満天の星空が川の水面に映り込む深夜。夜空も地上もキラキラキラキラ光り輝いて、まるで宇宙の中にいるようだ。私は無重力みたいな軽い足取りで天の河のほとりを歩く。…まぁ、本当は調味川の河川敷を歩いてるんだけれど。
「うふふ、とうとう!この日が!来たわねっ!!」
今夜は一世一代の大イベントだ。澄み切った夜空とはるかな距離から光る星々を見上げる。いつもなら遠すぎる距離にめまいがするところだけど今日の私は違う。
「今夜は風も無し、雲一つなし、月の位置も低いわ。絶好の打ち上げ日和ね」
浮かれて小躍りしそうになる気持ちを抑えながら、私は小脇に抱えていた小型手紙ロケットの設置をし始める。三年分のお年玉をつぎ込んで注文した高級品。手のひらにも乗る小さなロケットの中に手紙を入れて宇宙に向けて打ち上げ、不特定の地球外生命体と交信をはかるという代物だ。
徹夜して書き上げた私の手紙(ネットで勉強した宇宙語)が地球外生命体の手に渡るかもしれないと思うとワクワクとトキメキが胸の中にとめどなく溢れてくる。
これは宇宙にいる生命体とコミュニケーションを取るのに確実な方法ではない。海に手紙入りの小瓶を流すようなものだ。まして打ち上げる先は地球の海なんて比べ物にならないくらい広い宇宙。
こんなに小さい物でちゃんと届くだろうか。
ふと不安になったりもする。けど、試さずにはいられない。いるかどうかも分からないテレパシストを探し出して説得して協力してもらうより手っ取り早いだろうし。いつまで経っても私の脳は不思議な力に目覚めない。だから何かしらの行動を起こしてみたかった。
スマホのライトを頼りに説明書を読みながら、私はロケットの発射台を組み立て始める。
「なになに〜『引力の影響で月に衝突することがあります。月の位置が低い時、または発射台を写真通りに組み立てて発射して下さい』…ふむふむ、なるほどね。じゃあ、ここをこうして、こう…ん?こっちかしら?この部品はあっち?そっち?うーん……」
一生懸命組み立てているつもりだけれど、どうにも上手くいかない。私の手先はあまり器用ではないのだ。
「あぁもう!他の脳電部員はなんで手伝いに来ないのかしら…。あ、メッセージの返信が来てる」
私の『今夜ロケットを打ち上げるわよ!今から調味橋下の河川敷に集合!』というメッセージに対して、
「雉林は『おじいちゃんの形見の羽毛布団が離してくれないので行けません』猿田は『今夜は金曜ロゥドショウがあるので行けません』犬川は『スマホゲーのスタミナ無限イベントが今日までなので行けません』…ですって!?はぁ!?あのアホ達!!」
行き場のない苛立ちを足に込めて盛大に地団駄しつつ叫んだ。夜中だろうと河川敷なら大きな音を出したって誰の迷惑もかけないだろう。多分。
「もういいわよ!!私だけでなんとかするわ!!」
慣れない工作にぶつぶつ言いながら手をひたすらに動かす。長い時間をかけてなんとかロケットの発射台は完成した。
少し説明書の写真と違う気がするけれど、ものすごく頑張ったんだからきっと上手くいくわ。うん、きっと大丈夫。
「ふ〜、やっと出来たわ…。よし!ちょっと怪しい部分もあるけどまあこれくらいならなんとかなるでしょ。それ発射!!」
妙に高いテンションのまま私は付属のスイッチを押した。景気よく燃料の燃える音がして打ち上げ花火のようにロケットは飛び出した。
