いりや🔞
2024-12-30 18:59:15
14325文字
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寝取って勝手にデ♀の婚約破棄してマウント取ってく神の話

タイトルそのまま文もどき

・シリアス
・デ♀が年上の男と婚約して何度か性行為もしている(※性描写あり)
・やや無理矢理上書きセックスハッピー描写
・LB7本編前に無理矢理テを召喚していますが言及無し

デイビットは性的なことに興味がなかった。というのもあれは最早生殖行為を不要と考えているのだろう。のくせして、立派に"婚約者"という者がいるらしい。相手はどうやら時計塔の優秀な魔術師らしく、30も年上と聞いたら、そりゃもう50のジジイだろう。
情報によれば離婚歴も持っている。
そりゃ、明らかに跡継ぎの子供を作るためだけの結婚だ。

賢く美しい妻を娶り、強い遺伝子を。上位意識の高い人間程、そんなもんなのだろう。子孫を残し繫栄させて次の時代を作っていく。そうやって世界は続いていくのだ。それが世界のルール。
神であるオレは俺をずっと見てきた。世界が廻るように、全てを見通し、少し調律してやるのがオレの在り方だ。

だがオレは、デイビットの相手が気に入らなかった。





知ったのはデイビットの左手薬指に、白金のシンプルな金属の輪が嵌っているのを見つけたからだ。婚約指輪という概念がオレにはなかったものだから、一体なんでそんなものをしているのだろうと思い、話を聞いた。

「婚約者がいる」
なんだって?」

初耳だそんなの。婚約、お互いに夫婦になる合意を得ている関係。

「時計塔に、オレの研究を全面的にバックアップしてくれている魔術師がいてな」
……はァ」
「その魔術師と結婚をし、その子供を産むことになっている。これはお互いの意向というより魔術師のこの世界では当たり前のことだからな」

淡々と、まるで他人事のようにデイビットは言った。

「その魔術師は、オレとの子供を欲しているんだ」

ああそう、正直驚いた。
コイツにそんな感情があるとは。いつも無表情で感情の起伏が少ない、この女が?

「相手はオマエのことをちゃんと愛しているのか?」
「愛?愛とはなんだ」
……は?」

その質問にオレは言葉を無くした。愛というものはどんな形状をしているか。どんな色をしていて、どんな手触りをしているのか。
オマエはそれを知らない。

「オレには、分からない。ただ、オレを欲するのなら与えてやる。交換条件と引き替えに。それだけだ」
……オマエは、それで、いいのか?」
「ああ、問題ない」

デイビットは無表情に、そう答えた。

「オレはただ、オレを欲しがるなら強い子孫を遺してやる。それがオレの役割のひとつだ。そこに感情も愛も必要ない」
と。
そういうことになっているのだ、デイビット・ゼム・ヴォイドという女は。


***


年に二度、ロンドンにあるその男の別宅で会う機会がある。

50代のその魔術師の男は、いつも焼け焦がすような熱のこもった目でデイビットを見ていた。
その目に込められた感情の名前を、デイビットは知らなかった。
だからいつも「この男は、どうしてオレをそんな目で見るのだろう」と思っていた。

男の選んだ上質なシルクの裾の長いドレスが、肩を滑り抜け、床に落とされる。そして一糸纏わぬオレを観察して。オレの金の髪の一房に、唇を寄せて。


「ああ、デイビット。私の妻……私の愛、私の全てよ」

「私は君を愛しているよ、愛している。君だけだ。君だけが私の全てだ」

「だから、早く孕んでくれ。私は君の子供がほしいんだ。死んだ妻の子などもういらない」


抱きしめられ、耳元で囁かれ、首筋にキスをされ、いつもそれらの愛の台詞をその身に告げられ、受け止めている。
耳に、鼓膜に、吹き込まれる、まるで宗教がかった言葉たちを。

(滑稽だな)
ああ。本当に、滑稽なことだ)

この行為に、意味などない。
この行為に、価値もない。
これはただの儀式だ。

求められた相手の許嫁になり、先祖達が残す因縁の果てを見て、これから先よりよい血を繋げるように。それだけだ。
暖炉から火の粉が爆ぜる音を聴きながら、男に柔らかく広い木製のベッドに押し倒され、胸に吸い付かれ、性器を舐め回される。
この行為の意味など何もない。ただただ、この男にはその受精が必要だっただけだ。

宛がわれた熱にぐっと身をこわばらせた。熱が体の入り口をゆっくりと押し広げてきて、じわりじわりと異物感に襲われていく。
いつものことだが内臓を押し上げられるような不快感にデイビットはうめき声を詰めた。ぐ、と奥歯を強く噛み堪える。覆い被さられ、体内を開かれたままじっとしていなくてはいけない。男の気配に合わせて動かなくてはならない。それが男に『孕む』為に必要な工程だからだ。
男の背に手を回し、震えながらその体を受け入れる。

