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木蔦(キヅタ)
2024-12-28 14:16:13
1320文字
Public
ちょぎくに コメディ
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わらしべ長者みたいなちょぎくにの話【ちょぎくに】
ちょぎくに。
長義はまんばに恋してる。でもなかなか上手く行かない。ついツンツンしてしまう。
今日もまんばとお茶したくて有名な羊羹を買ってきた。
厨房を除くとまんばが短刀たちにせがまれてクッキーを作っている。
クッキーを焼くなら羊羹なんて渡せない。
くっそ!と思いながらイライラ八つ当たり。
「猫殺しくん、これあげるよ」
ペイっと押し付けるようににゃんへ。
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羊羹を押し付けられたにゃんは困ってしまう。
甘いものは苦手。
そこに一文字たちが集う部屋に通り掛かる。
「御前、よかったら」
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にゃんからもらったが、他の一文字達は甘い物が苦手なやつばかり。一方羊羹は一本なのでひとりで食べ切れるわけがない。
「そうだ、坊主達にやろう!💡」
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羊羹をジジイからもらったが、実は甘い物は控えている。甘い物は太ると言うので、プニプニした見た目はよろしくない。
「えー、さすがにこれを二人で食べ切れないでしょ。他の誰かにあげようよ」
「縁側にちょうどお茶好きが集まってるよ」
「ちょうど良くない?」
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加州達から羊羹を貰った。茶請けになかなか良い。渋いお茶に甘い物はよく合う。
「しかし既に今日は羊羹を用意していてな」
「タイミングが重なってしまったな」
「でもまあ明日の茶請けにでも
……
」
「あの!みんなでクッキーを作ったんです!」
「よかったらどうぞ!」
短刀達がクッキーの包みを持ってきてくれた。
「やあ嬉しいな、美味しそうだ」
「隊長さんと一緒に作ったんです!」
「じゃあクッキーの代わりにこれをやろう」
「羊羹だ!」
「ありがとうございますー!」
短刀達は羊羹を持って厨に戻っていく。
「おや、クッキーの包みが一個多かったようだ」
「羊羹のお礼に加州達にあげたらどうだろうか?」
「そうだな」
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「クッキーもらったんだけど」
「太るじゃん!」
「うーん。あ、じゃあ羊羹のお礼にあげるのはどう?」
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「クッキーか。洋菓子はあまり苦手でな。南泉なら食べるだろうか?」
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「う
……
また甘い物が回ってきたにゃ
……
なんでこんなことに
……
あいつのせいだにゃ!!」
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「は?クッキー??」
なぜか長義の手元にクッキーがある。ちょっと不格好で可愛らしい包み。
クッキーと言えばさっき厨で作っていた。明らかに手作りなので十中八九それだろう。どうしてこんなことに??
長義は状況がわからず、厨に向かう。
「お、俺まで食べて良いんだろうか」
「隊長さんは僕達にクッキーを作ってくれたので当然ですよ!」
「しかし俺が数に入ったせいで羊羹が小さく
……
」
「みんなで食べた方が美味しいです!」
なぜか長義が買ってきた羊羹が写しの目の前にある。どういうこと???
この後長義くんは、実質まんばと贈り物交換をしたようなものだと気づき、桜吹雪状態になります。
補足
「まんばが作った」「みんなで作った」って言ってるけど、まんばが生地を用意して、みんなで型抜きしたので、まんばが作ったしみんなで作りました。
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