豊満な胸をしているから
……
ほら、僕の胸はエシャロットよりもっと貧相だろう?」
「じいちゃんよくわかんないけど胸もとから手を下ろしなさい!」
むにゅりと胸を押し上げていた両手を下ろさせて、心底困り果てた様子のオロルンを見上げる。わずかにうるんだ色違いの瞳は長いまつ毛に縁どられ、きらきらと輝いているし小さな唇は桜色に色づいて十分以上にかわいらしい。
顔の印象を変える必要はないだろう、自分が女性のファッションに詳しいとも思わないため早々にあきらめ、写真とともに千織に丸投げすることに決めた。
「ちなみになんで隊長の胸が豊満だって思ったの?」
「同行しているときにうっかり術を使いすぎて戻れなくなりそうになった時があったんだ。その時に胸元に引き寄せて物理的に戻してくれて、装飾が邪魔だったけど、イファよりももっちりしていたからそうなのかと」
「じいちゃんが悪かった。イファがかわいそうだから他所で言うのはやめてあげようね」
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