「君の事を、愛しているんだ。私の子種を、君の胎で受け止めておくれ」
男が言う。

それは、本心だった。
だから面倒なのだ、とデイビットは思う。
この男は本当にデイビットのことを愛していて、愛していて、そして愛に狂っている。

だから、オレはこの男を拒めない)
その資格がない。愛を、知らないから。

「愛してる。愛しているんだ」

(違う)

「ん、っ…………

これは作業だ。ナカを擦られ、いつも肉を打たれてデイビットは微かな声を上げる。足を上げてその腰に絡めれば、白い太ももに手跡が刻まれた。男は苦しげな表情をし、ごんごんと体を叩きつけてくる。
それは快楽ではなくその苦痛にデイビットは呻いた。

「ああ、私のデイビット。私の妻」
それは、)

「愛している」
「ん……、っ、~~ッ」

ぞくぞくと男から立ち上るそれを感知する。奥へ奥へと向かって蠢いていくもの。それが埋まったタイミングを狙い、デイビットは男の腰に絡めた足をぐっと引き寄せた。

「あ…………ッ」

同時に歯を食いしばる。体を起こした男は急に深いところまでに差し込まれた快楽に目を剥いている。その体を抱き寄せ、奥に奥にと誘い込む。

「は、く、……ぁ、……ん、ん」

ぎゅう、ぎゅうと締め付けていけば男はやがてその精をデイビットの胎内で果てた。びゅくびゅくと肉を圧迫するそれから逃れた後、萎えたそれをずるりと引きずり出す。ひくつく蕾からは注ぎ込まれたその液が溢れ出した。
はぁはぁと息をつく男からのろのろと身体を離し、ぐったりと枕に体を預ける。
どうやらこの行為にもやがて飽きてしまいそうでデイビットは小さく息を吐き出した。

魔術師の男は時計塔の貴族(ロード)の一人だった。
忙しく世界を飛び回っているため、年に数回、こうして許嫁と会い、子どもを胎に仕込むように注ぎ込まれる。
今年で三年目これで六回目だ。

「今回は、孕んでくれるかな」

男はデイビットの腹をやさしく撫でながら言う。
デイビットはただぼんやりと天井を見上げながら、腹の中の熱く蠢く感覚に。そっと手を伸ばす。己の腹をそろりと撫ぜた。
、そうなればいいんだが」
やがてコポ、と男の注いだ子種があふれ出して股を伝う。ぞわりと込み上げる気持ち悪さに身を震わせると男がそれを清潔な布で拭ってくれた。こぷ、こぷ、こぷ。とろり。とろりと。

男は、焦っていた。50代ともなると体力や精力なども下がってきている。その身体や心で交われば満足に達するどころかイケないことの方が多い。

「今日はよかったよ。デイビット」

男は汗だくの体を服を着せて整えながら言った。

「私が送迎できなくてすまないね、君との時間はとても惜しいが、次の予定があるのでこれで失礼する。いい報告、楽しみにしているよ。」

にこ、と笑ってデイビットを抱きしめる。抱き留められたまま、デイビットはこくんと頷いた。
男は満足し、部屋を出て行った。
「数ヵ月後に、また会おう、か……
と、デイビットは小さく呟いた。


***


よお、相棒。おかえり」
男が手配した送迎車、そしてホテルへと帰った。

出迎えたのは、金髪の長い髪に、オレンジ色のサングラス。
デイビットのサーヴァントである。
珍しく玄関まで出迎え、片手には煙草の吸殻。

テスカトリポカには、待機をさせておいて、男の突然の呼び出しに応えた。

ああ」

テスカトリポカが、玄関先で出迎えてくれたことに少し驚きつつデイビットは答えた。
ブーツを脱ぎ、廊下に上がる。

「遅かったな」
「ああ、少し、長引いた

早く男といた部屋から出たくて、シャワーを浴びずに帰ってきた。早く、汚れを流して、さっさと寝てしまいたい。
行為のことは、忘却するわけにはいかなかった。自分が孕む可能性があるからだ。それが、また重苦しい。着替えを取りに、リビングへ向かおうとした。すると突然手を強く掴まれ、強引に引き寄せられる。

「少し、待てよ」
……なんだ」

早く湯で洗い流したいのに、呼び止められて少し苛立ちが声に現れたがテスカトリポカはそんなことお構い無しに、スンスンとデイビットのすぐ横に立ち首筋を嗅いだ。息がかかって、少しくすぐったい。


