わらびもち
2025-01-05 18:19:49
911文字
Public
 

レトロゲーム店にて

SSパネルトラップという名のお題募集の産物

遥×レトロゲーム

・ぼいぼに、あとNPCが名前だけ登場
・VOIDのげんみ×


「レトロゲーム専門店?」
「こんなところに店があるんだね。」

とある休日のこと。
暖かな、というには些か暴力的な日差しから逃げるように路地裏をあてもなく歩いていたイツと遥の視線に飛び込んできたのは、ごちゃついた、一見すればただの物置とも思えてしまうような店だった。

「レトロ……ってどれぐらいの年代のものなんだろう?」
「2、30年前かな?それ以上前だと動かすための機体自体がもう希少だと思う。」
「あ、配管工ある。昔からあるのは知ってるけど、パッケージもかなりレトロなデザインだ。」

目立つように置かれているだけあり、人気のタイトルだ。レトロゲームのためさすがに古ぼけたパッケージだが、30年前のあの名作!などという手書きのポップが目立ち気にならない。
それを見ながらイツは内蔵されたデータベースを参照してみる。

「1981年のアーケードゲームが初出みたいだよ。」
「へえー。1981ってなると、お父さんたちも生まれてないね。かなり昔だ。」
「興味ある?」
「うぅん……あるといえばあるけど、プレイ出来る機体をわざわざ探してってほどでもないかな。」
「そっか。」
「イツは?」

問われて、視線が改めてパッケージを捉える。思考しているのかわずかな駆動音が響く。

「これが特別気になると言うよりは、これだけ昔のものがまだ動くのかとか、そういう興味はあるかも。あとこっちのやつは青木が好きそう。」
「あー、シューティングゲーム……確かに好きそう。折角だし買ってく?」
「うん。青木なら本体も持ってるかもしれないし。」
「もし動かなくてもなんとかしてくれそう。」
「そうだね。」

そんな他愛ない話をしながら入店する。手には先程見たシューティングゲーム。
次の休暇はおそらくゲームをして終わることだろう。





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レトロゲームの知識をインストールされているぼに──

誰だよインストールしたの
青木か?
青木か
ならしょうがないね

ちなみにほんとはげんみ×にしたくなかったんだけど、この2人がゲームを前に青木の話題を出さない訳がなかった
青木の生存がネタバレになってしまうので泣く泣くげんみ×