勢いよく白い煙をはきだして、私の宇宙への想いを乗せた手紙ロケットはぐんぐんと高度を上げ続け、みるみる大気圏のその先へ、宇宙へ、吸い込まれるように飛んでいく。
「やった!!良いわよ!!!!そのまま宇宙の果てまで行きなさーーーーーーーい!!!!!!」
たかぶる気持ちのまま大声で、私はロケットに向かって叫んだ。
打ち上げは順調、のはずだった。
なんだか軌道がずれているような、と気付いた時にはもう遅かった。
「あっ!!!!!!お月様!避けて!」
ずれた軌道の先にはさっきよりだいぶ高い位置にある月。私が叫んだところで月が避けられるはずもなく、ガツンと固い音がしてロケットと月はぶつかり、ヒューと地上に落ちた。
「あ」
川の向こう側の公園に墜落する音が響く。川を越えて、けたたましい音が肌にビリビリと届いた。
私の初めての打ち上げは失敗に終わった。
「お年玉三年分………」
両足の力が抜け、私はその場にへたり込んだ。夜露に濡れた草はらの冷たさが足から伝わって体の中へ容赦なく入ってくる。震えて涙が出そうだ。
だけどグッとこらえる。
これしきの失敗、なんてことない。手紙も何回だって書けるし、ロケットはまたお金を貯めて買えばいい。
私の宇宙人への想いはこんなことで諦めたりしないんだから。
ひとまずめんどくさい大人が駆けつける前に後片付けをしなくちゃいけない。私はもう一度立ち上がって足についた土や草を払った。
「………ロケットもだけどお月様は大丈夫かしら。可哀想なことをしたわ…」
ロケットだった物を回収して、月にぶつかったことを謝って、落ち込むのはその後にしよう。私はため息をついてしばらくは使われることもないであろう発射台を雑にカバンに放り込むと、トボトボと橋を渡り始めた。
確かこの辺りに落ちたはずと公園に足を踏み入れた私は、噴水の前にありえない人物が立っているのを目にして、つい大声を上げてしまった。
「ゲッ!!徳川!!」
あ、不味いと思ったのも束の間、奴はゆっくりとこっちを向いて私と目が合った。徳川の腕には猫のように抱き抱えられた月がぼんやりと光っている。
ヤバイヤバイヤバイ!!
どういう訳か分からないけどあの優等生の徳川副会長がこんな真夜中に公園にいる。しかも墜落した月を抱えている。
どうしよう、どうしよう、どうしよう…。
いや落ち着け私。あいつはたまたま居合わせただけかもしれないし、私がロケット飛ばして月を落としたなんて知らないんじゃないかしら。なんだったら夜中出歩いてるのを怒られる前に月だけ引ったくっちゃえばいいんじゃない?あ、でもロケットの部品と手紙も回収しなきゃいけなかった…。えーとえーと…、もぅぅぅ、なんであいつが居るのよ、よりによってなんで今なのふざけてるの。
すっかりパニックになってしまった私は奴が目の前まで近づいていることに全く気が付かなかった。
「暗田」
「ヒッ!!」
あの仏頂面が割と近くにあって私はまた声を上げてしまった。
私はこいつが苦手だ。もっと言えば嫌いの部類に入る。だってこいつは脳感電波部(の部室と部費)の仇だもの。
何より真面目すぎるとことか、怒ると鬼みたいに怖い顔になるところとか、正論しか言わないところとか、圧迫感があって息苦しいところとか。一緒にいるだけで怠け者だと責められてるみたいだもの。
同じ学年だけど部のことがあってから一方的に避けていた。こうやって顔を合わせるのもあの日以来だ。
怒られると思い、反射的に身構えてしまう。でも徳川から差し出されたものは耳に痛い正論でも鬼みたいな怖い顔でもなかった。