精液の臭いがする」
………
「オマエの"婚約者"、ってヤツか」
ああ」
は、イイご身分だな。朝から珍しくめかしこんで出かけて、こんな時間までセックス三昧とは」
……離せ」

迂闊だった。獣(ジャガー)の嗅覚というものを舐めていた。筋肉のついた腕からするりと抜けて風呂場へと向かおうとした瞬間、ぐいっと体をまた引き戻される。

「セックス、気持ちよかったか?」

すり、と頬の柔らかい部分を手がなぞる。覗き込むようにして蛇の瞳と目を合わせる。その目の奥に、怒りのような感情が見えた気がした。
デイビットは無表情に「ああ」と頷き。適当に通り抜けようとするが、テスカトリポカは腕を離さない。

「そうか、そりゃ何より」

そして顔を近づけられ、その薄く青い目でじっと覗き込まれる。まるで、こちらの心を見透かすように。

「その割に、デイビット。オマエ、心底楽しくなかった、って顔をしているな?」

瞳孔が、大きく開いたのが自分でも分かった。そして獣の瞳は、デイビットを捉えて離さない。捕食者が被食者を逃がすものかと捉えるように。

「はは、図星か」
テスカトリポカは笑った。
「やはりな。オマエはセックスを、楽しんでいない。そうだろう?」

そう言ってデイビットの腰に手を回す。
ぐいっとブラウスが乱暴に開かれて、千切られたボタンが床に音を立てて落ちていった。

「ッ、おい、テスカトリポカ、そこまでに!」
「黙ってろよ」

廊下の壁に追いやられ、テスカトリポカはデイビットの首筋に顔を埋める。ちゅ、と強く吸われて、その感触にぞわりと震える。あっという間に、シャツの中に手が入り込む。下着をたくし上げられ、たぷんと揺れた乳房に、テスカトリポカの手が蠢いた。黒に塗られた爪が、胸の突起に引っかかり、くり、と弄られる。
その刺激に、デイビットは唇を噛み締めた。そのまま持ち上げるようにして先端をきゅう、と抓まれる。
逃げ出したいのに、強い力で壁に押し付けるように抱きしめられている。
テスカトリポカはフウ、とうなじに吐息を吹きかけていて、耳を柔らかく噛んできた。

「オマエ、その許嫁野郎とのセックスじゃイケなかったんだろう?」
……ッ、は……?」

かりかりと耳を噛まれながらテスカトリポカは笑った。耳に吐息が当てられているせいで、体の奥まで震えがくる。

「じゃなきゃ、こんなに物足りない顔して帰ってくるかよ。なぁ、デイビット」
「く、ん、……っ、あ」
「オマエはな、セックスでイケないんじゃない。その許嫁野郎に愛を感じていない。オマエを子供を産む道具として扱うことに、生理的に嫌悪している」

テスカトリポカの腕を引き剥がそうとしていたデイビットの手の力がゆるむ。首筋を舐めしゃぶる男の吐息。腰に回された、男性の堅い筋肉。ガリ、と跡がつくぐらいに強めに乳首も抓まれる。

「ぅ……!」
「オマエが他愛のないセックスに満足しないのに、相手が満たされているとでも?ヤツの下手くそなセックスでオマエがイケるワケがねえんだよ」
「あ……くそ、っ、ん、……ッ」
「なぁ、デイビット。オマエは、本当は愛されて抱かれて、気持ちよくなりたいんだろう」
「ん、ん、や……ッ、あ!?」

