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からっぽ。
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あけまして。
それぞれの過ごし方。
年が変わった朝のこと。
目の前に、瀧君が姿勢正しく正座をした。
「どうしたの、瀧君」
いつになく真剣な顔だから、悪い話ではない
…
はずなのに、緊張して唾を飲み込み姿勢を正す。
視線が合って吸い込まれそうになるその一瞬。
瀧君は深呼吸をした。
「葉色さん、」
心臓が変にうるさい。
ちょっと怖くなってキュッと目が閉じかけた。
「あけましておめでとうございます」
下がった視線が再び合う。
そこには「今年もよろしくお願いします」と微笑んだ瀧君が居た。
「あ、ぅ、うん
…
!こちらこそ今年も、よろしくお願いします
…
、瀧君が真剣な顔してるからちょっと焦っちゃったよ」
「え、俺そんな顔してたんスか
…
すんません
…
」
「あぁいや、怒ってる訳じゃなくて!あまりにも真剣な顔だったから何か大事な話があるのかなとか思っちゃって
…
」
「あー、俺のじぃちゃんとばぁちゃんが結構こういう行事モノしっかりやるタイプで
…
」
「そうなんだ!じゃあ
…
この流れで初詣で行かない?」
「良いっスね
…
!おみくじと御守りも買いましょう」
「ふふっ、嬉しそうだね瀧君」
「そりゃあ、大事な人と年明けから過ごせますし。それに、葉色さんとの思い出たくさん作りたいんで」
「
…
!ぁ、あ、えと、外寒いだろうからちゃんと着込まないと」
「はい、暖かくして行きましょう」
嬉しさを噛み締めて、緩んだ口元は誤魔化せたかな。
この後、おみくじで2人とも「吉」を引いて微妙な運勢に思わずお互いに笑っちゃった。
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