「ほら」
落ち着いた声でそう言って差し出されたのは徳川がさっきまで大事に抱きかかえていた月だった。私がぶつけたところにヒビが入っている。クレーターの部分に粉々になったロケットの部品や多分さっきまで手紙だった紙切れが入れられていた。お皿の代わりに使われているようだ。
「あんたなんてことするのよ。お月様がかわいそうじゃない」
「ロケットをぶつけて墜落させたお前が言うセリフか?」
「ぐぬ…なんで知ってんのよ…」
「いいからそれを鞄の中へしまえ、早く」
ビシッと指をさす徳川の言う通りにするのはシャクだけどとりあえずザラザラと部品や紙きれを鞄の中へ流し込んだ。月は私の手の中でふわふわと瞬いている。ひびが痛むのだろうか、手当をしてあげないと。鞄のポケットから絆創膏(お母さんが勝手に入れてくれたかわいいやつ)を取り出してごめんなさいね、と言いながら月に貼った。
チラッと徳川を見上げる。月を撃ち落とした私のことを叱らないだなんて予想外だった。何か言いたげな顔をしていたけれど、奴はふと後ろを振り返った。それから私のセーラー服の袖をつまんで引いた。
「逃げるぞ、こっちだ」
「え、なんで?いやよ」
「なんだお前、補導されたいのか」
遠くから懐中電灯の白い光、そして大人たちの声が聞こえた。補導されたい中学生なんて世界中のどこにいるんだろうか。
「そうね、あんたについてくのも嫌だけど補導されるのはもっと嫌。どこに行くつもり?」
私の質問なんてお構いなしに徳川は袖を引いて公園の外へ歩き出した。
電灯も消えた真っ暗な公園の道。
私の腕の中の月がふんわりとした明かりで辺りを照らしてくれるからか。
それとも私の袖を引くあいつが絶対に間違ったことをしないって知っているからか。
そんなことで少し安心してしまっていることが恥ずかしくて、ごまかすように私は月に話しかけた。
「ねぇねぇ、お月様。やっぱり宇宙人っているわよね」
月は何か言った気がするがやっぱり月語はよく分からなかった。はぁ、やっぱりテレパシーが使えたらなぁ。
私はそんなことを考えながら何の心配もすることなく、真夜中の道を、徳川の後ろを、歩き続けた。
「ここまでくれば問題ないだろう」
そう言って徳川は私の袖から手を離した。たどり着いたのは私がロケットを打ち上げた河川敷だ。相変わらず星がキラキラと輝いている。そんな空間に学ラン七三分けの黒い男子は妙に浮いてた。徳川の形のブラックホールが開いてるようだった。 呆れたような、でも怒ってはいない気の抜けた顔をして腕を組んでいる。
部品や手紙を回収してくれたお礼を言わなくちゃ、いけないわよね。嫌いな奴だけど。
腕の中で光る月のザラザラした表面を撫でながら、私は口を開いた。
「あんたなんでこんな真夜中に公園にいるのよ。副会長のくせに、不良よ不良」
「…お前、よく人のことが言えるな」
私もそう思う。全然違う言葉が出てしまった。素直にありがとうが言えなかった。
口を尖らせながらうつむく私に、徳川はふっと短いため息をつく。
「俺だってこんな時間に降りたくなかったんだがなぁ」
「はぁ?おりる?」
一体どういうこと?と言おうとした矢先、目の前に何かを突き出される。しわくちゃでボロボロに汚れた手紙だ。受け取ってまじまじと見てみる。そのカラフルな封筒には見覚えがあった。
「あ、私の手紙…」