首筋を舐めしゃぶっていた男が乳首をぐりっと捻り上げた。思わず悲鳴を上げて体に緊張が走る。耳元に獣のような呼吸が荒くなった。首筋に、テスカトリポカが歯を立てる。

「オレはな、オマエのそういう所、好きだぜ。愛を知ろうとしてこなかった」
「は……っ、うるさい、黙れ、テスカトリポカ……、ッ!?」

ぐいっとクロッチを膝で押される。ごりごりと雌の機能のその部分を揺すられてガクガクと体が震えた。

「珍しく、雄を誘うような服装してるよな。その送られてきた服、そのオトコの趣味か?は、趣味が悪ぃ」
「ん、……ッ、ぅ、……っ、やめ、ろ!」

スカートをたくし上げられ、ショーツが丸見えになる。服装も下着も、あの男の好みのものをつけさせられている。

「似合わないぜ?デイビット」

かり、と下着の上から引っ掻くようにされた。

「あ、ッ……!」

びく、と体が震える。
テスカトリポカの指先がクロッチをずらしてデイビットの雌の部分に潜り込んでくる。すると、男に出されたものがこぷ、と溢れた。

マジか?後処理もされてないのか?」
テスカトリポカが笑う。
「は……っ、あ、あ、……ッ」

膣から、ごぽりと奥に残っていたものが溢れる。男の精液が太ももを伝って、床にぽたぽたと落ちていく。
その感触にすら感じてしまいデイビットは唇を噛み締めた。

「大事にされてねえなぁ」

指をねじ入れられ、男の精液を掻き出されるように動かされる。ぞくぞくとした感覚が足の指先から頭のてっぺんまでかけ上ってきた。

「ひ、あ」

足がガクガクと震えて立っていられなくなりそうだった。がくがくと体を揺らしテスカトリポカに、悔しいがしがみつく。

「は、……あ、あ、……ッ」
「まさか、中出しされて終わりか?」

止めようとしてくる手をテスカトリポカのもう片方の手が引き剥がす。片腕で腰を掴まれてぐるりと向きを変えられ壁に追いやられる。
尻を揉むように引き寄せられた。抵抗する手を剥がされる間もなく。

指が三本差し込まれた。
ちゅぷ、と粘つく音がして浅ましく締まった肉壁をかき混ぜるようにされる。くぽ、ぬぽ、と空気の混じった音が響いて、デイビットは羞恥で頭が真っ白になった。

「~~っ、や、……っ、やめ、ろと言っている、!」

その指を引き剥がそうとする。しかし、逆にその手首も掴まれ、壁に押し付けられた。サーヴァントの力に、なす術もない。
ぐぽっ!とテスカトリポカは指を引き抜くと太腿の間を後ろからぐいっと開かせた。

「こんなんじゃ子宮に届いてねえよ。もっと奥まで出してもらえ」
「ひ、……ッ、あ、あ、……ッ!」
「オマエの子宮は、もっと深いんだろう」

ぐぷぷぷ、と指の付け根までが差し込まれる。そのまま、ぐりぐりと指を回され、ナカを節だった長い指で刺激される。

「くぅっ、や……ッ」
壁に手をついてぶるぶると震えが止まらない。
「もっと奥にある。もっと深く、もっと、」

ぐちゅぐちゅぐちゅと水音激しく指を出し入れしながらテスカトリポカが言う。ずぼずぼと指の根元まで差し込まれ、そのままぐりゅん、と回された。

「その先がな、一番、気持ちが良いんだよ、」
「は、あ、ああっ」

ぶるっと大きく背中が跳ねる。耐え難い屈辱にたまらず床に膝をついて崩れ落ちそうになったが、崩れようとしたデイビットの腕をテスカトリポカは引っ張ると、そのまま抱き上げられ、ベッドのある部屋へと運ばれた。
ばたんとドアを足で蹴って開けられ、そのままベッドの上へのベッドに放り投げられる。
ベッドが軋み、もがいている内にその体の上にテスカトリポカがのしかかってきて、そのまま唇を奪われた。

「ん、ん、!?」

ちゅ、ちゅる、と唇を合わせ、舌に舌を絡ませる。そのまま歯列をなぞられ、上顎をくすぐられる。ぞくぞくと体が震えて、デイビットはぎゅっとテスカトリポカのジャケットを掴む。
婚約者の男とは違う、長く、厚い舌。ねっとりと舌先同士を擦り合わせ、粘膜同士の熱さを感じる。体の線をなぞるようにするすると腰から尻までを撫で回される。
その感覚に息を吐いた瞬間、ねろりと濡れた舌を一瞬強く啜られた。

「ンン……ッ!」

それだけで視界が揺れて腹の奥がズクンと疼く。積極的なキスにそのまま流し込まれるテスカトリポカの唾液をこく、と飲み下した。ちゅく、ちゅくと舌を吸われ、歯列をなぞられ、舌同士を擦り合わせるようにされる。

「は、……っ、あ、あ、……ッ」
「はは、いい顔になってきたなぁ、デイビット」

ちゅ、と唇を離され。テスカトリポカは笑う。

「オマエはな、そういうカオをしてる方がいい。あの男に対して申し訳なさも感じながら、必死にオレに抱きついてくるのがいい」

唇を舌で濡らしながら見下ろされる。
ちゅ、とキスを重ね、頰。目蓋。首筋に下りていく。シャツを引き裂かれ、その滑らかな肌に歯を立てられた。甘噛みと言うよりも、ギリっと肉を食い込ませるように跡がつくぐらいに噛まれて、その刺激に体が震えた。そのまま、胸の先端にしゃぶりつかれ、「あ、」と小さく声が漏れる。

