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ぬこ尻ryo
2024-12-28 19:38:40
1305文字
Public
ワンドロ企画など
聖剣ワンドロワンライ22回 ※竜穴組
聖剣ワンドロワンライ22回
『食卓』
紅デュだけでなく、竜穴組の五歳児デュランとロキパパ(黒曜の騎士)バージョンです。
平和な竜穴組に火花(ていうか大火事)勃発直前な感じ
※竜帝さまが腐男子(パパデュ推し)
※戯言余談→5歳児のころから紅蓮魔になにかしらの因縁というか因果を感じていたのでしょうな、、、
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✦竜穴組の朝ご飯✦
ぱぱ大好き五歳児デュランが竜帝様お手製の朝食を目の前にしてニコニコと笑顔を満面に溢れさせながら、もぐもぐぱくぱくと忙しそうに口を動かしていた。
同僚である黒曜の騎士は、我が子を己の二つの眼で見つめることができる幸せを感じているのか、声を殺しながらむせび泣いていた。
溢れ出る涙が収まる様子はしばらくはない。
生きている間には叶わなかった可愛い息子と過ごすひと時という幸福を、全身全霊でかみしめていた。
隣の席の竜帝様の様子を横目でチラリと伺うと、対面に座る親子を満面の笑顔で眺めている。
すっかりとご満悦のご様子だ。
『竜帝様、普段よりご飯が進んでますね』
と腹心である紅蓮の魔導師は思わず心の声を漏らした。
黒曜の騎士はただひたすらに
『どこに出しても恥ずかしくない自慢の愛息子(五歳児)』
が幸せそうにご飯をもぐもぐしている姿を眺めて涙を流しているし、反対に竜帝様はそんな親子の姿を眺めながら、おひつのお米すべてを食べつくしてしまうのではないかというくらいにお箸が止まらない。
複雑な?感情が入り乱れる空気を察しながら、紅蓮の魔導師がのろのろとご飯を食べていると、突然五歳児デュランと目があった。
デュランは口の中の食べ物をゴックンと飲み込んでから
「ぐれんおにいちゃん、おなか痛いの?」
と小首をかしげて心配そうに様子を伺ってきた。
ちょっと困ったように眉毛をハの字にして見つめてくる五歳児デュラン。
曇りなき眼でまっすぐに見つめられて、一瞬、胸をわしづかみにされる。
紅蓮の魔導師は思わず返事に窮した。
そんな紅蓮の魔導師の些細な変化を見逃すはずがない黒曜の騎士。
双眸に深淵より深く暗い不気味な光を宿し、紅蓮の魔導師を今にも八つ裂きにせんとする猛禽類のように睨みつけていることに気が付いたのは、今の時点ではまだ竜帝様だけであった。
五歳児デュランに気遣われてたじたじとなる紅蓮の魔導師と、その二人を嫉妬の炎を燃え上がらせながら見つめる黒曜の騎士。
握りしめたお箸が真っ二つに割れるのはもはや時間の問題だった。
そんな食卓の光景を見つめる竜帝様は、『はあ、、、尊い』と万感の思いを込めて幸福な嘆息をした。
こんな日常が、これからも続けばいい。
そう願いながら。
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