「手紙だと分かった時にとっさに掴んだんだが、端が少し破れてしまった。あと宛先も差出人も書いてなかったから中身も読んだ。すまん」
「え、な、中身……読んだの?」
「あぁ」
「……あっそ、良いわよ別に謝らなくても。あんたみたいな地球人じゃなくて宇宙人に読んで欲しかったけど…返ってきてくれて嬉しいわ」
そうか、だから私がロケットを打ち上げた張本人だってことを徳川は知っていた訳か。
手紙の内容はたしか私の自己紹介を筆頭に、宇宙人さん!好きです!会いたい!お話ししたい!その為にテレパシーを研究してます!交信したい!ぜひ友達になりたい!とか書いていたはずだ。それを徳川に読まれたのは少し恥ずかしい。
でも全部バラバラにちぎれずに返ってきてくれて本当に良かった。届かなかったけど、一生懸命想いを込めて書いた手紙だもの。
「暗田、その手紙に書いてあることは本気か?」
ホッとしたのも束の間、奴の口からふざけた事を言われる。
有り得ない、なに馬鹿な事言ってるのかしらこいつは。
私は徳川をギロッと睨んだ。奴はとくに怖気つく様子もない。真面目な顔は何を考えてるのか分からなかった。
「なぁに言ってんのよ!!本気じゃないならわざわざロケットで打ち上げないわよ!!」
私は噛みつくような大声で言った。腕の中の月が驚いたのように点滅するけれど今は構っていられない。
どうせちゃんと説明したって無駄だ。
また前みたいにすました顔で理解できんとか、他のみんなみたいに宇宙人なんているはずないとか、テレパシーとかふざけたこと言ってないでいいかげん受験勉強しろとか気持ち悪いとか言って笑うに違いない。
だから勉強しかできない優等生は嫌いなのよ。私は怒りのままにまくし立てる。
「本気よ!ほ、ん、き!!オカルトが好きなの!宇宙人に会いたいの!テレパシーで交信したいの!あわよくば友だちになりたいの!そのために色んなこと試したいの!!悪い!?」
「宇宙人と意思疎通する為にテレパシーを使いたいのか?」
「そうよ!!!!」
「なるほど……お前がオカルト研究部に入らず脳感電波部なんてものを作った意味がずっと理解できなかったんだがそういうことか……」
あれ?なんか勝手に納得してる。なんなのよこいつ。ほんと調子がくるうわ。
奴はいつかモブ君と話していた時みたいに口に指を当てる仕草をした。癖なのかしら。
予想外の反応に拍子抜けして、私は次の言葉を言えずにいた。
「暗田、俺はお前のことを目先の娯楽に弱いぐうたらな怠け者で我が物顔で学校の予算を駄菓子にして食いつぶす道理の曲がった恥知らずだと思っていたが」
「おい、いくらなんでも言いすぎだろ」
「フッ、そうか…本気なんだな…俺はお前を見誤っていたようだ」
そう言って徳川は笑った。
徳川が笑うとこ、初めて見た気がする。笑うっていっても口の端がうっすら上がっただけの小さな変化だった。月の光が手元になかったら見逃してたかもしれない。それだけなのに何か珍しいものや特別なものを発見した気持ちになってしまって、私は頭を振る。
いやだわ、こいつに対してオカルトを目撃した時と同じ気持ちになりたくはない。
けれど次の瞬間、徳川から発せられた言葉に、この抵抗は虚しく終わることになる。
「俺は目標に向かって真面目に頑張る人間が好きだ。生徒会はそういう生徒たちの為にある。お前が本気なら俺は応援する。何度失敗しても頑張ってほしい」
応援?頑張って?何に対して言ってるのかしらそれ?