ちゅく、ちゅくと先端を吸い上げられながら、尖った舌先でぐにぐにと弄られる。腰がびくりと跳ねるたびに、片手で落ち着かせるようにベッドに押し付けられた。

「あ……、っ、あ」
「はは、いい顔をする。このデカい胸も男の劣情を誘いそうだ」

ちゅ、とまた胸に吸い付かれ、舌先で先端を転がすように舐められる。もう片方は指でくりくりと刺激されて、声が漏れてしまう。
違う、全然違う。あの男の疲れた愛撫なんかより、もっと激しい愛撫に体の奥が蕩けそうになる。
腹の奥から ぎゅう、と締まっていく。太ももを割り開かれてテスカトリポカの体が間に入ってきた。
そのまま、足の付け根にぐりっと熱い熱を押し当てられた。その硬さと熱さに、息を飲む。

「は、あ、……ッ」
「なぁ。オマエのココ。もうびしょびしょで、早く欲しいってきゅうきゅうしてる。そうだろ?」

テスカトリポカが足の付け根を割り開いて、その熱をデイビットの雌の部分に押し付けてくる。そのまま、ぬちゅぬちゅと擦り付けるような動きをされて、もどかしい刺激に足を震わせた。

「腰が動いてるぞ、デイビット」

にや、と笑い、耳元にそう囁かれる。否定したくて頭を振るのに、交尾をせがむようにかくかくと浅ましく揺れてしまっているのが自分でも分かった。誤魔化すようにデイビットは口元に手を当てる。
ここで、流されるわけにはいかない。

、自分の方が上手くできると、言わんばかりだな、テスカトリポカ」
「はは、」

男はまた笑った。

「そりゃな、オレの逸話を知らんのか?何人妻がいると思ってる?オレはオマエを最高に気持ちよくしてやりたい」
、な、ぜ、」
「なぜ?そりゃ、オレを喚んだ主だからに決まってる」

ぎし、とベッドを軋ませ、テスカトリポカが腰を離して上体を起こした。つうっと胸の膨らみから腹筋を指でなぞりそのまま下腹まで下りていく。

「オマエがどんな人間なのか、オレは興味がある。オマエはどんな風に愛を欲しがるのか、どんなセックスを好むのか、どんな風に感じるのか、」

興味、それは神であるテスカトリポカの単なる知的好奇心なのか。
それとも、誰にも味方をしない筈の神のお気に入りへの祝福なのか。
くりくりと女陰を、円を描くように素早く擦るとデイビットは逃げるように腰が捩れる。そのまま弾き出すようにぷっくらと充血したそれを摘まれた。

「ひ、あ」

デイビットはゆるく髪の毛を振り乱して声をあげた。
ぐちゅ、と腰が上下するように戦慄く。ひくひく震えるソコはもう男を受け入れる準備ができていた。とろ、とそこからあふれ出したのが目に見えてテスカトリポカはククッと嗤う。

……こんなにできるなら早く俺に抱かれれば良かったんだ、デイビット」

くぱぁ、と指で女陰を左右に開く。赤い粘膜をはみ出させてデイビットの女の場所は発情するように息づいていた。

「今から気持ち良すぎてぶっ壊す気でイカせるからな」

テスカトリポカは低く笑うと、獣の牙を剥くように、にぃ、と唇を歪ませ、デイビットの雌の部分へその雄を一気に突き入れた

「まて、あ……、あ、ひあッ!?!?」

指よりも太いモノが挿入される。ずぶ、ずぶと肉壁を押し広げながら、その質量は無遠慮に押し入ってきた。

「ぐあ、あ……ッ、や、め、あ、とま、とまれ、」

デイビットの体がガクガクと震える。
男のモノとは、圧迫感が違いすぎる。文字通り推し潰されるかと思うぐらいの極太な硬い質量に声が震え上がった。

「はっ、ぁ、ッ――

ぴゅる、と透明な蜜を股間から吐き出して、デイビットは緊張と快楽で目を潤ませた。
それに神は「はは」と笑う。

「どうだ?今日の男のより、優秀だろう?」
……っ、」

とん、と奥をテスカトリポカが小突く。それだけの動きなのに大げさな程にびくりと腰が跳ね上がる。
無意識に、男のモノから溢れるものを欲しがり、逃さないと言わんばかりに柔らかい襞がうねり吸い付いてきていた。

「あ、う……ぁ、あっ」

その現実にデイビットは堪らず目をぎゅっと瞑る。
奥を小突かれる度、自分の口から聞いたこともないような、甘ったるい声が勝手に漏れて、テスカトリポカのものを締め付けてしまう。

「は、……っ、あ!?ん、あっ、やあ……ッ」

絡みつくナカを引き摺るように、テスカトリポカが軽く腰を動かす。根元まで強く突き入れられ、ぐるりと、円を描けるように回される。雄の先端が女の部分の一番奥まで入り込んでくる。
ずぷ、と空気の入り込む感覚にデイビットは髪を振り乱してシーツの上で身体をくねらせた。

、此処だな」
「やぁっ、や……ッ、う、んんっ!?あ、ああっ、」

ずぷずぷと、何度もテスカトリポカは腰を動かし、その先端で女の部分をつついた。

「ココが子宮。届いてなかったんだろう?今まで。」

テスカトリポカはぐ、ぐ、と奥に押しつけるように腰を揺らす。反射的にそれから逃れようとするデイビットの腰を掴んで引き寄せ、繰り返し突き上げていく。

知らない。知らない知らない知らない。

今まで、擦られたことのない器官を、想像したものより数倍太いそれに擦り上げられて脳内で火花が散る。
ビリビリと目の奥に感覚がはしっていく。

「あ、あーー……ッ!!やめ、ろ、や、あッ、いやだ、あ~~――!!」

ガクガクと身体が震えた。身悶える身体を逃すまいと抱きすくめられる。ぎゅうう、と子宮口を肉先を擦り上げるような動きに上がる声も抑えられない。逃げ場もなく暴力的な快楽を与えられるのに、涙が滲んだ。

これが、セックス?
こんなに頭がおかしくなることに夢中にもがくものだったのか?あの男はこんな恐ろしいことをしなかった。ただただ、膣の中を擦られ、生理的な反応していただけだったのに。

「は、ぁ、アッ、ああっ、お

こんなに身体の中を好きに弄られて。規格外のモノで蹂躙されて、強引に壊されていくみたいだ。
とん、とんっと少しずつ揺さぶられるその動きが恐ろしい程の快感を生み出していて、まるで深海で溺死しそうな程の恐怖を感じる。
パンパンッと肉が叩きつけられる音が鳴る。

「あ、ッ、あ、や、あ……っ!」

ガクガクと身体が痙攣する。

「はは、」

テスカトリポカは歯を見せ笑った。

「さっきから軽くイッてるだろ?デイビット」

腰をがっと掴まれ、穿たれる。
また声を上げるデイビットを見てテスカトリポカは熱く息を漏らした。

「なに、最初に言ったろ?今日はおまえの最高の気持ちいい場所探しだ」

触られてもいない胸の尖りがプクリと勃ち、可愛らしく主張する。大きな胸ごとぐにゅりと掴まれて胸の中にすっかり手平を突っ込まれているみたいだ。そのまま強くぐにぐにと揉まれる。

「は、ふっ……ほんとに、期待以上だよ、デイビット」

敏感な両胸をもにゅと強弱をつけて触られながら膣をぬぽぬぽとテスカトリポカに無遠慮に犯される。
その刺激に、脳みそを揺さぶられるほどの快楽に、またデイビットは絶頂に達し、股からぷしゅ、と潮を吹いた。

「ン~~~……ッ!ん、んぅ!」

それに合わせて、ずんっとテスカトリポカのものが一層熱く膨れたのが分かる。肉棒がぶるりと大きく脈動する。
そして欲を出し切るかのように突き上げ、ベッドに逃げ場のないデイビットの体を押しつけながら、荒く息を吐く。

っ、キッツ、そんなに締め付けるんじゃねえよ、デイビット。出したくても出せねぇだろうが」

子宮口を押し潰すようにぐりぐりと先端を押しつけながら、テスカトリポカは汗を垂らし歯を見せた。
その表情は、まるで喰われるとばかりの肉食獣の顔。ずくん、とまたデイビットは絶頂しそうになる。きゅう、と締め付けたのが自分でも分かった。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。

「あ、あ……っ、や……、も……ッ、」

もうずっと絶頂から降りてこられない。結合部の隙間からぷしゅ、ぷしゃぁ、と温かい飛沫が飛び散っていく。足がガクガクと痙攣し空を蹴る。
ベッドが激しく軋んでいるのも耳が拾えないくらいに、ギチギチになった雌肉を埋められたそこから生まれるのは快楽だった。もう、永遠に壊れてしまいそうで、快楽の海に溺れたまま出てこれそうにない。
宇宙。頭の中にバチバチと点滅するような光が見えた気がした。麻薬の中のような甘美で狂ってしまいそうになる甘さ。開いただらしのない口元から零れ落ちていく唾液も拭えない。
ずちゅ、とまた奥深くに突き入れられてデイビットの体が跳ねるように震える。

理性が溶け、もう何も考えられない。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。
もっと、もっと、もっと。
もっと欲しい。
ここで、溺れて、この神様と気持ちよくなりたい。