わからない。いや、話の流れ的に私に対して言ってるんだろうけど。
でも意味が分からない。分からなさすぎて息するのすら忘れてしまいそうだ。
徳川が?私に?頑張って?うん、意味が分からないわ。
だって私のオカルト趣味に対して初めて言われた言葉だもの。
もしかしたら意味が分かってないのは徳川の方なのかも。きっとそうだ。なんだったら私をおとしめるために嘘ついてるのかもしれないわ。
「う、うそでしょ…、そんな…調子の良いこと、言って、何たくらんでるのよ…」
自分でも笑えるくらい声が震える。責めるように突き出した人差し指も震える。
未知と遭遇したらこんな風になるのかしら。
疑う気持ちと同じくらいドキドキしてしまう。
相手はあの徳川だというのに。
「この徳川が嘘をつくわけないだろう」
徳川は腕を組み直して仰々しくそう言った。
その言葉はストンと音を立てて私の頭に行儀よく収まった。震えもピタッと止まってしまう。
確かに、と納得せざるを得ない程こいつは真面目すぎるし正しい、それはもう嫌になるくらい。
でも真面目なだけの嫌な奴じゃないわね。私も徳川のこと誤解してたのかも。
とりあえず徳川のことは頭の中の嫌いな奴カテゴリから変な奴カテゴリに移した。
「ふん、あんたに言われなくたってねぇ、私は勝手に本気で頑張るから……ん!?」
やっと言葉の意味を理解した私はあることを閃いた。跳ねるように飛び上がって私は叫んだ。
「ねぇ!応援してるってことは!脳感電波部復活してもいいってこと!?そうよね!?!?そういうことよね!?!?ねぇ!徳川!!!!!!」
期待に満ちた私の眼差しを受けて、徳川はいつものスンとした副会長の顔に戻った。
「部員が五人揃ったらな」
その言葉に白目をむきそうになるのをこらえて、私は息を大きく吸い込んだ。
「それが!!できたら!!苦労しないのよーーーーーーーーーー!!!!!!んがぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」
私の今夜一番の叫びが河川敷に響き渡った。
やっぱり頭が固くて真面目すぎる奴はダメね。
家まで送ると言った徳川のことを、あら気が効くじゃないと思ったのもほんの少しの間だけだった。帰り道は地獄の小言オンパレードだった。
夜に一人で出歩くなとかロケットを打ち上げる時はキチンと確認しろだとか真面目に宇宙人を探すならまずはうんたらかんらクドクドクドクドうるさいったらない。あーあー聞こえない聞こえない、と徳川と私の間を月で遮りながら帰り道を歩く。
そうして私の家にたどり着くと、次はこいつを送ると言ってひょいと月を取り上げられた。
さっきみたいに月を抱き抱えてじゃあなと言ってスタスタと歩いていく徳川を私はつい呼び止めてしまう。言い忘れてたことがあるからだ。
「徳川!…えっと……」
嫌いな奴じゃなくなっても目を見て真正面から言うのはなんだか無理な気がして、私はクルッと徳川に背を向けた。
「……今日はありがと…色々と…」
良かった、ちゃんとお礼が言えた。胸につかえてたものが取れてスッキリした私は徳川の返事も待たずに玄関に手をかけた。その時、
「宇宙人はいると思うぞ」
背後から聞こえた言葉に息をのむ。バッと振り返ってキョロキョロと辺りを見渡しても、徳川はもうどこにも居なかった。
「…変な奴……」
小さくそう呟いて、私は玄関の戸を開けた。
お風呂に入ってパジャマに着替えて一息ついた私は机の上にカバンの中身をザラッとぶちまけた。
ロケットの部品を再利用できないかひとつひとつ確認してみるけど、どの部品も割れてたり折れてたり溶けてたりで使い物にならなそうだ。ため息をつきながら次々とゴミ箱へ入れる。
そうして机に手紙だけが残った。
ちぎれた紙切れをパズルみたいに集めて、ぐしゃぐしゃの手紙のシワをなでながら、ふと疑問が浮かぶ。
「そういえば、徳川はなんで私が書いた宇宙語の手紙が読めたのかしら?」
テストに出てこない言語なんて興味なさそうなのに。
私はさっきまでの出来事を思い出そうとするけれど、徳川に腕を引かれて歩いた道や、頑張れなんて言われたことなんかが胸の中でふわふわムカムカして仕方がなかった。
窓の外を見ると私の絆創膏を貼った月がぼんやりと光っている。
やわらかい月明かりを浴びているとなんだか眠たくなってくる。今日は打ち上げに失敗したせいで疲れちゃった。
何もかも考えるのをやめて、私は眠りについた。
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