「は、あ……ッ、テスカ、トリポカ、」

気付けば名前を呼んでいた。目の前の男がぱちぱちと数度瞬きをする。
デイビットはくらくらした頭で、目の前の男の顔を見つめた。
もう何も考えられなくて、ただ目の前の快楽が欲しかった。テスカトリポカの背中に腕を回し、息を上げながら抱きつく。
それはまるで、言葉には無いが「もっと気持ちよくして」と煽るようだった。
テスカトリポカも瞳を瞬かせた。ぞくぞくとその目は愉悦に揺れる。
その表情、最高に

(ああ、)
(喰い甲斐がある)

噛み付くように唇を重ね合わせる。

「ん、んぅ、ふ……ッ、あ、」

舌を絡ませながら、テスカトリポカはデイビットの腰を抱き寄せた。そのまま、ごちゅん、と奥深くに突き入れる。
テスカトリポカが息を飲み、食い縛るのが分かった。

「ぐッ、はぁっ、」
「あ゛……ッ、」

そのまま、ごちゅ、どちゅ、と奥を小突かれて、デイビットの体が痙攣する。もうずっとイキ続けている。
今まで絶頂してこなかった分をテスカトリポカに促され、体内でぐるぐると回っていた分が爆発しているようだった。

デイビット、」
とぎれとぎれの声が耳元に吹き込まれる。ずるっと肉棒がぎりぎりまで抜かれ、ごちゅんっ!!と奥に突き上げられた。

「〜〜……ッ!!、は、……ッ♡、あ、ああっ♡」

荒々しい抽挿を繰り返す。太ももでテスカトリポカの腰を引き寄せながら、ナカを好き放題擦ってくる肉の太い男根に奉仕するように熱い壁がうねる。その肉壁の動きに、テスカトリポカは息を飲む。

「っ、は、」
「あ、あっ♡、ん、あ……ッ♡」

喉を反らせてびくびくと震え、暴力的な快楽を受け入れているデイビットをテスカトリポカは息荒く見つめた。
瞳に蕩けた表情。快楽に舌を出し、唾液が垂れているのも構わずに、突き上げる度に聴いたことのないような甘い声で啼く。
その痴態に、テスカトリポカはぞくぞくと背筋を震わせた。
あのデイビットが、あの無表情で高潔な女が、快楽を貪るように支配されている姿に喉がひくつく。
ぢゅぽ、ぢゅぷと自らのものを襞肉が啜る感覚に脳味噌ごと鷲掴みにされていくような感覚をテスカトリポカは覚える。
限界が近づいてくるのを感じて、テスカトリポカは息を詰めると奥まで男根をしっかりとデイビットに突き刺すように被さった。子宮まで支配するように種を植え付けるための雄の本能にテスカトリポカは唇を歪ませる。

「は、出すぞ、デイビット……ッ」
「っあ♡ああ……ッ!!」

興奮した獣のようにお互いの肌がぶつかる。じゅぷじゅぷと腰を動きされ、テスカトリポカのものは熱くなって絡みついてくる肉を掻き分けるようにごり、と奥まで突き上げ、子宮口を押し潰すようにぐりゅ、と押し付けて果てた。
びゅう、と熱く注がれる精液と、絶頂とそれに続く快楽の連続。

「は、お、ぁ……ッ、あ、う~~♡」

睫毛を小刻みに震わせデイビットは空を見つめ、快感に打ち震える。
頭の先から爪の先まで雷が落ちたような感覚で全身の痙攣が止まらない。
腹の中がどくんと収縮する。愛液と男の性液でにゅるにゅるになったまま。大きな口で食べているみたいにきゅうきゅう、ぎゅうぎゅう締め付けて舐め回すように痴肉を絡める。
まるで最後まで吐き出せと強請るように、テスカトリポカに吸い付いている。その感覚にテスカトリポカは息を詰め、「は、」と息を吐いた 。
どくどく、と名残惜し気に数回奥に吐き出された後、ずるっと太くて大きな質量が出て行った。

「あ……っ♡」

栓がなくなった瞬間、白濁の蜜がびちゃびちゃと溢れ出る。どろどろに熱くなって汗でぐっしょりになった腰が別の生き物みたいにびくっと戦慄いた。
中に出されて、上書きされた。こんなに快感を得られたのは初めてだった。
熱くて、多幸感に頭が蕩ける。もう何も考えられないくらい。

……は、あ……、」

デイビットの体が弛緩する。
そのまま、くたりとベッドに沈み込んだ。
体が灼けるくらい熱い。はあはあと大きな胸が上下する。身体のあらゆる所から甘い痺れが未だに完全に抜けない。
テスカトリポカのものがずるっと引き抜かれ、栓を外されたそこからもぽたぽたと精液が溢れ落ちていた。は、とテスカトリポカが息を吐く音がする。

そして、朦朧とするデイビットの額の髪をむずりと掻き上げられて唇にちゅ、と可愛らしいキスをされた。
労るように数回それを繰り返し、抱き締められる。そのテスカトリポカの腕もまだ温かい。

「気持ちよかったか?デイビット。」
……、ん、」
「はは、そうか、良かったな」

そんなの、聞かなくても分かるだろうに、と回らない頭で思う。
テスカトリポカの大きな手が頭を何度も撫でてくる。他人に触れられるのは好きではないのに。その掌の体温が心地よくてそのまま身を委ねた。
それに安心してほっと息を吐いたのを最後に、そのままデイビットの意識は闇の中に落ちた。


***


ことが終わって眠ってしまった女を見ながらテスカトリポカはぼんやりとする頭で思う。悪くなかった、むしろ、最高だった。
何より、この自分が。興味によってこんな自然とそわそわした感情を持つなんて初めてだ。この行為が、今までになく気持ちが良かった。それは、相手がこの女だったからか?それとも、この女の体質によるものか?
婚約者の男には悪いが、このデイビットを他の男にくれてやるのは、やはり惜しい。

「まあ、渡す気は毛頭無いがな」

その自身の素直な気持ちはテスカトリポカ自身も意外に思っていた。珍しい感情がそこにあったのだ。テスカトリポカはフフッと笑って眠るデイビットの頰を緩く啄み、その額にも唇を落とした。

「おやすみ、オレのデイビット」


その後、婚約相手の男のところまで一人で出向き、一方的に破棄させた。
まあ、やり方はちょっと手荒く、脅しっぽくはなってしまったがまあ良い。オレは寛大だ。
あの男は本当にデイビットのことを愛していたらしいが。
「は、」とテスカトリポカは笑った。

「それならなぜ、全てを捨てて求めなかった?」

あの男はデイビットを愛すのに、その理性だけで全てを捨てなかった。

「アイツを愛してやるなら、もっと覚悟が必要だ。そう、一緒に心中してやるくらいのな」

呆気に取られる男の耳元で、そう囁いてやる。
「まあ、でも、」
テスカトリポカは、その男の顔から興味を失ったように視線を外すとそのまま踵を返した。

「もう、オマエのところにデイビットは帰って来ない。一生掛かってもオレの足元にも届かねぇよ。」

そう言葉だけかけて。テスカトリポカは姿を掻き消した。


デイビットのアパートに帰り、ベッドの上のデイビットを抱き締める。ぎし、とベッドが鳴った。

「あ、」とデイビットが目を覚ます。
……、テスカトリポカ、どこへ行っていた

まだ眠いのだろう。とろりと溶けた空色の瞳でじっと不思議そうに見つめてくるデイビットにテスカトリポカは笑った。

「オマエの冷たい旦那のところ。」
「え?」

驚きに目がまあるくなる。こんなに目の大きい驚いたコイツを初めて見てしまったかも、なんて思いながらテスカトリポカは続けた。

「おまけに婚約解消してきた。」
「は?」

ぽかーん、とあほ面をするのも珍しい。その事に笑いを押し殺しながらテスカトリポカは懐から一枚の書状を取りだした。
びし、とその書状をデイビットに見せつけるように突き付ける。

「これで、オマエは自由の身ってワケ」

その書状をデイビットはまじまじと見つめてぱちぱちと数回瞬きをした。そして、「は?」ともう一度零れた声に、ははと笑う。

研究の費用が

そこかよ。つか、やっぱり政略結婚じゃねえか。
テスカトリポカはその紙をベッドの隅にバサリ、と放り置いた。

……、勝手に、婚約「解消」した?」

デイビットは、その紙をもう一度見つめて、それからテスカトリポカを見た。ぱちぱちと瞬く。

「少しは喜べって、そもそもアイツと相性悪すぎるんだよ。オマエ」
……勝手すぎる、とは言いたいが……、」
デイビットは、はあ、と息を吐いた後、「まあ、いい。」と言った。
「もう終わったことだ」
……そういう潔いやつだよ、オマエは」

デイビットは呆気に取られたように少しぼーっとしてからふっと可笑しそうに笑った。

「物好きが過ぎる。オレなんかにここまでするなんて」
「マジでな はは」

デイビットは、少し考えるように視線を彷徨わせた後、テスカトリポカに向き直り微笑んだ。

「オマエのそういう勝手なところ、オレは好きだよ」


その後、アイツの預金通帳の残高を全て0に書き換えてもやったが、
まあ、それは別の話である。